Youtuberのヒカキン、セイキンがミュージックステーションにも出演する時代。動画広告は、Youtubeをはじめ、非常に活況です。
動画広告が人気となる秘訣は、動画は目に付きやすい、とか、ブランディングにつながるから、など、その理由はいろいろとあると思いますが。
2018年の動画広告市場は1,843億円、昨年比134%
引用 サイバーエージェント プレスリース
サイバーエージェント、2018年国内動画広告の市場調査を実施
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=22540
というかんじで、動画広告は伸びているわけです。
ただ、Youtubeの動画広告だけが商品としてあるわけではないです。今では、動画はクリエイティブの1つで、アドネットワークやDSP広告の広告枠で、配信をすることもできます。
というわけで、今回は動画広告なら、ネットワーク広告がいい理由、動画アドネットワークについて、解説していきます!
まずは、動画広告と動画アドネットワークの定義をしていきます。
動画広告の定義 動画広告とは?
動画広告とは、動画をTV-CMのように配信するインターネット広告のことです。
インストリーム広告、インバナー広告、インリード広告(インフィード広告)というかんじで区分けされることもあります。先ほどのサイバーエージェントのプレスリリースでも、そういうかんじで区分けされていましたね。
わかりやすい動画広告は、YouTubeやニコニコ動画などの動画専門サイトの各動画コンテンツが再生される直前や、動画再生中に挿入される動画広告ですね。
この場合は、Youtubeやニコニコ動画に来ている人にのみリーチができます。
つまり、動画広告の欠点は、Youtubeやニコ動を見ていないと、その広告は届かない、見られないのです。
動画アドネットワークの定義 動画アドネットワークとは
動画アドネットワークは、動画閲覧のためのサイトではないWebページのバナー広告枠などに、動画広告を配信できるサービスです。
たとえば、YahooのTOPページなどは、通常、バナー広告が配信されていますが、予算などによって、動画の広告が配信されます。これは、まさに、動画アドネットワークです。YDNからの配信などで、動画が広告クリエイティブとして掲載されています。
動画アドネットワークは、広告クリエイティブが動画になっているディスプレイ広告だと思うとわかりやすいですね!
動画アドネットワークのメリットは、より多くのメディアへリーチできます。多くのユーザーに広告を配信できます。
でも、これはデメリットでもあります。動画を見に来ているわけではないので、動画の広告クリエイティブへの執着はありません。むしろ、見られないかもしれません。クリエイターの腕の見せ所、マーケッターの企画力勝負にもなります!
動画広告ならアドネットワークがいい理由。
動画広告ならアドネットワークがいい理由は、いくつかあります。
多くの広告代理店も、おすすめしているはずです!
「いい」というのも抽象的なので、「いい」とされるのは、CVだったり、webサイトへのアクセスができる、という成果が出やすい、という定義で説明していきます。
動画アドネットワークがいい理由1:CPC課金
Youtubeなどに出稿をする動画広告は、そのほとんどが、視聴課金(CPV)になります。
良くも悪くも、その広告見た見た!というので終わりかねない状況です。
動画アドネットワークがいい理由は、CPC課金でもできることです。
これによって、動画から、目的となるwebサイトへの誘導で、広告費用が発生します。
少なくとも、LPや、ホームページへのアクセスという成果は達成できます。
動画アドネットワークがいい理由2:リマーケティング
Youtubeなどの広告でも、リマーケティングはできます。
YouTube や動画パートナー サイトを視聴する何百万ものユーザーに向けて、動画や YouTube チャンネルでの過去の視聴実績に基づいてパーソナライズド広告を表示することができます。
引用:Google広告ヘルプ
YouTube 視聴者へのリマーケティングについて
https://support.google.com/google-ads/answer/2545661?hl=ja
ただ、Youtubeでこのリマーケティングをしても、結果的には、動画視聴の広告なので、若干、価値が薄れます。
むしろ、フリークエンシーの頻度が高い場合(たとえば、1時間に1回)、次の1時間では、また広告が配信されてしまい、また同じ広告見た!というかんじで、動画CMの広告が飽きられてしまうかもしれません。
逆に、動画アドネットワークの場合、動画DSP広告としての観点でいうと、リマーケティングを行う意味があります。
それは、そもそも、動画アドネットワークの配信されているサイトに来ているユーザーは、動画を見るために、そのサイトに来ていないため、少しでも、関連性の高い広告のほうが効果を発揮するためです。
リマーケティングは、パーソナライズした広告配信できる点で、ECサイトなどでは購入などのCV効果を高めてくれる、すばらしい機能です。
動画アドネットワークがいい理由として、リマーケティングをあげる理由は、そこにあります。
動画によるweb広告が盛り上がっている、トレンドとなってきている理由
動画によるweb広告が盛り上がっている理由は、
大きく分けると、3つの理由がありそうです
- スマホの普及
- ハウツー動画
- 動画サービスの増加(ネットフリックスやHuLuなど)
スマホが増えれば、増えるほど、動画は見られやすい環境が作られるのでわかりやすいですよね!
ハウツー動画も増えているのがポイントです。
ハウツーといっても、XXのやり方!というのが、実は、ふわっとしているものの方が多く、動画広告では出されています。
彼女の作り方、結婚の仕方、いい会社との出会い方・・・
出会い系?ばかりですが。
実際、出会い系と、動画広告は、結構相性もいいみたいです。
そして、最後は、動画サービスの増加です。
動画サービスの場合、コンテンツが動画なので、当然ですが、動画広告とは相性がいいわけです。
TikTokやInstagramのストーリーなども動画がコンテンツとなっているので、当然、動画広告が増えますよね。
次は、動画アドネットワークを具体的に紹介してみます!
動画アドネットワーク FIVE(ファイブ)
日本国内最大規模の動画アドネットワークですね!
課金形式は、CPC課金。広告がクリックされた場合に課金されます。
ビューアビリティ保証というのが、FIVE(ファイブ)の特長で、つまり、動画広告の広告クリエイティブ部分がスクリーンの50%以下になると自動的に停止される仕様です。
こういうところがクライアントウケいいんでしょうね!
動画アドネットワーク NEPPA
静止画広告+様々なフォーマットの動画広告を配信できます。
サイト右下から出現して再生後に消える動画広告の「ロウライト」という形式なども用意している動画アドネットワーク。
クリック課金と視聴課金と選択でき、レポートAPIも用意されているサービスです。
maio(マイオ)
マイネオと勘違いしそうですが、maioは、アイモバイルが提供するサービスです。
スマートフォンアプリ利用中のユーザーに対し、フルスクリーンで動画広告を配信するネットワークサービスです。
動画リワード広告が有名で、
課金方式は視聴完了課金方式です。
ユーザーが任意で動画広告の視聴を選択し、完全視聴するとアプリ内で、ポイントなどのインセンティブをもらえる広告です。
つまり、動画の視聴完了率が高いわけです。
事例として掲載されている内容で、
マンガアプリの広告で、再生完了数 14,000,000を、達成したりしています。
1,400万回って、すごいですよね。しかも、動画すべて見て、ですからね。
さらに、スマホ用に縦動画に対応しています。
まとめ:動画アドネットワークがいいな!と感じましたか?
動画広告もYoutubeや、ニコニコ動画だけではないんだということをご理解いただけましたでしょうか?
いろいろと、動画アドネットワークも奥行きが深いんです。というよりかは、複雑なんですよね。
web担当者が、そのすべてを把握する必要はありません。
広告代理店を活用して、その目的にあった動画広告、動画アドネットワークを展開してくといいと思います。
動画アドネットワークもいろいろと新商品もでていきますからね!
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