EC担当者、web担当者に、デジタル広告において、面白いデータを見つけたのでお知らせします。EC、通販の有名企業18社のアンケート回答から出てきた情報です。
結局、ECサイトで、CV(コンバージョン)の取れた広告 媒体 は何か?というアンケートに対しての回答がまとめられています!
コンバージョン 獲得 できた 広告 媒体
2018年、2019年、2020年の3年間の比較で出ています。
最もコンバージョンが獲得できた広告媒体が何か、という質問に対しての回答です。
2018年 CVの出たweb広告ランキング
- 1位 アフィリエイト広告(38.9%)
- 2位 Facebook(16.7%)
- 3位 LINE(11.1%)
- 4位 youtube SEM GDN/YDN(5.6%)
- 5位 LINE(11.1%)
2019年 CVの出たweb広告ランキング
- 1位 Facebook(22.2%)
- 2位 アフィリエイト広告、GDN/YDN(16.7%)
- 4位 ニュースアプリ、インスタ(11.1%)
- 6位 LINE、youtube(5.6%)
2020年 CVの出たweb広告ランキング
- 1位 アフィリエイト広告(22.2%)
- 2位 Instagram、YouTube、ニュースアプリ、GDN/YDN(16.7%)
- 3位 Facebook(5.6%)
となっていました。
詳細はこちらのURLに掲載されています。
ダイレクトマーケ担当者に聞いた! EC通販現場の”裏バナシ” ~新規顧客獲得向け広告・LPのリアル~
https://smmlab.jp/article/ec-directmarketing-real/
アフィリエイト広告 考察
この3年間で見ても、明らかに、コンバージョン獲得が多かったのは、アフィリエイト広告のようですね。
アフィリエイト広告といえば、
- a8.net
- バリューコマース
- afb
- アクセストレード
といったところが、メインどころですが、
非常に、多くの広告主が出稿しています。
このアンケートの回答が、通販の有名企業なので、おそらく、アフィリエイト広告でのシェアは大きいのだと思います。
アフィリエイト広告は、ECとの相性がいいですからね。
だからといって、中小企業も、アフィリエイト広告をしたからといって、売れるわけではないです。
そもそも、提携パートナーを増やすまでは、結構大変ですから。
ただ、時間をかけていくと、安定してきて、熟成してきます。
インスタグラム 考察
インスタグラムが徐々に、CV獲得で、シェアを伸ばしていました。
2020年は、16.7%というのも大きいですよね。
実際、インスタグラムの場合、インスタグラムショップの機能が展開されてから、流入が大きく増えています。
これは、中小企業も、簡単に始められる施策なので、やっておいたほうがいいですね。
また、有名通販企業なので、コスメ、アパレルなども入っているのだと思います。
そう考えると、インスタグラムのCV獲得が多いのも納得です。
ターゲットとマッチするからです。
インスタグラムの場合、しっかりとコンテンツを投稿していく運用が重要なので、そこは怠らずに、投稿のコミュニケーションを継続させていくことが大事ですね。
Youtube広告 考察
2020年になって、一番伸びているのが、このYoutube広告ですね。
コロナの影響で、視聴回数が、激増していることも大きい要因でしょう。
また、Youtuberの増加や、有名youtuberのTV露出増加も大きいと思います。
また、一方で、Google広告で、今年登場してきたファインド広告の成果も出てきているのではないかと推察しています。
ファインド広告の詳細は、こちらをご覧ください。
最新 Google広告 ファインド広告 2020年 期待の星!
https://saras-wati.net/web-ad/new-googlead-find-discovery/
いずれにせよ、Youtube広告は、CV獲得につながっているので、影響力高いですね。
クリエイティブ作成は、動画作成なので、手間は大きいのが難点ですね。
動画制作会社に依頼すれば、手間は軽減されるものの、広告制作費がかかります。
バナー制作の料金では、なかなか、いいクリエイティブの動画は作れません。
参照 SMM lab アライドアーキテクツ株式会社のデータです。
https://smmlab.jp/article/ec-directmarketing-real/
まとめ EC担当者の方 実施していない広告は、試してみては?
2020年以降は、より、ECサイト、通販サイトの需要は伸びます。
それゆえ、CV獲得を推進するために、しっかりと、テストマーケティングをしていきましょう。
少ない金額で試しながら!というのもありだと思います。
王道であるリスティング広告(SEM)よりも、アフィリエイト広告や、インスタグラム、GDN/YDNのほうが、数字が出てきているので、ここは参考になると思います。
まず、実施したことのないweb広告から、TRYしていくのが、いいと思います