インストアメディアとは、レストラン、スーパー、書店などの店舗内に設置する広告のことを指します。ただ、近年は、種類も増えて、店舗内でのサンプリング プロモーション レシートと一緒に出すクーポン広告、フリーペーパーなどの企画も増えています。
インストアメディアの強みは、地域 ターゲットです。店舗によく来る人向けに告知ができるという強みです。エリアを絞ってのアプローチ展開が可能な広告媒体になります。
この記事では、インストアメディアとは？インストアメディア 種類、ターゲット、費用感などについて、いろいろと解説していきます。
インストアメディアとは
インストアメディアと、リアル店舗のスペースや、サービスを活用して、広告を掲載するメディアのことです。
主には、スーパーマーケット、ドラッグストア、マンガ喫茶、本屋さん、レストランなどが、インストアメディアの展開をしています。
それも、インストアメディアの展開をしている企業は、全国展開をしている企業が多いです。というのも、全国展開をしている分、集客力に強みがあるため、これを活用して、広告費に変えていっているんですよね。
もちろん、その店舗と競合のサービスの広告掲載はできませんが、そのサービスに商品を卸している企業などであれば、広告出稿などは可能です。
インストアメディアは、もともとは、ポスターやラックなどの店内スペースを活用した広告がメインでした。
それが、徐々に、サンプリング、サンプリングイベント、レジ袋の封入広告などが増えていきました。そして、書店などでの店頭での販促イベントなども行われるようになり、徐々に、カラオケ店やマンガ喫茶など、人のオペレーションを通すプロモーション、広告も増えてきました。
DNP社なども、結構積極的に、インストアメディアについて取り組んでいます。
動画で、上記のように、インストアメディアについて、解説をしてくれています！
インストアメディアは、SNS連携などで、加速しているプロモーション手法でもあるからだと思います。web×SNSは当たり前ですが、リアル店舗×SNSの組み合わせは、これから、どんどん増加しそうなマーケティング方法だと思います。
インストアメディアは、その店舗に来た人に対して、PRできる！という特性があるため、基本的には、地域に密着した広告になっています。エリアターゲティングして、広告PRできるため、地元企業の活用も多いようです。また、全国展開をしている企業のリアル店舗に、1店舗からでも広告掲載できるケースもあります。こうなると、完全に、広告を出せる地域を絞れるので、マーケティング的にはわかりやすくなりますよね。
インストアメディア 業種
インストアメディアを展開している業種は、以下のような業種があります。
- スーパー
- レストラン
- 薬局
- マンガ喫茶
- カラオケ
- 居酒屋
- 温浴施設
- 書店
- 銭湯
- 美容サロン
- 賃貸不動産
- キャバクラ
上記のような業種の店舗で、インストアメディアは展開されています。
インストアメディア メリット
インストアメディアのメリットは、お店に訪れるお客様にダイレクトにアプローチができるという点です。
そのお店のお客様の属性にも寄りますが、店舗あるいは商品、商品ジャンルに興味関心を持っている消費者にPRできます。
それゆえ、
- 美容サロンであれば、コスメ商品
- 書店であれば、教育・スクール
などと相性がよく、多くの企業で成功事例が出ていますね。
また、インストアメディアは、もし、スーパーなどで展開するのであれば、スーパーにある商品である場合、その場でアピールして、購入まで持ち込めます。
ダイレクトな販促ができるのも強みです。
そして、エリアターゲティング。
地域を絞ってのプロモーション活動が可能です。
1店舗からでも、実施が可能なケースがあります。
サンプリングの場合は、最低ロット数などが発注要件になっているケースもありますね。
昨今では、デジタルサイネージを活用することで、広く認知度を高める施策も可能になってきています。ここは、デジタル広告同様、リーチ率を高める施策を、インストアメディアを行っている企業が、サービスラインナップを増やしているイメージですね。
インストアメディア 種類
インストアメディア 種類 について、解説していきます。
以下が主な インストアメディア 種類 になります。
- デジタルサイネージ
- しおり広告
- 店頭イベント
- ポスター広告
- レシート裏広告
- レジ袋封入広告
- 小型電子POP
- 商品カゴ広告
- フリーペーパーラック
- モニター付きラック
- インフォメーションコーナー
- サンプリングイベント
このほかにも、続々インストアメディアは増加していっていますね。
中でも、露出量が多く、デジタルとの相性がいいインストアメディアとして、店舗側が注目、導入が増えているのは、デジタルサイネージです。
インストアメディアで、デジタルサイネージが増えている背景とは？
インストアメディア デジタルサイネージ
インストアメディアで、デジタルサイネージは増加しています。
なぜ、インストアメディアでデジタルサイネージが増えているのでしょうか？
実際に、どんな施設、業種で、インストアメディアにおいて、デジタルサイネージが増加しているかといいますと、
