【SEO】Amazon CloudFront 設定方法 AWS CDN で UX 改善！表示速度改善！！

2021年12月2日
2022年4月6日
ノウハウ
初心者向け, アマゾン, サーバ, SEO, webサービス, クチコミ, SEO対策, システム, web制作

ノウハウ

Amazon CloudFront 設定方法 AWS CDN で UX 改善！seo につながる表示速度改善！！

Amazon CloudFront は、アマゾンが提供する、CDNのサービスで、webサイトの表示速度を改善してくれるシステムです。

SEO上でも、ユーザー目線でも、重要視されるページの表示速度。Amazon CloudFrontを導入すると、表示に時間のかかるホームページも、あれ！というほど、速く表示されるようになります。

特に、スマートフォンサイトの場合、重いサイトは敬遠されますし、そもそも、ブランドイメージを壊しかねません。

この記事では、Amazon CloudFront とは何かを解説しつつ、そもそも、CDNとは？の解説をして、Amazon CloudFront 設定方法をご紹介していきます。

1 Amazon CloudFront とは
2 そもそも、CDNとは
3 Amazon CloudFront 導入メリット
4 Amazon CloudFront 設定方法
5 Amazon CloudFront 設定方法解説動画
6 Amazon CloudFront クチコミ情報
7 まとめ Amazon CloudFront 設定でホームページ速度を爆速に！？
8 AWS 関連記事

Amazon CloudFront とは

Amazon CloudFront 公式ホームページ
 https://aws.amazon.com/jp/cloudfront/

Amazon CloudFront とは、ホームページの表示速度を高速化させることができるサービスで、アマゾンクラウドフロントと呼びます。

Amazon CloudFrontは、CDN（コンテンツデリバリーネットワーク）の１つのサービスです。Amazon CloudFrontを簡単に言えば、ホームページの動画、画像などを、キャッシュ化して、それを、利用者のブラウザに配信する仕組みで、キャッシュ化するがゆえに、わざわざ、オリジナルのホームページを読み込むよりも速く表示できる！という仕組みになっています。

Amazon CloudFront は、多くの企業ですでに活用されています。無料枠もあるため、意外と、課金されないことから、中小企業でも利用されています。

Amazon CloudFront は、エッジロケーションと呼ばれる、世界のネットワークを経由して、webサイトの画像、動画などのコンテンツをユーザーに届ける仕組みで、国内だけでなく、海外からのアクセスの多いページにも対応しています。

Amazon CloudFrontがあれば、ファイルの最初のバイトがロードされるまでの時間（レイテンシー)を、最小限に抑えることもできるようになるため、Googleなどからの評価も高まりやすくなります。

Googleが提供しているページスピードインサイトでも、ページの表示速度について、言及している項目がありますが、Amazon CloudFrontが導入されていると、ここの項目の評価を受けやすくなります。結果、Googleの検索ランキングで、上位表示されやすくなります。これは、集客につながるわけですから、企業にとって、大きなメリットですよね！！

また、webページの表示速度があがれば、スマートフォンでの閲覧、アクションがしやすくなるため、ECサイトであれば、購入機会も増加します！だいたい、セールスがうまくいっているECサイトは、スマホ経由の売上が大きいわけですから、表示速度を速くすることは、まじめに取り組むべき課題なのです！

以下は、AWS（アマゾンウェブサービス）が、公式に出している Amazon CloudFront についての解説動画です。Youtubeに掲載されています。

Amazon CloudFront について、学習できるビデオになっています。日本語字幕がしっかりとついているので、わかりやすいですよ！

そもそも、CDNとは

Amazon CloudFrontを理解するうえで、重要なCDNについて、簡単に解説します。

CDNとは、コンテンツデリバリーネットワーク（Content Delivery Network）の略称で、実は、2005年くらいから、日本でも、普及が始まった技術、仕組みです。

CDNがなぜ、表示速度が速くなるのかというと、配布先に近いネットワークに、コンテンツを配布するサーバを接続し、あらかじ、そのサーバに、コンテンツのコピーを置いておくことで、一番近くにあるネットワークから情報を配信するからです。

