はてな、教えて!gooや、Yahoo知恵袋、OKWAVEなど、いわゆる、Q&Aサイトは、もはや、webサービスの中でも大きなwebサービスになっています。口コミサービスとしての信用度の高さもそうですが、SEO対策により、その無数の質問、そして回答が、検索結果の上位に表示される影響が大きいためだと思われます。
Googleでも、このQ&Aサービスは、大きな要素ととらえられており、Q&Aのカルーセル型リッチリザルトとして、構造化のマークアップをすることで、2018年12月には、大きく表示されることになりました。
以下、GoogleのQ&Aページの扱いについてのガイドライン、ヘルプです。
https://developers.google.com/search/docs/data-types/qapage?hl=ja
そんな中、勉強についても、Q&Aで回答がくるサービスがあるのをご存知ですか?それが、今回、ご紹介する中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)です。
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)とは
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchoolのURL
https://portal.noschool.asia
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)とは、中高生における勉強の課題、質問を、サイト上で、無料で、質問が出せて、無料で、家庭教師の先生から回答が返ってくるwebサイトです。
記載したとおり、中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)の回答者は主に家庭教師や塾講師。いわゆる、プロの先生の回答が来るので、より分かりやすい丁寧な回答で、勉強への理解度を高められるようになっています。
わからない問題や、進路相談など勉強に特化したQ&Aサイトなので、回答にいい加減なものが混じっていると嫌ですよね。回答する先生や講師の情報は、プロフィールとして登録がされています。それゆえ、いい加減な回答などがでないような仕組みになっています。また、過去にその先生、講師が回答した指導方法や過去の回答歴を確認できるので、いい加減な回答ではないかどうかも確認できるわけです。
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)が資金調達
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchoolを運営する株式会社NoSchool(東京都品川区)は、2019年2月18日に株式会社サムライインキュベート(東京都品川区)が運営するSamurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合、および個人投資家(狩俣 裕之氏、久保 光氏)を引受先とする第三者割当増資を実施致しました。
この資金調達により財務体制の強化、社内体制の拡張、サービスの拡張につとめていく模様です。
まずは、サービスの改善として、
- 勉強Q&AのUI/UXの改善
- 質問数・回答数の向上
- iosアプリのリリースというのを行っていくようです。
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)のビジネスモデルは
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)のビジネスモデルは、先生、講師からもお金をもらわないモデルのようで、100%の授業料を受け取れるというのも面白いんですよね。
ほとんどが広告や塾などの申込みなどの広告手数料がビジネスモデルの資金源になっているようです。それゆえ、回答をしてくれる先生方も、プロモーションの一環として活用できるので、それはそれで大きいですよね。
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchool(ノースクール)の運営会社
株式会社NoSchool
設立:2018年 5月
株式会社NoSchool URL
https://portal.noschool.asia
考察:数学や物理など理系の質問が多い。ITエンジニアの養成下地になる?
サービスサイトを見ていただけるとわかりますが、圧倒的に、数学や物理、化学などの質問が多い印象を受けます。たしかに、日本史などは調べればわかりますからね。
そういった点では、理系の学生の育成に一役買いそうですし、場合によっては、ここから、いわゆる、プログラミングなどのQ&Aサイトもできそうですよね。
義務教育の家庭でも、プログラミング教育が、今後、増えていく中で、実は大きな市場になるのではないかと考えられます。
一方向で、ビジネスモデル自体は、有料課金サービスなどの形にも育てていくことができるでしょう。優秀な講師をあつめていく過程で、結果的に、受験サプリみたいな形で、スマホ課金、サブスクリプションサービスになる余地もあると思われます。
いずれにせよ、DBサービスなので、情報量、利用者が増えれば増えるほど、収益があがっていく、つみあがっていくビジネスモデルなのは強みですよね。
出典:PRTIMES
中高生向け勉強Q&AサイトNoSchoolがSamurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合および個人投資家より数千万円規模の資金調達を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000040725.html
教育関連サービスで、塾のポータルサイトは他にもあるので、見てみました。
学習塾、通信教育のポータルサイト 塾ログ
塾ログは学習塾、通信教育を紹介するポータルサイト。
目的に合わせて全国の学習塾、通信教育を簡単に検索・比較できるサイト
利用者のターゲットは、保護者や学生。
2019年3月にオープン。
学習塾、進学塾のポータルサイト 塾タウン
塾タウンは学習塾、進学塾を紹介するポータルサイト。
エリア、沿線、駅名から検索できるポータルサイトです。
目的に合わせて全国の学習塾、進学塾を簡単に検索できるサイトです。
指導形態 集団 少人数 個別といった観点での検索も可能。
利用者のターゲットは、保護者や学生と同じです。
ビジネスモデル的に面白いのは、ブログベースで、ドメイン配下に各塾の情報をCMSでのせていくことができるようになっているところですね。SEO対策には、いいですよね!
例です。恵伸(けいしん)スクールさまの情報です。
http://jukutown.com/keishin-school/
国内最大級!学習塾の無料検索サイト 塾シル!
塾シル!は学習塾の無料検索サイト。
エリア、沿線、駅名から検索できるのは、同じですが、規模がすごいですね。
全国5,000教室の登録があるそうです!
さらに、体験授業を無料申し込み可能になっています!
塾選びで失敗しないためには入塾前の体験授業。ということで、塾シルでは、無料で気になる塾に体験授業を申し込みできるそうです。
利用者のターゲットは、保護者や学生。
小学校~高校生向けの塾まで幅広いです!
株式会社ユナイトプロジェクトが運営しています。
塾のポータルサイト、結構たくさんありますよね。
ママ友コミュニティでも、いっぱい話がでていそうですね。