Google広告の広告表示オプションの1つ、リードフォーム表示オプションについて解説します。リード獲得に効果的な、リードフォーム表示オプション。リードフォーム表示オプションの使い方、事例、効果についてまとめて解説します。
リードフォーム表示オプションは、Google 広告 の 広告表示で使われるオプションの1つで、リスティング広告など見た消費者、Googleユーザーが、広告主のホームページにアクセスせずに、お問い合わせができるようになるオプションです。
サービスなどが明確な場合や、急ぎ、資料などが欲しい!といった見込み客の獲得に有効な機能で、Google広告の広告オプションとしては有名な機能の1つです。
ただ、認知度のわりに、設定していないケースも結構あります!そこで、Google広告の リードフォーム表示オプションを有効活用してもらえれば!と思いまして、解説してみようと思います。
特に、BtoB、企業向けサービス、商品のマーケッターの方、 リードフォーム表示オプションは、面白い施策になるかもしれませんよ!!
- 1 Google広告 リードフォーム表示オプション とは
- 2 Google広告 リードフォーム表示オプション 掲載可能広告 タイプ
- 3 Google広告 リードフォーム表示オプション 掲載例 表示形式
- 4 リードフォーム表示オプション 取得データ
- 5 リードフォーム表示オプション メリット
- 6 リードフォーム表示オプション デメリット
- 7 リードフォーム表示オプション 利用要件
- 8 リードフォーム表示オプション 質問 項目
- 9 リードフォーム表示オプション 設定方法
- 10 リードフォーム 送信後 メッセージ 設定方法
- 11 リードフォーム表示オプション 背景画像 サイズ
- 12 リードフォーム表示オプション 効果
- 13 リードフォーム表示オプション 事例
- 14 youtube リードフォーム
- 15 リードフォーム表示オプション 料金
- 16 まとめ リードフォーム表示オプション 使い方 事例 効果 など
- 17 リスティング広告 関連記事
Google広告 リードフォーム表示オプション とは
参考 Google 広告 ヘルプ
リードフォーム表示オプションについて
https://support.google.com/google-ads/answer/9423234?hl=ja
Google広告のリードフォーム表示オプションとは、Google広告で設定が可能な、広告表示オプションで、リスティング広告やディスプレイ広告などにフォームを表示することが可能となります。
これによって、リードフォーム表示オプションを活用している場合、リスティング広告やディスプレイ広告を見た消費者は、広告主のホームページに遷移しなくても、お問い合わせができるのです。
リードフォーム表示オプションは、PCの検索結果でも、スマートフォンの検索結果でも表示が可能なオプションです。
もともと、Google広告 リードフォーム表示オプションは、2019年秋に登場したサービスでした。そして、2020年に、リードフォーム表示オプションの機能がアップデートされて、2022年2月現在の機能になってきています。
Google広告 リードフォーム表示オプション について、解説しているYoutube動画をご紹介します。リードフォーム表示オプションは、Google広告のサービスなので、Google広告の公式チャンネルにも、解説の動画が掲載されていますが、あえて、別の動画をご紹介いたしますね。
Google広告 リードフォーム表示オプションの動画は、画面のイメージも掲載されていて、直感的に、操作方法などのイメージがしやすいYoutube動画となっていますよ。この動画は、Youtubeアプリや、スマートフォンのwebブラウザからも閲覧可能。無料でリードフォーム表示オプションについての基礎知識をつけれます。
Google広告 リードフォーム表示オプション 掲載可能広告 タイプ
リードフォーム表示オプション の 掲載が可能な広告 タイプ、キャンペーンについて、まとめます!
2022年2月1日現在で
- 検索キャンペーン
- ディスプレイキャンペーン
- ファインドキャンペーン
- 動画キャンペーン
に対応しています。
検索キャンペーンは、いわゆる、リスティング広告、検索連動型広告です。
ファインドキャンペーンは、ディスプレイキャンペーンの延長のような広告形式になります。詳細は以下をご参照ください。
動画キャンペーンは、いわゆる、Youtube 広告ですね!
