Amazon S3 使い方 を解説。最強 の オンライン ストレージ として君臨するアマゾンウェブサービスのクラウドストレージ、S3。AWS Amazon S3 メリット や、Amazon S3 料金 などをガイドしていきます。
Amazon S3は、耳にすることも多い、AWSのサービスの1つです。そもそも Amazon S3とは何なのかをまとめながら、Amazon S3 の 機能から、Amazon S3 使い方 などをまとめていきます。
Amazon S3 は、料金もリーズナブルで、日本でも、広く普及しているオンラインストレージです。ぜひ、Amazon S3 導入 にあたっては参考にして欲しいです。
この記事は、AWS の Amazon S3 を学びたい、知りたい、MIS(社内情報システム)、web制作者、システム開発会社、マーケッター向けの記事となっております。
Amazon S3とは
Amazon S3 公式 ホームページ
https://aws.amazon.com/jp/s3/
Amazon S3とは、画像やテキスト、動画などのデータを保存、管理できる、オンラインのストレージサービスです。ちなみに、webサーバの代わりとしても、活用可能なので、極端な話、Amazon S3 に html、css、js、画像ファイルを置けば、ホームページを開設することも可能です。
Amazon S3の使い方としては、基本、ホームページ、webアプリケーション、オンラインシステム、DBなどのデータ保存先、データのバックアップ先として使われます。Amazon S3には、復元やバージョン管理の機能もあるので、これによって、保存したデータのバージョンを戻したり、進めたりできます。
Amazon S3 は、主に、エススリーと呼ばれます。
Amazon S3 は、Amazon Simple Storage Service の3つのSを省略して、Amazon S3 と表記されます。AWSが提供しているストレージサービスの中では、もっとも人気のサービスです。
AWSが提供しているストレージサービスは、ほかにも、EBSやEFS、FSxというものがありますが、今回は、Amazon S3 について、解説します。
Amazon S3 特徴 メリット
Amazon S3 の 使い方 把握のために、その機能と特徴を整理します。
Amazon S3 特徴 メリット は、
- 容量無制限
- 耐久性の高さ 99.999999999%
- データ容量に依存しない 処理速度
- リーズナブル な 料金
ということが、特徴になっています。
5TBで、1ファイルの構成になっているのが、Amazon S3 の 基本です。
また、Amazon S3 は、最初のサインアップから、12ヶ月間無料でお試し利用が可能になっているのもうれしいところですね。
Amazon S3 できること
Amazon S3 の 機能、できることを書いていきます。
- ストレージ
- データ管理
- ストレージクラス
- アクセス管理
主には、この4つです。具体的に、Amazon S3 できること 解説します。
ストレージ
Amazon S3 は、保存されたデータを自動的に3つのリージョンに保存します。簡単に言えば、1つのデータを自動的にコピーして、3つの地域のサーバに保存してくれるのです。
これによって、安心したデータの運用が可能になります。データがなくならないわけですから。
また、保存したデータの整合性をチェックしてくれて、不具合発生時は、自動的に修正してくれます。しかも、これを、定期的に行っています。
PCでたとえれば、Cドライブに保存したら、ほかのPC 3台に自動的に保存してくれて、データが壊れていないかを定期的にチェックして、おかしければ、直してくれる!というかんじです。
データ管理
Amazon S3 は、データの管理を細かく設定可能で、その設定も、日本語のAWS管理画面から、簡単に設定できます。
管理項目としては、ファイルごとに設定できます。
また、ファイルごとに、リージョンや保存先、アクセス制限なども調整できます。
ストレージクラス
Amazon S3 は 用途や料金にあわせて、データの保存先を調整してくれます。
利用頻度の低いデータは、スペックの低いストレージに入れることができて、その結果、Amazon S3 の利用料金を下げることができます。
使っていないときのコスト削減がしやすいんですよね。
アクセス管理
ファイルへ、誰でもアクセスできても困ること、ありますよね。Amazon S3 には、ファイルごとに、アクセス権限の設定が可能です。
また、基本的には、所有者、管理者以外は、保存したデータにアクセスできないようになっているので、セキュリティ的には、とっても安心できますね。
Amazon S3 使い方
Amazon S3 使い方を解説していきます。上記のAmazon S3 特徴、できることから、お察しいただけた方もいらっしゃるかもですが、、、
Amazon S3 使い方 は、
- バックアップ
- 静的 ホームページ 公開
- アプリケーション 参照
- オンライン ファイルサーバ
などの用途で使えます。
また、webからデータをアップして保管。という用途で活用することができるので、DBとしての利用方法も考えられます。ただ、SQLなどは動かないので、基本的には、ファイル置き場としてのDBとしてお考え下さい。
Amazon S3 使い方 操作方法
Amazon S3 使い方 として、管理画面(コンソール)を活用した操作方法について解説をしていきます。
Amazon S3 使い方 操作方法 手順としては、基本は以下です。
- バケット 作成
- ファイル アップロード
- ファイル ダウンロード
- ファイル 削除
- バケット 削除
というかんじです。個別に Amazon S3 使い方 操作方法 を 解説します。
バケット 作成
バケットの作成について記載しますね。
- S3マネジメントコンソールにログインします。
- その後、バケット作成をクリック
- 好きなバケット名を入力
あとは設定をいじらず、作成するだけです。
なお、バケット作成後は名前、リージョンは変更不可になっているので、その点はご注意くださいね。
ファイル アップロード
ファイル アップロード先は、先程作ったバケットです。
- 検索欄にバケット名を入力
- 検索結果のバケットを指定
- 「アップロード」をクリック
あとは、ファイルやフォルダをアップロードするだけです。
