Google 広告 ホテルの予約促進なら、Googleホテル広告 が 次のトレンド!?

本来なら2020年はオリンピックイヤーだった日本。しかし、2021年が東京オリンピックになりましたね。

それゆえ、2020年の分も、取り返していきたい、巻き返したい!と思っているホテル、旅館、民泊など、観光業の方は多いのではないでしょうか。

そうなると、ホテル、旅館の集客を積極的にしていきたいですよね!

そこで、1つご提案です。Google広告 で、始まっているGoogleホテル広告を活用してみてはいかがでしょうか?

今回は、徐々に浸透してきているGoogleホテル広告について解説していきます!

Googleホテル広告 とは

Googleホテル広告 公式webサイト
https://ads.google.com/intl/ja_ALL/hotels/

Googleホテル広告 とは、消費者が、Google検索エンジンで、ホテル名や、地域+ホテル、などのキーワードで検索したとき、その検索結果に、ホテルの情報を掲載するGoogleの広告サービスです。

Googleホテル広告 の 画面を見てもらったほうが速いかもですね。

以下、Googleホテル広告 の画面です↓

こちらは、ホテル名を入れて、Google 検索 をした結果です。

検索結果の右側に、ホテルの空き情報や価格が出ていますよね。

こちらは、Googleホテル広告 を表示するために、お台場ホテルで検索してみたパターンです。

ホテルの情報が、上記のパターンとは違って表示されていますね。

価格、空き情報、アクセス(地図情報)とセットになっています。

Googleホテル広告はこのように、ホテルに関する検索に対して、ダイレクトな検索結果として、ホテルの情報を掲載する広告で、PCでも、スマホでも提供されているサービスになっています。

Googleホテル広告は、その昔、GoogleHotelAdsという名でもありましたが、最近は、Googleホテル広告と呼ばれるようになっていますね。

Googleホテル広告は、2018年年末ごろから、日本では、利用が進み始めてきました。

さて、Googleホテル広告。

どうやったら、導入できるのでしょうか?

Googleホテル広告 導入方法について、調べてみました!

Googleホテル広告 導入方法

以下、Googleホテル広告の導入ガイドを参考に書いていきます!

  1. Google Hotel Center のアカウントを作成
  2. ホテルの宿泊料金と空き状況のフィードを設定
  3. Googleに送信

というような段取りで、Googleホテル広告

参考)Google にホテルを掲載する
https://ads.google.com/intl/ja_ALL/hotels/how-to-get-started/

Google Hotel Center については、Googleが、Hotel Centerヘルプというページを作成していますので、以下を参照してみてください。

参照)Hotel Centerヘルプ
https://support.google.com/hotelprices/?hl=ja#topic=9144475
こちらは、アカウント設定 ヘルプのページです
https://support.google.com/hotelprices/answer/6318901?hl=ja&ref_topic=9144475

ただ、Googleホテル広告は、システムが複雑なので、対応している基幹システムを導入したほうが速そうです!

後ほど、そのGoogleホテル広告がパートナーとして、認めている基幹システムの企業については、列挙します!

また、トリパゴ、エクスペディア、TripAdvisor(トリップアドバイザー)などのOTAでは、すでに連携されていますね。
*そのため、予約件数が余計に多く増えるわけですが。

いずれにせよ、Googleホテル広告認定パートナーの基幹システムを活用するか、OTAを活用して、Googleホテル広告に掲載するか、この2つの方法が、導入方法のスタンダードだと考えられますね!

しかし、Googleホテル広告は、掲載料金は、どうなのでしょうか?

Googleホテル広告 料金 と 課金形式は?

Googleホテル広告の料金は、クリック課金型の広告となっています。

オークション形式のクリック課金モデルなので、いつもの Google 広告と同じような形式になります。

ただ、前述のとおり、

  • Googleホテル広告認定パートナーの基幹システムを活用するか
  • OTAを活用して、Googleホテル広告に掲載するか

という方法のため、

料金自体は、そのサイト経由の支払い形態になります。

一例として、

メトロブッキング という宿泊管理ツール
https://metro-booking-secure.jp/index/index.html

こちら、なんと、1施設で、25,000円~の固定料金でGoogleホテル広告での掲載が可能になっています。

単純にリスティング広告で、1クリック100円だとしたら、250クリックついてくる計算になりますね!