Google広告 リードフォーム表示オプション 掲載例 表示形式
Google広告で、実際に、リードフォーム表示オプションを掲載すると、どのような例、掲載イメージになるのでしょうか。
実は、Google広告のページで、こちらは知ることができます。
参考 Google 広告 ヘルプ
リードフォーム表示オプションについて
https://support.google.com/google-ads/answer/9423234?hl=ja
このページの中にある
リードフォームの表示形式 をクリックすると、以下のような画像がでてきます。
こちらは、検索でのリードフォームの表示形式です。
表示形式のイメージとして見てみてくださいね。
リードフォーム表示オプション 取得データ
リードフォーム表示オプションで、ユーザーが入力してくれたデータは、どこに格納されるのでしょうか?
こちら獲得したデータは、Google広告の管理画面からCSV形式でダウンロードできます。
ダウンロードする方法は、
- Google広告 管理画面へログイン
- 広告と広告表示オプション をクリック
- 広告表示オプション を選択
リードフォーム表示オプションを見て、そこにある「リードをダウンロード」からダウンロードできるようになっています。
なお、「リードをダウンロード(CRM)」を使用すれば、システムで解析可能な形式のデータをダウンロードできるようになります。
リードフォーム表示オプション メリット
リードフォーム表示オプションを使うと、どんないいことがあるのでしょうか?
最大の魅力は、コンバージョン数の増加が見込まれることです。
リードフォーム表示オプションは、Googleアカウントにログインしているユーザーの場合、リードフォームに遷移すると、Googleアカウントに登録されている連絡先情報が自動的に入力されるようになります。
つまり、ユーザーは自分の情報の入力の手間がなくなります。
PCなら、ともかく、スマートフォンの場合、とっても便利なんです。
BtoBの商材の場合、細かく入れる情報も増えるかもですが、BtoCの場合は、リードフォーム表示オプションは、意外と、活用しやすいんですよね。
リードフォーム表示オプション デメリット
今度は、逆に、Google広告で、リードフォーム表示オプションを使った場合のデメリットについて、まとめます。
- リードの質の低下
- データの保持期限は30日間
- フォームの項目は限定的
- フォームを開くだけで課金
実際、リードフォーム表示オプションには、上記の4つのデメリットが考えられます。
リードフォーム表示オプションによって、入力の手間が下がるのですが、逆を言うと、手間がかからないので、入力モチベーションが低い人でも、リードの申し込みをしてきますので、結果、リードの質の低下につながります。
リードフォーム表示オプションで獲得したデータは、Google広告の管理画面では、30日しか持ちません。なくさないように、しっかりと、ダウンロードをしておきましょう。
そして、最後。リードフォーム表示オプションのフォームの項目は、ある程度決まっているので、詳細すぎる項目はとれません
また、リードフォーム表示オプションは、フォームを開くために、クリックしただけでクリック課金の広告費用が発生します。実際にリードフォームを、ユーザーが送信しなくても、広告費用は発生します。
リードフォーム表示オプション 利用要件
リードフォーム表示オプションを使う場合、以下の点が必須になります。
- デリケートな広告ジャンルではないこと
- プライバシーポリシーページがあること
- これまでポリシーを遵守してきた実績があること
- Google 広告 合計費用が 50,000 米ドル超
というアカウントでないと、リードフォーム表示オプションは利用ができません。
リードフォーム表示オプション 質問 項目
リードフォーム表示オプション で フォームの質問項目として利用できるものを解説します。なお、最大で10項目が上限です
- 名前
- メール
- 電話番号
- 都道府県
- 市区町村
- 国名
- 会社名
- 役職
- 会社の電話番号
- Googleが用意したジャンルごとの定型質問
となっています。
質問内容のカスタマイズができないのが、リードフォーム表示オプションのデメリットの1つではありますね。
リードフォーム表示オプション 設定方法
Google広告のリードフォーム表示オプションを設定する方法を説明していきます。Google広告のアカウントがあることが前提です。
リードフォーム表示オプション 設定手順
設定手順は以下になります。
- Google広告 管理画面へ
- 管理画面 左メニューから 広告と広告表示オプション をクリック
- 広告表示オプション を クリック
- プラスボタンをクリック
- リードフォーム表示オプションを選択
- 適用キャンペーンを選択
- リードフォームを作成
- 送信後のメッセージを作成
- Google広告用の行動を促進フレーズを作成
- セールスリード配信オプションを設定
- Lead form typeを選択
- 規約を確認
最後に保存で完了です
リードフォーム表示オプション 設定 方法 注意点
リードフォーム表示オプションは、1つのキャンペーンに1つのリードフォーム表示オプションのみしか紐づけられません。
また、質問項目は後から変更できません。質問項目の変更時は、既存のリードフォームを削除して、新規作成になります。
また、質問項目は、設定すると、すべて必須回答になります。ユーザーが質問の回答を入力しないままで、フォーム送信できません。
それゆえ、なるべく少ないフォームにすべきですよ!
