最近学生によるベンチャーは少なくなってきたな、という印象を受けますが、けしてそんなことはありません。IT分野での起業が実は多すぎて、かすんでいるというイメージです。ゲームアプリ、キュレーションメディア、動画メディアに、Youtuber、Vtuber。インフルエンサーに、ミスコンテストと、実は、学生が作り出している、起業しているビジネスはとても多いのです。
企業と学生のマッチングという発想が陳腐といわれれば、そうかもしれませんが、そういったビジネスモデルが、学生の場合、非常に多いのも事実です。
そこで今回ご紹介するSmartthon(スマートソン)。Smartthon(スマートソン)は、スワイプというスマホ文化を活用した、企業情報の告知サービスです。
面白いのは、学生側の利用者を絞っていることですね。MARCH、関関同立と同等またはそれより上位の大学に所属している人、など審査基準を満たしていないと、学生が、Smartthon(スマートソン)自体に、登録や利用をすることができないようになっていることです。
Smartthon(スマートソン)とは
Smartthon(スマートソン)は、スワイプを通じて、学生に大学生活に関連する情報の配信や、ハイエンド学生と企業との距離を縮めるコミュニティサービスです。
Smartthon(スマートソン) 公式サイト
https://smartthon.com/enterprise/
Smartthon(スマートソン)は東工大発ベンチャー。Smartthon(スマートソン)は、認定第96号の株式会社prdが運営しています。
東工大発ベンチャー称号付与企業一覧(99社)
http://www.sangaku.titech.ac.jp/achieve/venture_list.pdf
Smartthon(スマートソン)は、企業PRや新卒・インターン採用情報などを指定する学生セグメントに配信するサービスで、基本的には、認知をさせていくツールです。
Smartthon(スマートソン) 学生側の審査基準
Smartthon(スマートソン)に登録できるのは、以下の審査基準を満たしたハイエンドな学生のみと、ホームページではうたっています。
以下は、Smartthon(スマートソン)に登録できる学生の基準です
- MARCH、関関同立と同等またはそれより上位の大学の所属
- GPA(Grade Point Average) 3.5以上、TOEIC800点以上など優秀な成績
- 優れた経験やスキル、功績(学術との関連は不問)
いずれかの基準を満たしているとSmartthon(スマートソン)に登録できるそうです。
ちなみにGPAは、アメリカの大学や高校などで使われている成績指標です。留学などで学力を測る指標なので、日本では、あまり馴染みがないかもですね。
GPA制度とは、授業科目ごとに5段階程度で評価された成績に対して段階ごとに「Grade Point(GP)」と呼ばれるポイントを付与し、単位当たりの平均「Grade Point Average(GPA)」を算出して、その一定水準を卒業などの要件とする制度です。主に欧米の大学で広く採用されている成績評価制度で、日本でも2000年代から導入する大学が増えていきました。
引用:就職ジャーナル
https://journal.rikunabi.com/p/advice/29280.html
Smartthon(スマートソン)の企業側の使い方
Smartthon(スマートソン)は、企業側のホームページから登録をすると、すぐに情報登録ができるようになります。
企業側のSmartthon(スマートソン) 公式サイト
https://smartthon.com/enterprise/
2019年9月2日時点で、Smartthon(スマートソン)は、企業向けに無料トライアルプラン公開しております。
登録から学生へのスワイプカード配信まで約5分でできるとのことなので、試してみましたが、たしかに簡単に登録ができました。
無料トライアルプランでは、
- 1ヶ月あたり100SW(スワイプ)の配信
- 配信結果&配信統計の閲覧
- 配信時のアンケート統計の閲覧
上記が御試しでできる状態です。
Smartthon(スマートソン)の参画企業
Smartthon(スマートソン)に2019年9月2日時点で、参画している企業は以下です。
ロゴが掲載されています。
- BOSCH
- パ-ソルキャリア
- オンリーストーリー
- ZUU
- クルイト
- 牛込橋法律事務所
- Sigoo
- Tapp
などです。
学生向けにSmartthon(スマートソン)のサービス説明
Smartthon(スマートソン)が、学生向き合いで、どのようにサービスを紹介しているのでしょうか?
Youtubeで、動画にて解説されています!
Smartthon(スマートソン) スワイプで企業研究
Smartthon(スマートソン)の学生向けページは以下です。
企業から配信されたカードを10枚スワイプすると、
Smartthonギフト(MacBook・PS4・Nintendo Switch・Amazonギフト券など)の中から
必ず何かが当たる!というような表現で、
学生のスワイプ、サービス利用を促進しています!
要はプレゼントキャンペーンで、学生を呼び込んでいっているかんじですね!
もちろん、機能として、プロフィールやスワイプ結果から企業情報をレコメンド、企業からスカウトが届くなどの機能紹介も行っています。
ちなみに2019年8月からのサービスインで、1ヶ月間で1000名を超える学生が登録しているそうです。
Smartthon(スマートソン)の運営会社は
Smartthon(スマートソン)の運営は、株式会社prd
株式会社prd 公式サイト
https://prd-inc.jp/
家庭教師マッチングサービス「スマートレーダー」の運営もされているみたいです。
https://smartrador.com/
2020年7月では、塾講師のシェアリングサービスもされていますね!
出典:PRTIMES
スワイプで企業認知できるコミュニティ「Smartthon(スマートソン )」、企業向け無料トライアルプラン公開
登録から学生へのスワイプカード配信まで約5分。学生認知の開始がすぐに可能となります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000032697.html
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