- 郵便局
- スーパー
- 美容サロン
- スポーツジム
などで、インストアメディアとして、デジタルサイネージは増加しています。
デジタルサイネージが増えている背景は
- 管理コストの削減
- ＱＲコードでwebサイトへの誘導が可能
- 動画配信ができる！
といったところが主だった理由のようですね。
デジタルサイネージになると、このデジタルサイネージを管理するシステムを導入することで、物理的に掲載物のメンテナンスをしなくてもよくなります。
システム上で、ボタンを押すと、広告配信できるので、圧倒的に、広告管理コストが軽減されます。これは大きいですね。
また、広告主が、自社のwebサイトへの誘導などを求めるケースが増えてきています。紙やチラシでも、QRコードをつけて、誘導することは可能ですが、デジタルサイネージでも、同様のことが可能になるうえ、URLの間違い、ミスが減少します。
ここもインストアメディアとしてデジタルサイネージが人気の理由の1つですね。
最後に、動画です。
Youtubeなどの台頭で、動画を広告素材として展開しやすくなりました。
その結果、デジタルサイネージでも、動画広告を掲載するケースが増えたのです。
そして動画広告の方が、わかりやすい、イメージが伝わる！という強みも出ています。
こういった観点から、インストアメディアで、デジタルサイネージは増えています。
インストアメディア できること
インストアメディアで、できることは、何よりも、
店舗の属性にあったユーザーに、商品やサービスをダイレクトに訴求できること
です。
そのため、
- サンプリング
- 即売イベント
- インスタ投稿キャンペーン
- twitter投稿キャンペーン
- マストバイキャンペーン
などといった、さまざまなキャンペーンとの組み合わせ、そして、サンプリング配布などが可能になっています。
インストアメディア 可能な店舗 具体例
インストアメディア 可能な店舗には、どんなものがあるか、いくつか、具体的な例をお伝えしていきます。
- 美容脱毛サロン・ミュゼプラチナム
- 温泉施設
- すかいらーく
- イオン
- NASスポーツクラブ
- 蔦屋書店
- 紀伊國屋書店
- カラオケまねきねこ
- アイセイ薬局
などが、具体的に、インストアメディアとして、実施が可能な店舗です。
この情報は2021年12月27日時点のものです。
カラオケまねきねこ などは、実際に、webサイトでも、以下のようにプロモーション専用のページを設けています。
まねきねこインストアメディアとは
https://promo-peak.jp/manekineko/front.html
フロントを活用したインストアメディアのメニューでも、
- サンプリング
- ポスター掲出
- 物販
- POP設置
などのメニューが用意されています
インストアメディア 料金
インストアメディアの料金は、メニューや店舗によっても変わってきます。
サンプリングでも、商品や配布の仕方などでも変わってきます。
以前は、サンプリングだと、1つあたり、数十円くらいからできました。
手間がかかったり、労力が必要な場合は、コストがあがってきますので、注意しておきましょう。
また当然ですが、リーチ力が上がれば上がるほど、広告費用はあがっていきます。
リーチ量が多いメディアの場合は、基本的には、数百万円単位の広告になります。
デジタルサイネージの場合は、数万円～というかんじで、インストアメディアの広告配信が可能なケースもあります。
インストアメディアの料金は、直接店舗などに問い合わせしてもいいと思いますし、ある程度、まとめて出稿したい場合は、地場の広告代理店にお願いした方が速いですね。
まとめ インストアメディア コロナ渦 でも 広告価値をあげるSNS展開が加速！
今回は、インストアメディアについて、解説しました。
インストアメディアと一口にいっても、温泉、薬局、美容サロン、カラオケ、レストラン、居酒屋などがあります。
さまざまな、インストアメディアについてご紹介したので、イメージも沸きやすいかな？と思っております。
デジタルサイネージなどのメニューも増えてきていますし、地域ごとに区切って広告を配信できるのも魅力なインストアメディア。
インストアメディアを活用することで、お店や商材に興味関心のあるユーザーにダイレクトに自社商品を紹介できるのは1つの強みですよね。
また、店舗の運営上、オペレーションする人員削減などを行って、変わりに、DX化を進めるインストアメディア。
インストアメディアとはいえ、管理コストを落とすことが重要になります。
インストアメディアにて、デジタルサイネージが増えていっている理由は、ここらへんにもあるのかもしれないですね。
もちろん、動画を配信できる！とか、QRコードと相性がいいとか、そういった部分もあるとは思いますが。
とはいえ、サイネージ広告などのインストアメディアも広告方法の一つでしかありません。知見は多いに越したことはないので、以下、リスティング広告についても、過去記事をご紹介しておきますね！
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