リードフォーム 送信後 メッセージ 設定方法
上記の途中で出てきたフォーム送信後のメッセージの設定方法について、解説します。
リードフォーム記入後なので、お礼メッセージ、資料請求なら、いつ対応されるのか?などの情報、スケジュール、日数などを伝えましょう
もちろん、ホームページの URL を設定することで、自社サイトやブログへの誘導も可能になります。
設定項目は、
- 広告見出し
- 説明文
です。
リードフォーム表示オプション 背景画像 サイズ
リードフォーム表示オプションで、フォーム画面には、背景画像を入れられるようになっています。
この背景画像の推奨サイズは以下になります。
1,200×628(アスペクト比 1.91:1)
ある意味、いつもの画像サイズ、アスペクト比になります!!
リードフォーム表示オプション 効果
リードフォーム表示オプション 効果 について、解説します。
実は、意外と、リードフォーム表示オプション 利用されているケースが少ないんですよね。そのため、効果もはっきりとわかりにくいです。
リードフォーム表示オプション効果として、聞いたことがあるのは、
不動産セミナーの事例ですね。
2021年に行われたオンラインセミナーで、リード獲得の事例として、1リード、1,000円以下で獲得ができていたそうです。
ユーザーが限定されている中では、結構、面白い効果だったのではないでしょうか。
リードフォーム表示オプション 事例
リードフォーム表示オプション 事例 として、見聞きしたものをまとめていくと。
- オンラインセミナー 登録
- 生命保険 資料請求
- コンサルティング 資料請求
- ECサービス 資料請求
などは、聞いたことがありますね
ホワイトペーパー配布の文化が広がってから、結構、この手のリードフォーム表示オプション 事例は聞くようになりましたね。
youtube リードフォーム
youtube広告の場合、リードフォーム表示オプションで作成したリードフォームはどこに掲載されるのでしょうか?
YouTubeの動画広告の場合は、広告として掲載される動画広告の下部(概要欄などのあるところ)に表示される形式になります。
Youtube広告などの動画キャンペーンでも、活用できるのはいいですね!
リードフォーム表示オプション 料金
リードフォーム表示オプション は、利用料金は別途かかるのでしょうか?
いえ、リードフォーム表示オプション は、Google広告の掲載費用のみで利用が可能です。つまり、オプションとしては、無料で使えるものになります。
お得なんですよね!
まとめ リードフォーム表示オプション 使い方 事例 効果 など
リードフォーム表示オプションについて、解説してきました。
- Google広告で利用ができる
- リスティング、ディスプレイ、動画、ファインド キャンペーンで可能
- フォームを検索結果などにおける
- リードフォーム表示オプションの利用には、必要要件がある
- リードフォーム表示オプションの設定方法は簡単
といったところをまとめました。
この記事を読んでくださっている方は、すでに、リードフォーム表示オプション 基礎知識について、だいぶ、あがってきていると思います。
リードフォーム表示オプション 利用が可能なときは、ぜひ検討してみてくださいね。リード獲得のためには、Google広告を使いこなしてみるのも1つの方法ですよ!!
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