Google フォーム カスタマイズ にも活用できる Google Apps Script。Googleが提供するプログラミング言語であるGoogle Apps Script(GAS)で、できること Googleフォームのカスタマイズで、こういう使い方ができるよ!などを解説します。
Google Apps Script(GAS)は、JavaScriptがベースのプログラミング言語で、初心者でも、カスタマイズやサンプルからの作成がしやすいプログラム言語です。
Google chromeなどのwebブラウザさえあれば利用可能なGoogle Apps Script(GAS)は、特別な環境が不要で、スプレッドシート、Googleフォームのカスタマイズで大活躍しますよ!
ちょっとした改修で、Google Apps Script(GAS)を導入することで、Googleフォームをより実用的に利用できるようになります!
業務システムや、ちょっとしたシステムの開発に費用をかけられない中小企業のweb担当者や、大企業でも予算の稟議がなかなか通らないときなどに、Google Apps Script(GAS)は、きっと役立ちます!
今回この記事では、Google Apps Script(GAS)について解説しつつ、Googleフォームでこういうカスタマイズができる!などの情報をまとめていきます!!
- 1 Google Apps Script GAS とは
- 2 Google Apps Script メリット
- 3 Google Apps Script できること
- 4 Google Apps Script 連携可能なGoogleサービス
- 5 Google Apps Script 学習 おすすめ 動画
- 6 Google Apps Script 使い方
- 7 GAS Google フォーム カスタマイズ
- 8 Google Apps Script デメリット
- 9 Google Apps Script できないこと
- 10 まとめ Google Apps Script で Google フォーム カスタマイズ など ビジネス 時短
- 11 ■Google フォーム 関連記事
Google Apps Script GAS とは
Google Workspace Google Apps Script
https://workspace.google.co.jp/intl/ja/products/apps-script/
Google Apps Scriptとは、Googleが開発、提供しているプログラミング言語です。
Google Apps Scriptは、JavaScriptベースの言語になっていますので、web制作をしたことがある、携わっている人には、おなじみの言語ですね。
Google Apps Scriptは、Google Chrome や、edgeなど、Webブラウザ上で動作します。なので、インフラ環境を特別に用意することなく、プログラム開発が可能です。
Google Apps Scriptは、学習コストが低いのもおすすめな点です。インターネットで検索することで、Google Apps Scriptのサンプルはたくさん出てきます。これも、Google Apps Scriptのメリットですね。
Google Apps Scriptは、GASとも略されます。ガスと呼ぶ人もいます。
GASはサーバサイドスクリプトになります。Googleのサーバ上でスクリプトが実行される仕組みになっています!
Google Apps ScriptはGoogleアカウントを使用している人であれば、誰でも無料で、利用できます。無料のGmailアカウントでOKです。しかも、PCのOSも選びません。PCのOSは、Windows でも Macでも、どちらでも利用できます。極端な話、スマホブラウザでも、Google Apps Scriptの開発をすることは可能です。
Google Apps Script メリット
Google Apps Script メリット を かんたんに書くと、
- 環境構築不要
- 無料
- どこでも開発できる
- Googleの各種サービスとの連携がしやすい
- Google以外のサービスとも連携できる
といったことですね。
Google Apps Script できること
Google Apps Script できること を解説します。
Google Apps Scriptで、こんなことができます。
- メールの自動送信・返信
- スプレッドシートの値でアラートメール送信
- 短縮URL作成
- 住所からGoogle MapのURLを作成
- 日付から営業日かそうでないかを記述
- Googleフォームに回答があったらメールで通知
- Googleフォームに記入されたメールアドレスに自動返信
- スプレッドシートの編集内容をGoogleドキュメントに出力
- 今日のGoogleカレンダーでの予定をslack通知
- 特定の相手からのメールをSlackで通知
- データ収集(Webスクレイピング)
- twitter 自動 予約投稿
基本的には、Googleサービス連携、そして、Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどの外部サービスとの連携が可能です。
webhookを使ったりすれば、その連携の幅は無限大にも広がります。
Webhookの詳細は、こちらを参考にしてください。
幅広く連携できるのが、Google Apps Scriptの魅力であり、できることです。
Google Apps Script 連携可能なGoogleサービス
ここで、Google Apps Scriptが、連携可能なGoogleのサービスを列挙しておきますね。
主な連携可能なGoogleサービス
- Gmail
- Google フォーム
- Google ドライブ
- Google カレンダー
- Google ドキュメント
- Google スプレッドシート
- Google スライド
- Google マップ
- Google 翻訳
となっています。
Google Apps Script 学習 おすすめ 動画
Google Apps Script 使えそうだな~と思った方。ぜひ、次のアクションとして、Google Apps Scriptの基本を学んでいきましょう。Google Apps Scriptの基礎を学びたい方向けに、おすすめのYoutube動画をご紹介します。再生回数は10万回を突破しているGoogle Apps Scriptの基礎を解説してくれている動画です。
Google Apps Script(GAS)の基礎を2時間で習得できる!というのが、この動画のポイントだそうですね。スプレッドシートへデータ書き込みしたり、メール自動送信ができたりする、そんなプログラミングを学べます。
業務効率化の実現につながる基礎知識なので、きっと、Google Apps Scriptを学ぶ上で、Google Apps Scriptのイメージをつかみやすいと思いますよ。
Google Apps Scriptは、ビジネスに直結するような処理を扱えるので、おすすめです。Google Apps Scriptについて知りたい方は、参考までにぜひ、視聴してみてくださいね。
Google Apps Script 使い方
動画を見ていただいている場合、Google Apps Script 使い方 の イメージができているかもしれませんが、Google Apps Script 使い方 を解説していきます。
Google Apps Script インストール
Google Apps Script インストール されているかどうか、最初にチェックしましょう!
