【アクセス解析】ヒートマップ 分析方法 使用方法 調査内容別 で 考えてみた!

ヒートマップを使った分析方法、使用方法につて解説。調査したい内容別に、まとめてみました。

ヒートマップで調べられることを把握して、自分のサイトのヒートマップ分析をしてみましょう。

ヒートマップはホームページのページ内のアクセス状況を調べられるツールです。無料で使えるツールから、有料の月額課金のツールまで、いろいろとあります。

しかし、そもそも、ヒートマップの分析方法、使い方を知らないケースが多いと思います。自社のwebサイトをより深く理解するために、ヒートマップ 分析方法、使用法を把握しましょう。ホームページへアクセスしてくれるユーザーのインサイトを効率的に分析して、より多くのコンバージョン、PV(ページビュー)を掴めるようにしましょう。

ヒートマップとは

ヒートマップはホームページにアクセスしてくれたユーザー行動を可視化でき、ホームページの改善に役立ちます。

ヒートマップは俯瞰的に、アクセス状況を可視化することができ、アクセスの数字データの強弱を色で視覚化してくれます。

ヒートマップとは、どんなものなのか、イメージできる動画をご紹介します。ヒートマップで有名なミエルカというツールの提供をしている株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)社の動画です。

Youtubeで掲載されているヒートマップ動画なので、イメージつきやすいと思います。無料で見られます。

ヒートマップ自体は、聞いたことある方も多いと思いますし、実際、ヒートマップ自体を導入している方も多いと思います。

しかし、ヒートマップを使って、アクセス分析して、ホームページの改善までやっている会社は、少ないと思います。

では、なぜ、ヒートマップを使って、アクセス分析をしないのでしょうか?

ヒートマップ アクセス分析 しない 理由

ヒートマップ を使った、アクセス分析をしない理由は、いくつかあると思います。

考えられる理由、聞いてみた理由を並べると

  1. ヒートマップ 何に使えるかわからない
  2. ヒートマップ 見ただけで満足している
  3. そもそも、Googleアナリティクスでも分析していない
  4. ホームページの改善はあまりしていない
  5. 面倒だから

といった内容に集約されました。

正直、後ろの3つは、意欲の問題が大きいので、おいておきます。

ヒートマップ 見ただけで満足している というのは、分析状況を、ヒートマップ 管理画面からは見ている、ということになります。

そして、そりゃそうだよね。という結論に至っているから、という声もありました。

例を挙げると、ファーストビューで90%になっていて、ファーストビューにあるバナーなどのクリック数で、ヒートマップを見なくても、わかるから、というのもあります。

ただ、こういった方も、実際は、ヒートマップ 何に使えるかわからない という部分も多くあると思います。

ということで、そもそも、ヒートマップで、何を分析できるのか?を解説していきます。できるだけ、逆引き的に、何ができるか、から、ヒートマップ について、解説をしていきますね。

ヒートマップ できること

ヒートマップは、直感的にユーザーの行動を分析できます。

使いこなすことで、ホームページ改善の大きな指針になります。そこで、ヒートマップを使った調査で、できることを、まとめていきます。

ヒートマップ 調べられること 一覧

  1. 回遊率 改善 調査
  2. サイト内 誘導 調査
  3. コンテンツ不足 調査
  4. デバイス調査
  5. レイアウト 適正 調査
  6. コンテンツ クリック 調査

になります。

これらの調査の目的、効果は、

ヒートマップ 調査 目的

になります。

参考にしてくださいね。

もちろん、効果は、副次的に、直帰率を改善したり、サイト内滞在時間を長くしたり、SEO対策につながり、検索結果の上位に、ホームページが掲載されたりもします。

ヒートマップ 分析方法として、個別に解説します。

ヒートマップ 分析方法

個別に、それぞれの調査内容、目的、効果について、解説しますね。

回遊率 改善 調査

ヒートマップは、クリックの多い箇所の色が変わります。そして、クリックされない箇所には色がつかなかったりします。

結果、クリックされた箇所が、リンクのない場所ということもあるのです。

これは、リンクがないことで、損している個所になります。

回遊率の落ち込みにつながります。

UX上も、ユーザーに不満を抱かせます。

そのため、回遊率をあげるためにも、クリックできないのに、クリックが多い場所が、ホームページ内にないかを調べるために、ヒートマップを使います。

これで、おかしな箇所があれば、さっさと、リンクを張りましょう。

リンクできないことにガッカリして、離脱するユーザーを拾えます。

リンク先がなければ、そのページを作りましょう!

ただ、LP(ランディングページ)などの場合、別ページに遷移させたくないですよね。この場合は、関連する商品詳細ページに誘導してもいいと思いますよ。

サイト内 誘導 調査

よくある話で、目的は、ショッピングカート、あるいは、商品詳細ページへの誘導のページなのに、別のページへの遷移が多いケース、ありますよね。

一昔前のランディングページで、Google広告から誘導があっても、サイト内のあっちこっちに導線が張ってあって、目的に購入誘導につながらない!みたいなパターンです。

そこで、ヒートマップ分析の活用です。

ヒートマップで、そういう変な誘導がないか、それが、悪影響を与えていないかをリサーチできるのです。

ユーザーのモチベーションを維持させて、そのホームページが誘導したいページに流れているかを調査するために、ヒートマップを使います。

ヒートマップを活用して、ページ内のコンテンツ上、誘導したいページに流れるよう、設計しているか、チェックしてみましょう!!