ファイルやフォルダのアップロードは、ドラッグアンドドロップでもできるので、便利ですよ。
ファイル ダウンロード
ファイル ダウンロードは、かんたんで、先程アップしたファイルを選択して、
「アクション」のメニューから「ダウンロード」をクリックするだけです。
ファイル 削除
ファイルの削除も同様で、先程アップしたファイルを選択して、削除ボタンを押すだけです。
その後表示される画面の下部にあるテキスト入力フィールドに「完全に削除」と入力
最後に「オブジェクトの削除」をクリック
これで、ファイルの削除ができます。
バケット 削除
バケットの削除は、削除するバケットを検索して、選択後に削除ボタンを押します。
次の画面で、バケット名を入力して、バケットを削除で、バケットは削除されます。
Amazon S3 用語
Amazon S3 で 使用される 用語 などを、まとめて解説します。
先に、上記で、使っている部分もありますが。
参照 AWS Amazon S3 ユーザーガイド PDF
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/s3-userguide.pdf
バケット
バケットは、Amazon S3で、データを保存するコンテナのことです。バケットで、データの保存先や名前、スペースなどを決めます。
データを入れる容器みたいな扱いですね。ディレクトリに近いです。
オブジェクト
オブジェクトは、Amazon S3での、データ保存の単位を示します。オブジェクトは、オブジェクトデータとメタデータで分かれていて、オブジェクトデータはデータそのもの。メタデータは、データ管理用のデータになります。
キー
キーは、バケット内のオブジェクトを判別するのに使う、IDのようなものです。URLでデータを呼び出すときなどに活用します。
リージョン
リージョンは、バケットを配置するAWSのエリアのことを指します。東京とか、シンガポールとか、エリアがありまして、場所によって、料金なども変わってきます。
ストレージクラス
ストレージクラスは、サービスレベル・条件にあわせて、ストレージするランクのようなもので、たとえば、S3 Glacier Deep Archive というストレージクラスなら、年間で1、2回しか使わないデータの保存先に使われます。使用頻度が低いので、料金も安くなる!というような具合です。
Amazon S3 料金
Amazon S3 料金 は、どのくらいかかるのでしょうか?簡単に、Amazon S3 料金 について解説しておきます。
詳細:Amazon S3 の料金
https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/
以下、2022年4月4日時点のデータですが、
Amazon S3 の料金は、ストレージに保存している容量に、リクエスト数、データ転送料金を足したものになってきます。
Amazon S3 料金 の具体的な計算例です。
1ページ 100KB
ストレージ保存容量は1GB
リクエストはアップする方と、ダウンロードする方あわせて、月間10,000とします。
この場合、東京リージョンなら、月額料金で、0.28ドル。
日本円にするなら、35円。
※1ドル125円計算
普通のサーバ料金で、考えると、めちゃくちゃ安いですよね。
AWS ストレージサービス 解説 動画
AWSのストレージサービスサービスである、Amazon S3 について、解説してきていますが、実は、AWSのストレージサービスサービスは、Amazon S3 だけではありません。
そこで、AWSのストレージサービスサービスについて、まとめて解説している動画をYoutubeで探してみました。そして、見つけました。Amazon EBS Amazon S3 S3 Glacier などといったAWS ストレージサービスをまとめている解説動画。
意外と、AWSのストレージサービスサービスをまとめているノウハウ動画少ないんですよね。youtubeで Amazon S3 単体の使い方などを、解説している動画はあるんですけどね。ということで、AWSのストレージサービスサービスの全体像や、使い分けなどを理解してもらえるように、AWSのストレージサービスサービス 解説動画をご紹介します。
AWSのストレージサービスサービスを解説している、この動画は、サービスの使い分け方なども解説してくれています。Amazon S3のメリットである、REST APIでの非同期アクセスなどについても言及してくれています。AWS事業本部の方が、監修されている動画なので、間違った情報も少ないでしょうし。
しかも、この動画、わずか10分で、AWSのストレージサービスサービスについて解説してくれるので、通勤通学などの電車で、サクッと視聴できます。便利ですよね。
オンプレミスとクラウドサーバをコネクトできるAWS Storage Gatewayなども紹介してくれているので、MIS(社内情報システム)の方にも、おすすめです。
クラウド、AWS ストレージサービス に興味を持ってらっしゃる方、ぜひ、視聴してみてください。
まとめ Amazon S3 使い方 用語 料金 特徴 を 抑えて活用しましょう!
Amazon S3 使い方 について、解説をしてみました。AWS(アマゾンウェブサービス)の中でも、屈指の知名度を誇るサービス、Amazon S3。Amazon S3なら、データを大量にクラウドサーバ内に、貯蓄できます。
Amazon S3 基礎知識 も、十分にこの記事で身につくと思います。Amazon S3 の メリットや、使い方を把握して、webサイト、webサービスの利便性、ユーザビリティを高めていきましょう。
また、業務システムをwebアプリケーションで作ったときにも、ストレージ機能としてのAmazon S3は便利ですよ。サーバの容量を逼迫しない上に、表示スピードも高まります。まず、そもそも、アマゾンのECサイトにある大量の商品画像をさばいているクラウドサービスなのですから、間違いなしですよね。
何より、直接契約して、アマゾンのS3を使えるのであれば、1か月で、静的ページのホームページのサーバ料金が、数百円レベルで済みます。
しかも、スペックが高い!!処理速度が速い!!を体感できます。
この機会にぜひ、Amazon S3 クラウドストレージについて、理解を深めてください。そして、自社サービス、自社アプリの改善にご活用くださいませ。
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