【ランキング】NTTドコモ TOYOTA で 1位 2位 ウェブサイト価値ランキング2021

ウェブサイト価値ランキング2021が、2021年10月11日にトライベック・ブランド戦略研究所から発表されました。コロナ渦の影響で、変わりゆく、ウェブサイト価値。

ウェブサイト価値は、公式ホームページだけでなく、SNS、公式アプリなどのデジタルツールの事業貢献度を算出したものです。

それゆえ、ある意味、世評を表すランキングといえます。売上などの大きい企業ほど、評価されやすくなるのですが、2021年の動きはどうだったのでしょうか?

2021年のウェブサイト価値ランキングについて、この記事では、いろいろな角度から解説していきます。

ウェブサイト価値ランキング とは

ウェブサイト価値ランキングとは、デジタルマーケティングなどを営んでいるトライベック株式会社(本社:東京都港区)の調査・分析機関のトライベック・ブランド戦略研究所が発表したもので、12業界248企業やブランドについてのウェブサイトの事業貢献への価値を発表したものになります。

参照)
トライベック株式会社 プレスリリース
ウェブサイト価値ランキング2021(Web Equity) 結果発表 上位に変化。初の1位NTTドコモ、2位トヨタ自動車に。 アフターコロナを見据えた消費者との新たな関係構築が鍵
2021年10月11日
https://www.tribeck.jp/newsrelease/2021/20211011.html

トライベック・ブランド戦略研究所
http://brand.tribeck.jp/

トライベック・ブランド戦略研究所
Web Equity 2021
https://brand.tribeck.jp/research_service/websitevalue/we/we2021

実際、こういった指標は、大手企業以外にとっても、重要なポイントになります。というのも、企業にとって、デジタル化が急務の中、お手本となる企業はどこか?そして、どのような展開をしているのかをモニタリングすべきなのは、どの分野なのか?などといった羅針盤的な扱いにできるからです。

さすがに大手企業のように湯水のようには、デジタル戦略は打てないかもしれませんが、まねっこ施策は展開できます。

参考になる部分が大きいんですよね。

ウェブサイト価値ランキング 調査概要

ウェブサイト価値ランキング 調査概要は以下になります。

ウェブサイト価値ランキング 調査対象は、

  1. 電子・電機
  2. 情報・通信
  3. 自動車
  4. 住宅関連
  5. 化粧品・トイレタリー
  6. OTC医薬品・健康機器
  7. 趣味・娯楽・その他
  8. 食品・飲料
  9. 運輸・レジャー
  10. 流通
  11. 金融
  12. エネルギー素材

といった全12業界。

すべて、日本国内の個人向け(BtoC)企業。

ウェブサイト価値ランキングの調査期間は 2021年6月1日~6月15日

調査方法は、全国20~69歳の一般消費者による評価調査を実施

ウェブサイト価値とは

ウェブサイト価値ランキング での、ウェブサイト価値は、

閲覧価値+行動価値+売上価値

になります。

公式webサイト、公式アプリ、公式SNSなど、デジタルメディアが企業や商品の認知度やイメージ、好感度などのブランド力向上に貢献しているかを評価した情報価値と、製品・サービスの売上にどれくらい貢献しているかを評価している売上価値を足したものになるそうです。
簡単に言えば、

  • ブランドへの寄与
  • 売上への貢献

といったところをみている指標になります。

ウェブサイト価値ランキング2021 ランキング

以下は、実際のウェブサイト価値ランキングの順位になります。

総合ランキング

  1. NTTドコモ
  2. トヨタ自動車
  3. ユニクロ
  4. パナソニック
  5. アップル
  6. au
  7. マクドナルド
  8. セブンイレブン
  9. イオン
  10. サントリー

がベスト10になります。

以下、個人的に気になったジャンル別ランキングです。

化粧品・トイレタリー ランキング

化粧品・トイレタリーのジャンル別では、

  1. 花王
  2. 資生堂
  3. DHC
  4. ファンケル
  5. オルビス
  6. ライオン
  7. P&G
  8. アース製薬
  9. コーセー
  10. ジョンソン&ジョンソン

DHCやファンケルなど、ドラッグストア系商材と、デジタル・webは相性いいですよね。

情報・通信 ランキング

NTTの強さが目立ちますね。

  1. NTTドコモ
  2. au
  3. 楽天モバイル
  4. ソフトバンク
  5. ワイモバイル
  6. UQ mobile
  7. フレッツ光(NTT東日本)
  8. ドコモ光
  9. フレッツ光(NTT西日本)
  10. SoftBank光

OTC医薬品・健康機器 ランキング

OTC医薬品・健康機器 ランキングでは、以下の企業などが。

  1. 大正製薬
  2. タニタ
  3. 大塚製薬
  4. エーザイ
  5. 小林製薬
  6. ロート製薬
  7. アリナミン製薬
  8. オムロン ヘルスケア
  9. 第一三共ヘルスケア
  10. 久光製薬

という状況でした。

考察 ウェブサイト価値ランキング 2021

個人的に注目、気になった点としては、

  • あくまでUIUXのランキングではないこと
  • SNSやアプリも含まれること
  • 飛行機 サービス が低下したこと
  • 金融系はあまりwebが寄与していないこと
  • 流通系は、デジタル戦略が重要であること

といった点です。

昨年は、ANAやJALなども上位にいたのですが、2021年は、売上の問題で、上位にランクインしませんでした。

金融系などは、webサービス展開が、法的規制の関係で、なかなか難しいことを証明していますね。

一方で、流通系は、上位に入りやすいため、それだけ、デジタルマーケティングの展開が重要で、活用されているということかと思います。

情報通信系が強いのは、もともとのリテラシーもそうですが、そもそも、売上が、デジタルでの部分が大きいので、そこもあると思います。

コスメ系は、やはり、資生堂ブランド強いですよね!ドラッグストア系商材も強いイメージですね、デジタル戦略。

 

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