コンテンツ不足 調査

いくつかのwebサイトのヒートマップを見ていると、たまに、特定部分だけ、飛んでいて、次のコンテンツのクリックや閲覧がされているケースがあります。

あるいは、ページの頭と終わりと、サイドバーだけ見られているTOPページもあります。

えてして、こういう状況、すなわち、間のコンテンツが読み飛ばされている状況のときは、コンテンツが不足しています。

ヒートマップなら、ページ内のコンテンツ不足を可視化できます。

しっかりと、ページの中にあるコンテンツが読まれるように、情報、コンテンツをアップデートさせましょう。もちろん、それは、webデザイン的な部分もあるかもしれませんが、多くは、情報の中身、量であります。

足りていないコンテンツを追加することで、コンバージョン率を向上するケースもあります。サイト内誘導調査と同じく、適切な誘導ができているかを分析しましょう。

ヒートマップを利用して比較すれば、コンテンツ改善の結果は目に見えてきますよ。

デバイス調査

Googleアナリティクスで、あるいは、体感値で、スマホが多いよね、自社サイトを見ているユーザーは。

そんなかんじで解決してもいいですが、ヒートマップ分析なら、より深い価値まで調査がしやすくなります。

スマホで見られているなら、どの場所がクリックされやすいのか、どのコンテンツが、スマホだと興味を引いているのか。

こういった分析ができます!

最近では、タブレット、インターネットTVなど、スマホ、PC以外のデバイスでのホームページ利用も増えていますからね。

レイアウト 適正 調査

ヒートマップは、クリックの多いところに色がつくのですが、色が濃い箇所は、ユーザーのクリックが多い注目のコンテンツなわけです。

しかし、その周りのコンテンツでもクリックが増えているでしょうか?

レイアウトの適正調査とは、本来、クリックの多いコンテンツのまわりのコンテンツのクリック状況や、ファーストビューにリンクがほとんどなく、クリックされにくいレイアウトになっていないかを、可視化できる調査なんですよ。

レイアウトの適正調査を行うことで、ホームページの回遊率、誘導率があがっていけば、リスティング広告や、ディスプレイ広告、SNS広告から集客した際に、ユーザーの遷移が固まってくるので、結果、コンバージョン率アップにつながります。

水と同じで、流れは、流したい方向に流すのです。

コンテンツ クリック 調査

こちら側が、おすすめしたい情報、コンテンツへのクリック、アクセスがきちんと機能しているかを、ヒートマップで分析できます。

また、CSSなどで、コンテンツ表示を隠している場合などで、そもそも、情報を隠すのではなく、そのまま表示しておいた方がいいのかどうか、なども調査できます。

例として、Q&Aコンテンツです。

Qに対してのA(答え)を隠しているケースありますよね。

このとき、Aが多くクリックされていれば、ユーザーは、そのQAを知りたい!ということになります。

つまり、そのQAにまつわるコンテンツは集客につながるし、商品に関わることなら、そこは改善すべき箇所だと想像できます。

ヒートマップで分析するだけ、ユーザーの興味関心を知れるのです。

これは、プラスですよね。データマーケティング上。

ヒートマップ 無料 ツール

せっかくなので、いくつか、ヒートマップ 無料 サービスをご紹介しますね。

ヒートマップ 無料 解析ツール User Heat

User Heat 公式ホームページ
https://userheat.com/

スマホサイトもPCサイトも無料でヒートマップ分析できます。URLを入れるだけで、簡単に無料でヒートマップ分析ができます。ホームページ内のユーザー行動を可視化!!

老舗 ヒートマップ 無料 ツール Ptengine

Ptengine 公式ホームページ
https://www.ptengine.jp/

世界で20万以上の利用者を持つPtengineは、ヒートマップツールの老舗。

利用者の満足度も高く、90%以上が満足しているヒートマップツール。

月間3,000PVまでが無料プランの対象です。

ヒートマップ 無料 なら Microsoft Clarity

Microsoft Clarity 公式ホームページ
https://clarity.microsoft.com/

ご存知、マイクロソフトのMicrosoft Clarity。2020年10月から利用可能になって、この10月は、結構、話題で、twitterでも、レビュー記事が立ち並びました。

無料で、しかも、ユーザーの動きのレコーディング機能もあるんです。動画で、ページ内の動きを見れますよ。

しかも、無料で見れるページビューの上限もありません。

また、Googleアナリティクスとの連携もできます。

ちなみに 以前に、Microsoft Clarityについての紹介記事も書いていますので、参考にしてみてくださいね。

マイクロソフト クラリティ 無料 ヒートマップ 行動データ分析 で サイト改善

Microsoft Clarity ヒートマップ 分析は、PC、タブレット、スマートフォン表示別に切り替えることができますので、そういう点でもおすすめですね。

まとめ ヒートマップ 分析方法 使い方を把握し、Webサイト改善を成功体験に!

ヒートマップ 分析方法 として、6つのできることを解説しました。

結局、何ができるかを、知らないで、闇雲に調査しても、意味がないですからね。

これがしたい!という目的から、ヒートマップを使った基本的な分析方法をまとめてみたので、参考にしてくださいね。

そして、最後に、無料のヒートマップツールもご紹介しました、

ヒートマップ分析を活用して、自社ホームページ、ブログといったWebサイト改善を効果的に行いましょう。

改善できなくても、試みて、成功体験をつかんでいくことが大事です。企業にとって、データマーケティングの成功は、DX戦略にかなった展開です。ユーザーの行動データを、ヒートマップで分析して、CVやPV数を増やせるような改善をしましょうね。

ヒートマップは、SEO対策、UI/UXの最適化にも関連しますよ。

 

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