【ネット広告】天気 気温 で 自動 web広告 配信 weathermarketing.net 気象連動型広告

天気や気温といった気象データは、マーケティング 販促面で大きく影響を受ける要素ですよね。夕立が増えれば、傘が売れるのは、イメージしやすいと思いますが、これは典型例です。コンビニ ドラッグストア スーパー 量販店でも、ビニール傘を店頭で大きく出しますしね。

しかし、こういった物理的な要素だけでなく、デジタル面でも、天気や気温の気象情報は、マーケティング的に影響を与えます。

株式会社ウェザーニューズが2020年12月22日に発表したプレスリリースにて、デジタル広告における、気象データの相関性がわかります。

Google検索と気象データの2020年相関分析ランキングを発表
https://jp.weathernews.com/news/33747/

ゴキブリやダニ、蚊といった、虫系のキーワードの検索が増えるというのは、夏のイメージですが、もっと早い時期から、検索トレンド上、上昇するんだとか。

このように気象情報は、デジタル広告との相関性があるので、これを活用した広告がないかと調べていたら、見つけました。weathermarketing.net というサービスです。

この記事では、weathermarketingとは 何か?ウェザーマーケティングの機能、システムなどについて、解説しつつ、せっかくなので、気象連動型広告 について、情報をまとめてみました。

weathermarketingとは

ウェザーマーケティング

weathermarketing 公式ホームページ
https://weathermarketing.net/

weathermarketing(ウェザーマーケティング)とは、株式会社ルグラン(本社:東京都港区)が、2021年7月29日からサービスの申込受付を開始したサービスで、天気にあわせて広告を配信する、新しい広告配信のシステムです。

今までは、あまりなかった、あるいは、難易度の高かった、気象に連動した広告配信システム。主に、天気、気温などの気象データをもとに、ネット広告を配信しようとすると、手作業ベースでの対応となっていました。

特に、Google広告、Facebook広告、Instagram広告といった運用型広告ですね。データをマージできるのですが、もともと、そういった機能のない、あるいは、難しいweb広告ですね。

インターネット広告は気象情報をもとにした広告配信もできるべきだと考え、少しでも、広告効果があがるよう、費用対効果を改善するための仕組みとして、weathermarketing(ウェザーマーケティング)を開発したんだそうです。ROIの最適化のため!と、TOPページでもうたっていますが、まさに、これが開発背景なんでしょうね。

weathermarketing.net 機能 特徴

weathermarketing.netは、以下のような、機能、特徴をもっています。

  1. Google広告、Facebook広告、Instagram広告に対応
  2. 日本全国の異なる天気への対応が自動化
  3. 24時間前~48時間先までの気象情報を活用可能

weathermarketing.netなら、なんと、1時間毎に更新される1kmマス(メッシュ)に対応していて、日本全国 約37万地点の気象データとかけ合わせての広告配信が可能

しかも、24時間前~48時間先までの気象情報に対応しているんだそうです。天気予報にも対応しているのはすごいですね。

気象情報の種類は

  • 気温
  • 降水量
  • 湿度
  • 風速
  • 前日との気温差
  • 7日先までのまとめ天気
  • 最高気温
  • 最低気温
  • 降水確率

などに対応しているんだそうです。

weathermarketing.net 利用方法

weathermarketing.netの利用は、基本、問い合わせベースになっているようです。

  1. まずは、問い合わせをして、担当者と日程のすり合わせ
  2. weathermarketing.net側で、広告アカウントを作成
  3. 広告を配信
  4. ネット広告の運用 開始
  5. 2週間毎に配信結果をレポート
  6. 2週間毎に気象設定のチューニング

という流れで、weathermarketing.netの利用ができるようです。

weathermarketing.netの料金も、問い合わせベースのようですね。

なお、weathermarketing.netは、お申し込み後、広告配信まで、スムーズにいって、約2週間ほどかかるそうなので、早めに動かないとですね!

ちなみに、weathermarketing.netは、かつての、ヤフーの検索連動型広告「オーバーチュア」の創設メンバーが中心となって、システム設計をしたそうなので、検索エンジンに対しての知識は奥深いようですね!

