2020年1月は、Googleのコアアルゴリズムがアップデートされて、検索エンジンでの順位が大きく変動していました。
以下の記事にて、詳細は記載していますので、ご確認ください。
それゆえ、少しでもSEO対策をして、PVやUUを増やしたいというご相談をいただきます。集客あってこそのホームページでのPRですからね。
ちなみに、2020年2月になっても、この検索結果での順位変動はすごくて、2020/2/2、2020/2/3で、SEO変動のボラティリティは、5を超えている状況で、非常に、高い変動数字になっています。
参考 SEMrush(エスイーエムラッシュ)
過去30日間のSEOボラティリティ
https://www.semrush.com/sensor/?category=&db=JP
そこで今回は、Googleでの上位表示対策として、citation(サイテーション)について解説しようと思います。
citation(サイテーション)は、簡単に言うと、引用や言及という意味合いになりますが、SEO対策上は、非常に重要な要素になりそうなんですよね。
citation(サイテーション)とは?
citation(サイテーション)とは、名前やそのものを示す内容が、webサイトやブログ等で記載されたり、引用・言及されることをさします。
よくあるのは、商品の口コミなどですよね。
たとえば、三国志14というプレステ4のゲームがあります。
三国志14の発売元は、株式会社コーエーテクモホールディングスという会社です。
三国志というシミュレーションゲームの中で、2020年に発売されたものですが、とても評価がいいみたいですね。
このように口コミを書きます。
上記のように、直接リンクは張りません。
これでも、株式会社コーエーテクモホールディングスであったり、三国志14であったりについては、SEO対策上、プラスの評価がされるわけです。
citation(サイテーション)のSEO効果については、以下のようにSEO専門家も説明をしています。
Web検索(オーガニックSEO)ではサイテーションのSEO効果についてはあまり触れられてきませんでしたが、弊社ではサイテーションも同様に(ただし同程度ではない可能性が高いです)効果があるものと考えています。
引用:SEO研究所 サクラサクラボ
サイテーションのSEO効果
https://www.sakurasaku-labo.jp/blogs/seo-citation
citation(サイテーション)とアンカーテキストの違いは?
citation(サイテーション)と似ていて、少し異なるのが、アンカーテキストです。
citation(サイテーション)とアンカーテキストの違いは、リンクの有無です。
- リンクを張っているのが、アンカーテキスト。
- リンクを張られていないのが、citation(サイテーション)。
どちらも、記事や文中には、説明はあるんですけどね。
先ほどの例でいえば、三国志14というソフトへのリンクがないので、citation(サイテーション)になりますが、あそこで、三国志14の公式サイトへのリンクをはっていたら、アンカーテキストになります。
citation(サイテーション)とアンカーテキストの共通点は、どちらもGoogleのSEO対策において重要な要素であることです。
アンカーテキストは、リンク先の内容を伝えて、ユーザーをリンク先に誘導します。それゆえ、リンクされているテキストとリンク先との関係性が一致していないと意味はありません。
それゆえ、内部SEO対策として、アンカーリンクは非常に重要です。
以下のページにも、アンカーリンクがSEO対策で、どれだけ重要かを説いています。
アンカーテキストをいかに設定するかによって検索アルゴリズムの各ページの評価、そしてサイト全体の評価が変わってきます。
引用:アンカーテキストでSEO効果を高める書き方まとめ | ウォーカーネット
https://walker-net.jp/seo/anchor-text/
しかし、アンカーテキストは、いわゆる、SEO対策でも、悪い活用のされ方がされてきたりもしました。
適当なwebサイトを作って、リンクをいっぱい飛ばす、などで、SEO対策をするような会社が出てきたのが、その一例ですね。
いわゆる、ブラックハットSEO、ブラックSEO対策です。
しかし、citation(サイテーション)は、ここにおいては、そこまで、悪い活用はされませんでした。当たり前です。
SEO効果としては、大量に記事やブログを書かないと、citation(サイテーション)の効果は出てきませんから。。。
しかし、徐々にこのcitation(サイテーション)の概念は重要視されてきているようです。大手のSEO会社さんのブログでも以下のように記載があります。
リンクを貼られなくてもSEO効果があるといわれるようになった背景には、検索エンジン技術の進化とSNSの普及が大きく関係しています。
引用:innova
”サイテーション”とは? 概要、SEO効果、獲得のためにできること
https://innova-jp.com/seo-citation/
citation(サイテーション)を増やす方法は?
citation(サイテーション)を増やせば、SEO対策になるのであれば、多くのwebサイト、ブログから、言及してもらうことが大事です。
では、ブラックハットSEO対策ではなく、ちゃんとcitation(サイテーション)を増やすには、どうすればいいでしょうか?
わかりやすいコンテンツを作る
当たり前の話ですが、わかりやすいコンテンツを作ることが大事です。
ホームページでは、1ページには、1つのことだけを書くように意識してみてください。
たとえば、カレー屋さんのホームページなら、
カレーのメニュー1つで、1ページ作ること。
豚肉カレーと、牛肉カレーは、同じページにしないようにして、特徴をそれぞれ書くようにするといいですよね。
1ページ、1コンテンツは、わかりやすさの原則です!!
イラスト、図や写真を入れる
イラスト、写真や図で、解説を入れるのはわかりやすくなります。
そして、実は、これが、言及してもらいやすくなる秘訣です。
あのwebサイトでは、SEOについて、こんな図で表現している、などというのがあれば、リンクはなくても、いろいろなブログやwebサイトで言及してくれるかもしれません。
また、インフォグラフィックでまとめることで、ユーザーが、SNSなどで、いろいろとクチコミを書いてくれるかもしれませんよね。
まとまっている、わかりやすい画像はコンテンツとして効果的です!
真実、リアルなことを書く
意外と忘れがちですが、事実は、やはり伝播します。
埼京線、XX駅で止まっています
というのを記載したとします。
これに、
- 日付
- 時間
- 理由
- 止まっていた時間
- 結果どうなった?
この中身をブログやwebサイトで記載をするのでも、citation(サイテーション)を獲得できる可能性は増えます。
事実、リアルなことは、やはり、重要です。
ただし、ちゃんと、真実であることのエビデンス情報は必要ですね。
上記で言えば、エビデンス情報として、JRのホームページでの情報ページへのリンクを張っておくとかをするだけでもいいと思います。
Twitterとかのつぶやきをのせておくとかも、いいですよね!
まとめ:citation(サイテーション)を増やせるよう良質なコンテンツを!
GoogleのSEO対策を基盤に考えすぎても良くはないですが、多くのサイトから言及、参照してもらえるよう、コンテンツを作っていきましょう。
citation(サイテーション)は、リンクのない言及、いわば、linkのないクチコミ。
このcitation(サイテーション)は、SEO対策として、Googleの上位表示を狙うなら、とても重要な要素ですから、しっかりと、増やしてもらえるように、コンテンツを作っていきましょう。
citation(サイテーション)をたくさんもらえるwebサイト、ブログになるなら、
- わかりやすいコンテンツを作る
- イラスト、図や写真を入れる
- 真実、リアルなことを書く(エビデンスも忘れずに)
ようにしましょう。
しっかりとした、コンテンツ作りが、SEO対策上、重要です。
一歩ずつ、信頼関係を、多くのユーザーと作っていきましょう!!