GA4 初期設定クロスドメイン社内アクセス除外データ保持期間のおすすめ設定方法

2022年7月7日
2022年6月9日
アクセス解析分析
マーケティング, 業務効率化, web制作, 企業向け, 初心者向け, webマーケティング, google

Googleアナリティクスの最新版、GA4 初期設定でおすすめ設定 3つをご紹介します。GA4で概念や、設定方法の変わるクロスドメイン社内アクセス除外データ保持期間について、かんたん解説していきます。

Googleアナリティクスの新規格である、GA4（ジーエーフォー）。2022年7月くらいから、設定を始める企業も本格的に増えてきます。なぜなら、従来のGoogleアナリティクスは、2023年7月まで！とされているからです。

そこで、今から、GA4 初期設定を進めていかざるを得ない方向けに、GA4 でおすすめ設定 3つをご紹介します。

GA4 最初何すればいいの？
GA4の標準設定って？
GA4は画面が変わって、設定方法がわからない

といった悩み、課題をお持ちのweb担当者、webディレクター、広告代理店の方などに、GA4の初期設定について、解説していきます。

GA4についての基礎知識を高めていただき、GA4の初期設定、やっておいた方がよい設定の設定方法について、書いていきますが、サイトマスター、web担当者、ECサイト運営者、webプロデューサー、web制作会社、webディレクター、広告代理店、PR 広報向けの記事になっております。GA4の初期設定、一緒に学んでいきましょう！

1 おさらい GA4とは
2 GA4 おすすめ初期設定
3 GA4 クロスドメイン設定方法
4 GA4 社内アクセス除外設定方法
5 GA4 データ保持期間設定方法
6 注意 GA4 ディレクトリごとの閲覧権限設定
7 GA4 初期設定解説動画
8 まとめ GA4 おすすめ初期設定 3選最低データ保持期間は伸ばそう。
9 Googleアナリティクス関連記事

おさらい GA4とは

Google アナリティクスソリューションズ
 Google アナリティクス 4 でこれからに備えましょう
 https://analytics-ja.googleblog.com/

GA4とは、Google Analytics 4 の略称で、ジーエーフォーと呼ばれます。GA4は、ユニバーサルアナリティクス（UA）の次のバージョンにあたるGoogleアナリティクスです。

従来のGA、ユニバーサルアナリティクス版のGoogleアナリティクスは、2023年7月にサポート終了ということで、計測ができなくなります。かわって、Google Analytics 4でデータをとるようにしてくださいね！ということになっていますね。

具体的には、従来のGA、ユニバーサルアナリティクス版のGoogleアナリティクスは、2023年7月1日ですべてのトラッキングができなくなりますのでご注意ください。2023年の12月31日まではレポートの画面自体は見えるそうです。

GA4は、Webサイト＋アプリを計測できるようになっていて、データをイベントベースで計測できるようになっています。

また、ユーザーのプライバシーを配慮していて、プライバシー保護の観点では、GA4は、消費者向けのアクセス解析？といえましょう。

GA4 おすすめ初期設定

さっそくですが、GA4 おすすめ初期設定について、記載します。

個人的には、GA4の初期設定では、以下を必須としています！

クロスドメイン設定
社内アクセス除外
データ保持期間

こちら、１つ１つ解説していきますね。

GA4 クロスドメイン設定方法

クロスドメインとは、ドメインをまたぐことをさしています。GA（Googleアナリティクス）は、このドメインをまたぐトラッキング（クロスドメイントラッキング）が可能になっています。

クロスドメイントラッキング具体的に記載すると、

ssss.com
aaa.jp

を同じサイトとして、計測できることです

これは、従来のGA（ユニバーサルアナリティクス）でも可能でした。

さて、GA4でのクロスドメイントラッキングの設定方法は、

GA4管理画面へログイン
管理メニューへ
プロパティの設定項目にある「データストリーム」を選択
対象のデータストリームを選択
タグ付の詳細設定クリック
ドメインの設定クリック
「次の条件のいずれかに一致するドメインを含める」に対象ドメインを入力