Google Apps Script インストール 方法 は
- Googleドライブにログイン
- 「新規」ボタンをクリック
- 「その他」を開く
- Google Apps Scriptがあればインストール済
- なければ「アプリを追加」をクリック
- 「Google Apps Script」を探して選択
- 画面の流れに沿って、インストール
とっても簡単にGoogle Apps Script インストールできますよ。
Google Apps Script 使い方 エディタ表示
続いて、Google Apps Scriptのプログラムコードを書くためのエディタを表示させて、プログラムコード(スクリプト)を書く準備をしましょう。
- Googleドライブを開く
- 「新規」をクリック
- Googleスプレッドシートを選択
- 画面上部のメニューにある「ツール」を選択
- 「スクリプトエディタ」を選択
これで、エディタが開きます。
基本的には、画面に表示されている
function myFunction() {
のあとに、プログラムコード(スクリプト)を書く感じです。
なお、エディタの上部にある「無題のプロジェクト」は、タイトルなので、開発するプログラムの名前を任意で付けましょう。全角ではなく、半角英数字の名前が理想です。
Google Apps Script プログラムを実行する方法
Google Apps Script の プログラムを実行する方法は、
メニューバーにある再生ボタンをクリックします。
なお、初めてGoogle Apps Script 利用時は、Google Apps Script の 利用 の 承認を求められますので「許可を確認」を選んでください。
GAS Google フォーム カスタマイズ
Google Apps Scriptなら、Googleフォームのカスタマイズも簡単です!
たとえば、
Googleフォームで投稿されたら、自動返信メールを送る仕組み
こちらは可能です。
あらかじめ設定したメールのタイトル、本文のメールを自動返信してくれます。
また、スプレッドシートからGoogleフォームの質問の選択肢を追加することも可能です
47都道府県の選択など、プルダウン形式の質問で選択肢が多い質問の場合、便利です。
Googleフォームで、条件分岐が発生するような質問を作りたい場合にも、Google Apps Scriptで、Google フォーム カスタマイズが可能です。
たくさんのGoogleフォームを自動で作りたいときにも、実は、Google Apps Scriptで、大量にGoogleフォームを作れたりします(GoogleFormAPIが2021年にできたので、それでもOKだとは思いますが)
というかんじで、Google フォーム カスタマイズでは、Google Apps Scriptを活用するパターンが多いんですよね。
Google Apps Script デメリット
Google Apps Scriptのデメリットについて解説します。デメリットというか、Googleアカウントが、無料版か、企業向けの有料版かで、機能の制限があるのです。
Googleアカウントが無料版なら
- 1回の実行で6分まで
- メール送信先は1日あたり100件まで
- 1回の実行につきメール送信先は50件まで
- 1回の実行につき、添付ファイルサイズは、25MBまで
- メール本文のサイズは200KBまで
となっていますので注意してください。
Google Workspace(有料)なら
- メール送信先は1日あたり1500件まで
- メール本文のサイズは400KBまで
に増加します。
その他の制限はGoogle Apps Scriptの制限詳細をご参考にしてくださいませ。
Google Apps Script 詳細
https://developers.google.com/apps-script/guides/services/quotas#current_limitations
英語なので、ディープエルなどで、読んでみると、いいかもです!!
Google Apps Script できないこと
Google Apps Script(GAS)を使っても、できないことも、ご紹介します。
ブラウザ操作ができない
スプレッドシートで、新規タブを開くことはできません。また、Gmailを開くこともできません。当然、Googleスライドを開くこともできないです。
ローカルファイルとの連携
実は、Google Apps Scriptは、ローカルPCに保存されているファイルにアクセスして、プログラムを動かすこともできません。ブラウザベースだからですね。
PDFの読み取り、編集
Google Apps Scriptは、PDFの作成・出力はできますが、PDFの読み取り、編集は、できないです。
とはいえ、Google Apps Scriptのできないことも、徐々に変わってくる可能性はあるので、都度、Google Apps Script公式サイトをみて、確認するようにしてみてくださいね。
まとめ Google Apps Script で Google フォーム カスタマイズ など ビジネス 時短
Google Apps Script について、解説してきました。Google Apps Scriptなら、いろいろなことができます。Google Apps Scriptは、GASと呼ばれ、ガスなんて読み方もされますが、とっても便利なプログラミング言語です。
Google Apps Scriptでは、Googleのサービス(例:Gmail、Googleフォーム、Googleスプレッドシートなど)と連携して活用することで、仕事を時短にすることができます。しかも、無料で使えて、サーバなどの環境準備も不要です。Google Apps Scriptによる連携プログラムで普段の仕事を効率化していきましょう。
生産性向上のため、Google Apps Scriptを学びたい方向けに、おすすめの動画もご紹介しておきました。また、Google Apps Scriptの使い方、Googleフォーム カスタマイズなどの事例もご紹介しました。
Google Apps Scriptは、Google以外のサービス(例:Slack、chatwork、Trelloなど)とも連携可能なのも、魅力的で、通知などの機能は、本当に便利です。親和性が高いスプレッドシート同様、離れた相手がいるプロジェクトでも有効です。
マーケティング情報の整理などにも使えるGoogle Apps Script。Google Apps Scriptの理解を深めておくことで、ちょっとしたシステム開発もお手軽に可能です。Google Apps Scriptで、Googleフォームもお問い合わせフォームに変身しちゃいます。Google Apps Script 有効活用していきましょうね。
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