縦型ショートムービープラットフォームで、若者向けSNSツール TikTok(ティックトック)。ネット、SNSに知識のある方なら、ご存知のネイティブアプリです。
日本国内のユーザー数も多く、
日本国内 月間アクティブユーザー数(MAU)は、950万人(2019年1月時点)
引用:TikTok
https://www.tiktok.com/ja-JP
となっています。
そんなTikTokは、広告で収益を得て、活動をしていますが、新たに、効果的にリード(見込み顧客)を獲得する広告として、TikTokリード広告の提供を開始しました。
この記事は、そんなリード獲得の運用型広告 TikTokリード広告とは どんな特徴があるのか、おすすめの業種は?といったところを解説していきます。
TikTokリード広告とは
TikTok For Business 日本公式ホームページ
https://www.tiktok.com/business/ja
TikTok For Businessヘルプセンター
https://ads.tiktok.com/help/article?aid=10001624&from=notification
TikTokリード広告とは、TikTokが、提供する運用型ネット広告プラットフォーム「TikTok For Business」のインフィード広告の一つとして、2021年5月10日に提供を開始したサービスです。
TikTok(ティックトック)の画面上で、表示されているネット広告に興味を持ったユーザーに、TikTok(ティックトック)で表示するフォームに入力してもらい、リード情報(名前や連絡先など)を獲得することができる、ネット広告のサービスです。
TikTok(ティックトック)で表示されるフォームは、インスタントフォームとなっており、TikTok(ティックトック)が提供するものなので、リード(見込み顧客)を獲得することができるんです。
ユーザーがフォームに入力する情報は、氏名、メールアドレス、住所、電話番号などといった、広告主がユーザーに対して、連絡可能な情報です。
ところで、なぜ、TikTokリード広告は、リード獲得がしやすいのでしょうか?
TikTokリード広告 ティックトック 登録情報から自動入力が可能
TikTokリード広告が、リードを獲得しやすい理由は、ユーザーの入力の手間を圧倒的に削減可能だからです。
入力の手間を削減できる理由は、ユーザーが、フォームに自分の情報を記載する際、TikTokに登録している基本情報から、自動的に入力できるようになっているからです。
要するに、ユーザーは、とっても簡単に入力ができるのです。
これによって、潜在顧客を顕在化しやすい作りになっています。
これはfacebook広告でも同じですね。効果的なリード獲得につながる、SNSだからできる、広告手法の強みですね。
この仕組みは、ポイントサイトでも同じようなことをすればいいのに、って毎回思ってしまいますね。
TikTokリード広告 メリット
TikTokリード広告 の メリットは、いくつかあります。
- CVR(コンバージョン率)が高い
- カスタマイズ可能なメッセージデザイン
- ワンクリックで全てのリードをエクスポート
高いCVR(コンバージョン率)になるのは、前述のとおり、フォームの入力の手間が圧倒的に削減されているからです。自動入力の力ですね。
また、TikTokリード広告は、広告で表示されるメッセージがカスタマイズ可能なので、より関連性・興味関心の高いユーザー、見込み顧客を獲得することができます。
そして、管理画面上の話ですが、ワンクリックでリード情報のエクスポートができるようになっています。それゆえ、リードに対してのアクションがしやすいようになっています。webマーケティングで重要なスピード感。これを、しっかりと演出できています。
TikTokリード広告 掲載面 広告クリエイティブ
TikTokリード広告の掲載面は、インフィード広告となるため、縦型で全画面の広告、そして、音楽と一緒に表現される広告クリエイティブとなっています。
それゆえ、世界観の表現などが、非常にしやすい掲載面になっています。無機質なテキスト広告とは異なる部分ですね。
ちなみに、TikTokリード広告は、インフィード広告なので、広告クリエイティブの構成は、TikTokインフィード広告と同じです。
TikTokインフィード広告 の 広告クリエイティブは、
- 動画素材
- サムネイル画像
- ブランド名(テキスト)
- 説明文(テキスト)
になります。
広告の動画のファイル形式は、mp4、mov、mpeg、3gp、aviに対応しています。
そして、動画の長さは、5-60秒で、
TikTok公式サイトで、推奨される動画の長さは9-15秒となっています。
出典)PRTIMES
効果的に見込み顧客を獲得する「TikTokリード広告」の提供を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046801.html
TikTokリード広告 課金方式
TikTokリード広告の課金方式はCost per Mille (CPM)になっています。運用型広告で多いCPC型(クリック課金型)ではないので、ご注意ください。
TikTokリード広告の入札額の設定は1リードの目標金額を設定する方式
予算の上限設定は可能です。
ちなみにターゲットとして、18歳以下のオーディエンスを設定できません。
TikTokリード広告 掲載されるアプリ
2021年5月11日現在では、TikTokがデフォルトになり、この時点では、TikTokのみが対象のアプリとなっています。
TikTokリード広告 おすすめ業種 業界
TikTokリード広告の公式サイトで、記述されているTikTokリード広告のおすすめ業界、業種は、以下の内容になります。
ゲーム
新規のソフト、タイトルを告知
発売前の体験版などのゲーム登録やイベント登録促進
音楽、映画
新作発表、無料会員登録で活用。
ライブイベントのチケット先行販売などにつなげていくイメージです。
教育
オープンキャンパス、体験プログラムやコースの登録
年代が近いのでいいかもしれませんね。
ほかにも、自動車や小売りについても記載があります。
TikTokは年代が10代に強いSNSなのに、ターゲット18歳以下ができないので、大学募集などは難しいかもですが、社会人向け学校などはありかもですね。