2019年6月、Facebook社が発表した、インスタのブランドコンテンツ広告。
日本でも、じわじわと始まってきているようです。
今までの、Instagram(インスタグラム)の広告とは、何が違うのでしょうか？
そもそも、この新しいインスタの広告である「ブランドコンテンツ広告」って、どのようなものかを解説していきます。
ちなみに、結論から言うと、Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告は、インスタのインフルエンサーが投稿した企業宣伝のような投稿を、企業側が、インスタグラム内全体に対して、広告として掲載できる広告です。そのとき、ちゃんとスポンサードと表示されるから、一般の人にステマみたいにみられないよ！という広告です。
では、細かく、Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告を解説します。
Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告とは
Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告は、インスタグラムで展開できる広告です。
Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告は、インフルエンサーのアカウントから配信されます。ただ、アカウント名の下に「広告」や「Sponsored」と表示されるので、ちゃんと、広告用の投稿だとわかります。また、キャプションの頭に「企業名とのタイアップ投稿」と記載される広告です。
2019年11月現在では、広告主企業は、インフルエンサーのフィード投稿を、フィード、ストーリーズ、発見タブで広告として宣伝可能になっています。
簡単に言うと、インフルエンサーの投稿写真で、企業商品をいい感じに宣伝しているものがあった場合、その投稿自体を、インスタグラム内で、広告として利用できる！という広告です。
ブランドコンテンツ広告を例え話で解説
たとえば、ポテトチップスを作っている会社が広告主の場合。
ポテチをおいしそうに食べている子供の写真を、お母さんが、インスタに投稿しました。
これを、ポテトチップスを作っている会社は、広告クリエイティブとして、フィード、ストーリーズ、発見タブで告知できるようになるのです。
そのとき、ちゃんと、その投稿には、広告とか、ポテトチップスを作っている会社とのタイアップ投稿、という表示がされるようになるので、ステルスマーケティング（ステマ）にならないよ、というのがウリのインターネット広告になるのです。
つまり、ステルスマーケティング（ステマ）にならないで、体験者の声を広告として活用できる、ということで、ブランドコンテンツ、という名称になっている広告なんですね。
少々、Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告はややこしいかもですね。
Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告の詳細は、以下でも確認できます。英語の投稿ばかりだから、わかりにくいかもですが・・
Instagramブランドコンテンツ宣伝ガイド ブランドコンテンツ広告
https://business.instagram.com/a/branded-content-ads?locale=ja_JP
ブランドコンテンツ広告の利用方法
実際、Instagram(インスタグラム)のブランドコンテンツ広告はどうやって使うの？が良いのでしょうか。
そもそも、ブランドコンテンツ広告のメリットをご紹介すると、この3つです。
- リアルに、効果測定が可能
- 宣伝範囲の広げられる
- 広告の露出ターゲットを絞れる
ということになります。
それゆえ、利用者としては、わりと、メーカー企業、販売店企業が利用するイメージでしょうか。
基本的には、商品やサービスの体験を想像させるために、ブランドコンテンツ広告を活用するというかんじです。
ブランドコンテンツ広告ではない、今までの投稿だけだと、インフルエンサーの投稿なので、アクセス数とかがわかりませんでした。エンゲージメントなんて、なおさらです。これによって、実際の数値が見えます。
また、インフルエンサーによる、いいかんじの投稿も、フォロワーにしか届いていなかったのが、ターゲットを絞って、広告PRできるようになるのがいいところなんですよね。
わりと、アメリカ的な広告の、いや、マーケティングの発想ですが、日本でも、こういう手法は、ブログでの記事広告と、そんなに変らないので、ありなのかな～と感じます。
ブランドコンテンツ広告はどうやればできるか？
ブランドコンテンツ広告の設定方法は、まず、ブランドコンテンツの承認をすることから始まります！
ちなみに、これは、広告を出したい人の設定方法です！
- ビジネスプロフィール 設定ページで、ビジネスを選択
- ブランドコンテンツを選択
- 承認が必要ボタンをオン
- ビジネスのタグ付け許可をインフルエンサーに付与
- 承認済みアカウントを選択
- 提携インフルエンサーのInstagramのハンドルネームを検索＆選択
これで、広告主側は、インフルエンサーに許可をしたので、あとは、インフルエンサーが投稿にビジネスのタグ付けすればOKです。
ちなみに、対象となるインフルエンサーの投稿自体は、フィード投稿でも、ストーリーズでもOKです。
ここからは、広告の設定です。
- 広告マネージャに移動
- 広告を作成
- ブランドコンテンツの目的を選択
- 配置で、Instagramフィード or ストーリーズを選択
- 広告レベルで既存の投稿を使用をクリック
- クリエイティブで投稿を選択
- ブランドコンテンツタブに移動
- 宣伝したいブランドコンテンツ投稿を選択
あとは、Instagramから承認されるのを待つばかりです。
ブランドコンテンツ広告の注意点
ブランドコンテンツ広告の注意点として、覚えておいてください。
ブランドコンテンツフィード投稿やストーリーズに表示されている「いいね！」やコメントの削除はできません。
そこはオーガニックな話になります。
なんらか、悪い口コミがあった場合、要注意ですね。
また、ブランドコンテンツ広告を通常のInstagram広告としては宣伝できません。
まとめ：ブランドコンテンツ広告は利用イメージのPRで活躍
企業は、消費者に使ってもらっているイメージをPRしたいと思います。それは購入につながるからです。
ブランドコンテンツ広告では、まさに、そこができるので、通常のセールス目的の広告よりも、その点では、価値があります。
ただ、ほんとうに、購入促進につながるかは、テストマーケティングをして、試していく必要はあると感じています。
Instagramのハッシュタグはストーリーズでも使えるという話