ウェザーマーケティング 提供会社 株式会社ルグラン

weathermarketing.netは、冒頭で書いた通り、株式会社ルグランが提供、開発したサービスになります。

株式会社ルグランについて
https://legrand.jp/

株式会社ルグランは、デジタルマーケティングに関する戦略コンサルティング、メディアプランニング、ネット広告の運用、SNSメディアを活用したマーケティング支援などを行っているデジタルエージェンシーです。

2006年設立の会社で、デジタルマーケティングで10年以上の経験、実績のある会社ですね。2017年には気象データを活用したファッションテックサービス「TNQL(テンキュール)」を開発しています。

出典 PRTIMES
株式会社ルグラン、天気に合わせて広告を配信するシステム「weathermarketing.net」をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000045119.html

実は以前に、このサイトで、TNQL(テンキュール)についての記事を書いています。

【EC】天気でコーディネートレコメンド TNQL(テンキュール)のAPIを無料版公開
https://saras-wati.net/news/tnql-api-free2001/

参考までに。

天気 気候 と ネット広告 データ

株式会社ルグランの過去のブログでも、このお天気配信について、面白い記事があります。このデータは一見の価値があります。

広告の配信結果も、「夕立」「蒸し暑い」「猛暑」の時に配信するように設定した広告のインプレッションが多くなっているのが分かります。

引用
【TNQL】天気に合わせて広告を配信(Facebook/Instagram編)
https://legrand.jp/Blog/2020/9/0917-5

インプレッションが増加する天気

  • 2日連続雨
  • 雨天

インプレッションが減少する天気 気候

  • 強風
  • 蒸し暑い
  • 猛暑

参考)【TNQL】天気に合わせて広告を配信(Google広告編)
https://legrand.jp/Blog/2020/10/1001-2

他社 気象連動型広告 天気にあわせた web広告配信サービス

実は、今回ご紹介したTNQL以外にも、従来から、天気情報を見て、web広告を配信できるサービスはあります。

お天気情報は、地図と同じで、お金があれば、とってこれるデータなので、活用したマーケティング会社は多いのかもしれないですね。

どこどこad 気象ターゲティング

どこどこad 気象ターゲティング 公式ホームページ
https://www.docodocoad.jp/dsp/weather/

静岡県立大学との産学連携による共同研究で生まれたサービスが、どこどこadの気象ターゲティング という広告です。

サービスとしてはIPアドレスをもとにした、ジオターゲティング情報(位置情報)と気象情報とを掛け合わせて、ディスプレイ広告を配信するサービスです。

いわゆる、DSP広告ですね。

インプレッション課金型で、2021年7月31日時点で、月間17億インプレッションの在庫があるそうです。

PC、スマートフォン対応で、配信先は、GMOやサイバーエージェントのAmebaなどのSSPだそうです。

ウェザーニュース

ウェザーニュース 公式ホームページ
https://wxtech.weathernews.com/advertisements.html

ウェザーニュースの公式アプリで、バナー広告を掲載するサービスです。

累計2,000万ダウンロード超のネイティブアプリ ウェザーニュース。

見ている人の多さは折り紙付きですね。

天気、気温、雨量、湿度、体感データ等、セグメントして、広告を掲載できます。しかも、1kmメッシュ単位で広告を出し分けているんだそうです。これが、細かくて、すごいですね。

こちらも、インプレッション課金型です。

料金が、ウェザーニュースは表示されていて、imp単価は、0.8円~で出稿できます。

Google広告 気象連動型広告

実は、Google広告にも、機能としては、プログラムと広告の連動をさせる機能があり、googleが無料で提供しているGoogle Ads scriptを活用すれば、天気に連動した広告の強弱は可能になっています。

Google広告ヘルプ
スクリプトを使用して自動的に変更を適用する
https://support.google.com/google-ads/answer/188712?hl=ja

実際に、天気系の情報については、以下のGoogle Ads scriptが用意されているので、これを使えば、天気情報に応じて、web広告の掲載をコントロールできます。

Google Ads script
Weather-based Campaign Management
https://developers.google.com/google-ads/scripts/docs/solutions/weather-based-campaign-management

こちら、設置するのは、それなりに知識がないとできなさそうですね。

まとめ 気象連動型広告 で webマーケティング 強化 自動化 へ!

気象情報を、webマーケティングに活用するイメージ、つきましたでしょうか?

インプレッション、クリック数、そして、キーワード。

いずれも、気候データと、密接な関連があるんですよね。

weathermarketing.netなら、自動的に、google広告や、フェイスブック広告、インスタグラム広告をコントロールできるというすばらしさがあります。自動化はいいですよね。

気象情報を活用できる、気象連動型広告があれば、運用型広告の自動化もしやすくなるはず。気象連動型広告についての知識を高めて、まずは、webマーケティング 強化 自動化 を進めてみませんか?

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