これで、クロスドメイントラッキングの設定ができます。

なお、ドメインの設定の画面は、OR で計測してくれますので、安心してくださいね。

ただし、計測対象となるすべてのページで、同じ測定IDが設定されている（同じトラッキングコードが設定されている）ことが条件です。

GA4 社内アクセス除外設定方法

社内アクセス除外設定方法についてです。

基本的には、社内のアクセスが、アクセス情報で含まれてくると、正確な数字が取れなくなるからです。

これは、社内だけでなく、サイト制作ベンダのIPアドレスなども登録しておいた方がいいでしょうね。

社内アクセス除外設定方法は、特定のIPアドレスからのアクセスを除外するという設定になりますので、IPアドレスを確認しておきましょう。

ユニバーサルアナリティクス版のGA（Googleアナリティクス）でもできた設定です。

GA4 社内アクセス除外設定方法は

GA4管理画面へログイン
管理メニューへ
プロパティの設定項目にある「データストリーム」を選択
対象のデータストリームを選択
タグ付の詳細設定クリック
内部トラフィックの定義クリック
作成ボタンクリック
ルール名 IPアドレスの登録

これで、GA4 社内アクセス除外設定方法は完了です。

ルール名は、任意の名前を入力できますので、適当に入れておきましょう。

「traffic_type の値」は、変えなくてOKです。

GA4 データ保持期間設定方法

GA4 ではトラッキングしたデータの保持期間がデフォルトでは2か月になっています。それゆえ、この設定を変えていく必要があります。

ユニバーサルアナリティクス版のGA（Googleアナリティクス）では、基本、ずっとデータの保持ができたのですが、変わったんです。

GA4 データ保持期間設定方法は

GA4管理画面へログイン
管理メニューへ
プロパティの設定項目にある「データ設定」＞「データ保持」を選択
イベントデータの保持を最長の 14か月に設定＆保存

これでGA4 データ保持期間を伸ばす設定は完了となります。

この設定でGA4でユーザーデータとイベントデータは、最大の14ヵ月まで保持期間を延長できます。

注意 GA4 ディレクトリごとの閲覧権限設定

GA4 には、サイトのディレクトリごとでの閲覧権限設定がなくなりました。

つまり、ディレクトリごとで、レポートに表示するデータを絞り込んだりできません。

これはビューという階層自体がなくなったことに起因します。

なので、ディメンションや、GTMなどで、区分けをしていく必要があります。

ただ、権限などについては、もしかしたら、機能開発で、GA４内で、この辺を改善してくれるかもしれません。

※2022年6月1日時点

GA4 初期設定解説動画

Google Analytics4、初めてなんです！という方向けに、GA4 初期設定を解説していて、わかりやすい動画をご紹介します。

Google Analytics4徹底解説している動画は意外と多いです。ニーズが高いんでしょうね。Google Analytics4は。

その中でも、Youtubeにて、GA4の管理画面についても理解できる動画がないか、いろいろ見てみましたが、見つけました！

GA4の管理画面について、GA4のゴール設定について、GA4での「行動」「集客」についてと、さまざまなGA4の画面、設定について、解説されていますよ～

タグマネージャーの設定、サーチコンソールの設定なども、解説してくれている、動画ですね。すてきです。

これらの内容は、GA4を活用して、ホームページのアクセス分析をして、いかにビジネスに紐づけていくか？が目的になってくると思います。

コンバージョン計測の設定方法などについても言及されていますが、やはり、コンバージョンなどの部分は、より、考えないといけない項目になってきていますね。

GA4の管理画面を活用することで、よりデジタルマーケティングを進めやすい状況を作らないといけないのですが、まずは、デジタルマーケティングのためのデータを貯められるように、GA4の設定が必要だと感じています。

この動画は、なんと16,000回以上も再生されているYoutube動画になっていて、GA4設定において、人気のノウハウ動画になっています。タグマネ連携などをしっかりと把握できる内容だからでしょうか？人気ですね。

この動画は、25分くらいの動画なので、少し長めです。しかし、はじめてのGA4（Google Analytics4）の学習として、わかりやすい動画になっていると思います。ぜひ、活用してみてくださいね。

まとめ GA4 おすすめ初期設定 3選最低データ保持期間は伸ばそう。

GA4 おすすめ初期設定について、解説してみました。

特に大事だと思うのは、データ保持期間ですね。14か月は短い気もしますが、2か月よりはマシなので、きっちり、GA4 データ保持期間は、伸ばしておきましょう。

おすすめ初期設定にあるように、クロスドメインの設定なども、ちゃんとやっておかないと、何が、どのサイト？というのが追えなくなります。

GA4はマーケティングツールですので、仕様も、そして、機能も、どんどん変化します。特に、利用者が増えていく段階のGA4は、バージョンアップも激しいと予想されます。なので、まずは、最低でも、GA4 初期設定で、データ保持期間は伸ばしておきましょうね。30秒でできますからね。

そうしないと、せっかくのホームページへのアクセス情報が見れない、取れなくなりますからね。

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