SFA 営業支援システム という言葉が、日経など新聞で多く登場します。営業支援システムって、何をするシステムなの?というのを感じる方も多いと思います。
多くの 営業支援システム は 営業マン を サポート する ツール のことをさします。名刺のOCRアプリもそうですし、スケジュールの自動調整ツールも、SFA(営業支援システム)という範疇になります。
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しかし、現場の営業が欲しいシステムは、自動的に システム で 営業 をしてくれて、売上になるシステムです。しかし、そんなものはないですよね。
そこで、その前のSTEPとして、
自社商品やサービスの紹介メール送信
顧客データの管理
売上集計
という内容になるのですが、それが、低コストで、できるのが、今回ご紹介するZoho CRM ゾーホーシーアールエム になります。
営業としては、ある程度、そういった営業を都度都度してくれるツールがあるのは便利ですし、営業戦略を立てる上でも、いいですよね!
Zoho CRMとは ゾーホー について
Zoho 日本公式ホームページ
https://www.zoho.com/jp/
Zoho CRMとは、クラウドソフト型の顧客管理、営業支援システムです。
Zoho CRMは、世界15万以上の企業で利用されているCRMで、もともとインドのZoho Corporationが開発したサービスです。日本支社もあります。CRM以外にも、経費清算などのシステムも提供しているサービスです。
Zoho CRMについては、公式ホームページで、Youtube動画でも紹介してくれています。
▼紹介 youtube 動画
3分でわかるZoho CRM
Zoho CRM できること
Zoho CRM の特徴は、AI 人工知能 です。
データをもとに、システムが、注力すべき顧客をレコメンドをしてくれます。
売上がたちやすいのは、どのプロジェクト化を、システムが判断してくれるのです。
今まで、経験で、、、という名のカンで、戦略を立てていたのが、ガラッと変わります。
また、日々のルーティンワークを自動化するワークフロー機能などもあります。
ルーティンワークを、フロー図として、作れるので、作業の漏れが発生しなくなります。
もちろん、顧客情報の管理も可能です。
そして、ZOHO CRM は、モバイルアプリを、アンドロイド、iosで、展開しているので、外出先でも、利用はできます。
Zoho CRMのAI Zia ジア
Ziaというのが、ZOHO の AIの名前です。
Ziaは、Zoho Inteligence Assistant (インテリジェンス・アシスタント)の略
引用:ZOHO Zia
https://www.zoho.com/jp/crm/feature/ai/zia.html?src=dd
自動化を進める上で、重要な人工知能は日々アップデートされており、豊富なデータを元に機械学習をしているそうです。
たとえば、データを投入しておくことで、顧客の行動時間を計測。
その行動履歴から、顧客が会社にいて、電話がつながりやすいタイミングを、教えてくれたりします。
こんなの、経験則で、何時にかければいい!という人もいるかもしれませんが、不在にしている時間、何分無駄になると思いますか?