例でいうと、

日本からアメリカのサイトを見るとき

アメリカのサーバまで、物理的に遠いですよね。

でも、日本のサーバに、アメリカのサイトのコンテンツがあれば、

速くアクセスできますよね！

こういうことを実現できるサービスがCDNなんですね。

PCでも、スマートフォンでも、ブラウザの表示速度が速くなります。さらに、CDNのメリットとしては、本体のサーバへのアクセス数を減らすことができるようになるため、サーバが落ちにくくなります。

つまり、本体のサーバが、アクセス過多、システム負荷などによって、サービス停止しにくくなり、サービスの障害耐性をグッと高められるわけです。

過去に作ったCDN関連の詳細説明の記事です！

ホームページ高速化！CDN シーディーエヌ簡単解説 & 効果の体験談
 https://saras-wati.net/web-make/cdn-knowhow1907/

そんなCDNの１つのサービスが、Amazon CloudFront になります。

Amazon CloudFront 導入メリット

Amazon CloudFrontの導入による最大のメリットは、表示速度が速くなることです。これによって、Google、ユーザー、両方にうれしい状態を作れます。

Googleは、検索エンジンの評価の１つの指標として、ページの読み込み速度を活用しています。

ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します

引用 Google 検索セントラルブログ 2018 年 1 月 17 日
 https://developers.google.com/search/blog/2018/01/using-page-speed-in-mobile-search?hl=ja

これによって、表示速度をあげることは、Googleの検索結果への上位表示やキーワードごとのインデックス率が高められ、結果、アクセス数が増える可能性が高くなります。

Googleの評価が上がれば、こういったメリットがでてきますし、UX面でも、使い勝手が向上するため、ユーザーの利用も促進できます。

これが、Amazon CloudFront 導入メリットです。

Amazon CloudFront 設定方法

Amazon CloudFront 設定方法をかんたんな方法を解説していきます。実際のAmazon CloudFront 導入については、システム開発会社など、プロに任せた方が、安心は安心ですけどね！

この記事では、

ドメインすべてにCloudFrontを適用

する方法をご紹介します。

Amazon CloudFront は、ドメインすべてにも適用できます。ただ、動的プログラムがキャッシュされてしまったり、最新コンテンツがキャッシュ切れまで表示されない、などの弊害を出すこともあります。それゆえ、システム開発会社など、プロに任せた方が、安心と解説しています。

なお、Amazon CloudFrontでは、リソースだけCloudFrontを適用することも可能ですが、プログラムソースの書き換えが発生するため、作業が結構、大変です。そこで、今回は、ドメインすべてにCloudFrontを適用する方法で解説します。

Amazon CloudFront 設定手順

AWSアカウント作成（無料です）
AWSアカウントにログイン
CloudFrontのサービスメニューに移動
Create Distribution ボタンをクリック
Get Started をクリック
オリジナルドメインネームに別名ドメインを入力
DNSレコードのCNAMEに「XXXXXXX.cloudfront.net」を設定

なんと、これで、基本的には、Amazon CloudFront 設定は完了です。

1点、補足で、オリジナルドメインネームに別名ドメインを入力するときの別名ドメインですが、これは、元サイトにリダイレクトされる、別のドメインを入れるということをさしています。

たとえば、

shop.aaa.com

が、元のサイトなら、

cdn.aaa.com で、shop.aaa.com にリダイレクトされるように、事前に設定しておきましょう。

別名ドメインは、cdn.aaa.com になります。

Amazon CloudFront 設定方法解説動画

文章だけだと、イメージがつかない！という方向けに、Amazon CloudFront 設定方法を解説した、ビデオ、動画をご紹介します。

最強のCDN！ Amazon CloudFront の設定方法について解説します

参考にしてくださいませ！！

Amazon CloudFront クチコミ情報

Amazon CloudFront クチコミを、twitterで、リサーチしてみました。あえて、日本語で、投稿されているAmazon CloudFrontのクチコミ情報を、掲載しております！

CDN四天王は、Akamai（流量1位）、Cloudfront、Fastly、Cloudflare（サイト数1位）です。
— さとし🍅 (@sato_shi) June 8, 2021

https://t.co/pEeLT0VlNI にアクセスしてもhttps://t.co/wN7pxnyRjG に飛ぶように設定しました。GitHubでpushしたら自動でS3にデプロイされるようにして更新・管理を楽にし、analytics設定。CloudFront(CDN)で配信してるのでアクセス集中しても落ちません。デザイン以外は結構できるんですよ…。(笑)
— 平畑光一 (@k_hirahata) August 14, 2021