Googleと双璧をなす、Yahoo広告。リスティング広告といえば、この2つを想起する方が多いですよね。
また、ディスプレイ広告においても、Google広告、Yahoo広告、facebook広告といったところがメインどころになりますよね。
この中で、Google 広告は、レスポンシブ形式の広告を非常に重要視しており、広告作成の画面では、かなり目立つ位置に、レスポンシブ検索広告の作成ボタンを設置しています。
そして、実は、Yahoo広告 でも そんな、レスポンシブ検索広告 作成して、広告配信をすることができるのです。Yahoo広告では、テンプレート という名称です。
そこで、今回は、レスポンシブ検索広告について解説しつつ、Yahoo広告 での テンプレート(レスポンシブ検索広告) 作り方 を、ご紹介していきます。
レスポンシブ検索広告とは
いわゆる、インフィード形式の広告クリエイティブになります。
ディスプレイ広告で利用する広告クリエイティブで、Google広告、Yahoo広告、どちらでも活用できますし、facebook広告をはじめとした、そのほかのDSP広告でも、このレスポンシブ検索広告は利用できます。
以下は、Google広告で掲載されているプレビュー画面で、レスポンシブ検索広告のイメージです。
レスポンシブ検索広告を構成する内容は、
- ロゴ
- 画像
- テキスト
になります。
なお、Google広告の場合は、動画のクリエイティブも使えます!
参考)Google 広告 ヘルプ
レスポンシブ検索広告について
https://support.google.com/google-ads/answer/7684791?hl=ja
参考)Yahoo広告 テンプレート広告とは何ですか?
https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/151202.html
インフィード形式なので、記事の中や、各インフィード内での掲載、全画面広告などで活用がされます。
つまり、レスポンシブ検索広告は、通常のディスプレイ広告(バナー広告)では、掲載できない面にも露出がされる広告クリエイティブになります。
また、露出される量が増えるだけではなく、面積もそれなりに占めることができるため、クリックもしやすくなります。
特に、スマホの画面では、非常に効果的だと感じます。
そもそも、タップがしやすいんですよね。
また、レスポンシブ検索広告は、画像に文字を書くよりも、読みやすいので、バナー内容の訴求もしやすくなっています。
さらに、動画も扱えるのです。
訴求できる能力が、動画なら、さらにパワーアップしますね!
こんな方におすすめ!レスポンシブ検索広告
こんな広告主の方におすすめなのが、レスポンシブ検索広告です。
- 表示回数が少ない
- ターゲットが狭い
- いい写真素材、動画素材がある
- 写真、動画がユーザーのクリックモチベーションにつながる商材、サービス
このような広告主の方に、レスポンシブ検索広告は、おすすめの広告クリエイティブになっています。
レスポンシブ検索広告のメリット
レスポンシブ検索広告のメリットは、なんといっても、
- 露出量が増加
- クリック率の向上
- 複数の広告文のA/Bテストが自動で可能
特に、最後のABテストが自動でできる部分は、いいですよね。
テキストクリエイティブの良し悪しが明確になります。
どんな広告文がユーザーにとって、クリックしたくなるのか、そういった調査にも、役立ちますからね。
Yahoo広告 での レスポンシブ検索広告 作り方
Yahoo広告 では、テンプレート広告 と呼ばれる レスポンシブ検索広告。
どうやって、入稿をするのでしょうか?
実は、とっても、簡単です。
YDNでの展開になるので、まずは、ディスプレイ広告を選択。
広告作成で、掲載フォーマットのテンプレートにチェックを入れる!
それだけで、あとは、テンプレート広告(レスポンシブ検索広告)の入稿フォーマットが登場します!
Yahoo広告 で レスポンシブ検索広告の出稿で必要な画像、サイズ、容量は?
Yahoo広告で、テンプレートフォーマットの広告を作る際に、必要な画像サイズは
- 画像サイズ 300×300 ピクセル
- 画像サイズ 1200×628 ピクセル
ファイルの種類は、
- JPEG(RGB形式のみ)
- GIF
- PNG
となります。
ファイルサイズは、3MBまでです。
ロゴの場合は、画像サイズ 180×180 ピクセル。
ファイルサイズは、150KBまでです。
ファイルの種類は、画像と同じで、
- JPEG(RGB形式のみ)
- GIF
- PNG
になります。
テキストは、
- タイトルが20文字
- 説明文が90文字
ボタン文言も
- 「もっとみる」
- 「詳しくはこちら」
- 「今すぐチェック」
などが選べます!
参考:Yahoo!広告ヘルプ テンプレート広告の画像フォーマット
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ydn/articledetail?lan=ja&aid=5551
まとめ:意外と作っていない!Yahoo広告 での レスポンシブ検索広告
いかがでしたでしょうか?
ここまでで、
- レスポンシブ検索広告について
- レスポンシブ検索広告のメリット
- Yahoo広告 での レスポンシブ検索広告 作成方法
のイメージがついたと思います。
そして、Google広告と異なり、Yahoo広告では、レスポンシブ検索広告について、気づきにくい部分が多いんですよね。
特に、インハウスで運用をしていると、チェックボックスで「テンプレート」の存在に気付かなかった、なんてこともあります。
また、素材のサイズも、ほかのクリエイティブとは異なるため、作れていなかったりするケースも多いです。
そして、このレスポンシブ検索広告、審査も、意外と通りにくかったりするので、代理店泣かせな部分もあるんですよね(笑)
実際に、とある大手広告代理店でのDSP広告運用の事例でも、Yahoo広告だけではなく、Google広告でも、レスポンシブ検索広告のクリエイティブを展開していなかったりしています。
もちろん、レスポンシブ検索広告の掲載面のイメージがつきにくいなどの理由もあるかもしれませんが、画像サイズも大きいものを活用できるので、きれいなビジュアルのバナー広告を配信できます。
伝わりやすくなるため、CTR(クリック率)も向上することでしょう。ぜひ、Yahoo広告 でも テンプレート広告(レスポンシブ検索広告) を 活用して配信してみませんか?
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