次のトレンド!?Googleホテル広告の魅力

Googleホテル広告の魅力は、なんといっても、集客ですね。

もともと、Googleが、この領域を切り出して、展開しているので、自信はあったのだと思います。

そして、もう1つ。このモデルは、実は、地味に日本でも、別の業態で、うまくいったモデルケースがあるのです。

それは、アルバイト募集です。

インディードを活用して、バイト募集系系メディアは、相当数の集客を誇っていました。いっときは、タウンワークの脅威になったほどです。

これによって、多くのバイト募集系メディアは、大きな収益を得ていました。

それゆえ、このGoogleホテル広告が、うまくいかないわけがないんですよね。

また、こんな記事も出ています。

近年、Googleホテル広告は広告支出を大幅に増やしており、3年前まで7割近くを占めていたTrivagoやTripAdvisorといった大手メタサーチのシェアを現在は逆転する形となっている。この傾向は更に進んでいくと思われ、既にTrivagoやTripAdvisorでさえもGoogleホテル広告への掲載を開始している。

広告支出の増加に伴い、実際のユーザーの利用数も増加しており、世界におけるGoogleホテル広告のクリック数は過去5年で年平均成長率80%となっている。

引用:加速するGoogleホテル広告からの直接集客、最新の動向は?
https://hotelbank.jp/google-hotel-ads-after-corona/

Book On Google 日本版開始が始まると・・・

また、システム的にも改善がどんどんされていっています。

Book On Googleというサービスが、英語圏では始まっています。

このBook On Googleはサイト遷移なしで予約まで完結できるGoogleのサービスです。

近々日本でリリースされる予定もあるんですよね。

また、このようなニュースも掲載されています。

Google、AIアシスタントに「ホテル予約」を追加 「Book on Google」との連携も
https://airstair.jp/google-assistant-trip/

音声検索によるマッチングですね。

未来では、Googleアシスタントに向かって

OK!Google!!

6月20日の横浜のホテルはどこを予約すればいい?

と声をかければ、

横浜XXホテルで、12,000円です!

と回答が来て、これに、予約する!!と回答すれば、予約決済までできるという方式ができそうですね。

これは便利。

消費者も、ホテル側も、うれしいかぎりですね。

Googleホテル広告 事例

日本初のGoogleホテル広告のインテグレーションパートナー、フォルシア社のページに、Googleホテル広告の事例が掲載されています。

Googleホテル広告に、1ヶ月掲載して、

成約額
約1,000万円/月

CVR率
9.7%

クリック数
5,740回

ROAS
2,824%

これは、相当、いい事例でしょうが、すごいですね。

参考:フォルシア Google ホテル広告 導入促進プログラム
https://www.forcia.com/service/travel/hotelads/about.html

Googleホテル広告 パートナー

Googleホテル広告とシステム連携されている Googleの認めたパートナーは、以下のページから確認できます!

Googleホテル広告 パートナーとつながる
https://ads.google.com/intl/ja_ALL/hotels/partners/

いくつかピックアップすると、

Hoteliers.com
https://company.hoteliers.com/en/solutions/Google-Ads/

Wix ホテル
https://ja.wix.com/hotels/website

メトロブッキング
https://metro-booking-secure.jp

フォルシア
https://www.forcia.com/

となっています。

まとめ:Googleホテル広告は、今後も確実に成長する市場

Googleホテル広告、いかがでしたでしょうか?

インディードの例をご紹介しましたが、おそらく、とても、成長していく広告市場になると思います。

日本も観光立国を目指しています。

インバウンド需要も、今後も増えていきます。

Googleからの集客は、よりかかせませんよね。

もちろん、一方で、国内需要においても、Googleの検索連動型広告は、はずせません。じつは、Googleホテル広告自体は、すでに、1,000以上のホテルなどで、TRYしているんだそうです。

OTA経由とはいえ、利用しているホテルも多いGoogleホテル広告。

集客、webマーケティングの1つの方法として、考えておくべきですね。

 

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