取次ぎなどで、長いと5分。
これが、1日に10回あれば、もう1時間です。
こういうことの積み重ねが営業コストを下げていけるということを理解していくことも大事なことになります。
Zoho CRM 利用 メリット
Zoho CRM の利用メリットですが、最大のポイントはAIですね。
こんなことも可能になります。
- 登録情報をもとに、どの顧客を重点的にアプローチすべきかがわかる
- 案件ごとの受注確率を算出。売上予測スコアを色分け表示
- 作業パターンから、マクロやワークフローで自動化可能業務を提案
そして、上記につながってくるデータなのですが、
Zoho CRM なら、電話、メール、SNSでのやりとり、資料も一元管理できて、それをデータソースとして、活用することが可能になります。
- コミュニケーション内容の記録
- zoho CRMでの受信も可能
- そして、もちろん、電話などの発信も出来ます。
この辺は、zoho CRMを使いたくなる理由ですね。
お試しでも、使いたくなると思います。
そして、メリットのもう1つが、ちゃんとしたSFA、CRMツールとしては、比較的安いことですね。
他社だと、下手をすると、10万円以上かかるコストが、数千円でできてしまうことも。
Zoho CRM 欠点
Zoho CRMの欠点も考えてみました。
- UIがわかりにくい
- 日本語がおかしい
- 入力項目が多い
- モバイルアプリ 機能利用制限
- データ量次第で効果が変わってくる
上記になります。
実が、最後のデータ量の部分は、大事なポイントです。
データ量がたくさんないと、AIのよさが生きてこないので、確実に、ここは、登録するデータ量を増やして、活用していったほうがいいです。
それによって、AIの精度もあがって、システム的な戦略展開が可能になるからです。
組織としては、経験よりも、システマチックに考えられたほうがいいですからね。
Zoho CRM 主な機能
Zoho CRM にある 主な機能をいくつか、ピックアップします。
チャットボット機能
Webサイト訪問者に対して、チャットボットでお迎え可能です。
資料請求、問合せフォーム機能
MA(マーケティングオートメーション)的な機能として活躍可能なwebフォームも標準装備。数値化することで、分析しやすくなります。
分析レポート
リアルタイムに分析結果を表示できるレポート機能をもっています。目標への進捗状況レポートや、売上につながっている営業マンの抽出、売上予測機能レポート。
営業戦略のサポート力が圧倒的ですね。
外部サービス連携
外部のクラウドサービスとの連携も可能です。
- G Suite
- Outlook
- Google 広告
など
各サービスとの連携が可能。
Zoho CRM 導入効果
これは、公式ホームページに掲載されていた数字です。
商談化率
300%アップ
一人当たりの売上高
41%アップ
顧客の解約率
-27%
商談にかかる期間
-24%
*2020年8月28日時点
*データは、Zoho CRMを利用中のユーザーに対し実施したアンケート調査結果
参照:Zoho CRM 導入効果
https://www.zoho.com/jp/crm/?zmc=zoho-faireft=ohome
この数字で考えると、仮に1億円の売上の会社で営業が5人いた場合。
41%アップするなら、1.4億円の売上になります。
十分、導入効果でていますよね。
Zoho CRM 料金
Zoho CRM の 料金は、5段階あります。
- 無料プラン
- スタンダード
- プロフェッショナル
- エンタープライズ
- アルティメット
の5段階です。
下に行くほど、月額費用は上がります。
ただ、1番高いアルティメットプランでも、1ユーザー5,400円/月額。
かなりリーズナブル、低コストです。
AIの機能が使えるのは、エンタープライズプランからなので、
ちゃんと営業支援システムを入れたいなら、この4,200円のプランを選びましょう。
ちなみに、お試しクラスの無料プランは、3ユーザーまで無料で、基本的には、以下の機能しか使えません。
- 連絡先の登録
- 商談の蓄積
- 標準レポート
- チャート分析
機能くらいです。
容量もチームで1GBしか利用できません。
ちゃんと、営業をあげるために、やっていきたいなら、エンタープライズプランの導入を検討したほうがいいです。
※すべて年間契約の場合の料金を記載しました。
*2020年8月28日現在
参考:ZOHO CRM 料金プラン
https://www.zoho.com/jp/crm/zohocrm-pricing.html
まとめ Zoho CRM で 営業戦略の自動化?
いかがでしたでしょうか?
SFA(営業支援システム)のイメージがつくようになりましたでしょうか。
結局、何ができるの?
というところで、営業業務を簡単にしてくれるシステムなんです
そのためには、顧客管理となるCRMが必要です。
そこに注力されているクラウドシステムが、Zoho CRMになります。
もちろん、Zoho CRMを導入するかどうかの判断は、各企業ごとに考えるべきですが、AIをここまで活用できるツールは、なかなかありません。
AIを活用することで、営業の無駄を省く。
ここが、Zoho CRMの最大のメリットだと思います。
特に、中小企業の場合、費用が、比較的安いSFAなので、おすすめですね。
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グループウェア コミュニケーションツール
こちらは、このメディアで過去に紹介したグループウェア系の記事です。
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