フィールドセールス と呼ばれる足を使った 営業 がなかなかできない。それゆえに、 オンライン での デジタルマーケティング の需要が高まっています。
業務効率を高める上でも、 フィールドセールス で、 潜在顧客 を 営業 でつかんでいくのは、非効率なことですからね。テレワーク が トレンド となっている今だから、というわけではないと思います。
そこで今回は、 オンライン での デジタルマーケティング の第一歩となる、 Google や Yahoo が提供してくれている 運用型 の web広告 の 初期設定 について解説します。
初心者向けに、まずは、何を決めないと進まないか、何がポイントか?といったところを中心に解説していきます。
運用型web広告とは
運用型web広告とは、広告の運用を通して、効果検証をしながら、分析をかさねて、改善をしていくweb広告について定義されています。
具体的には、
- Google リスティング広告
- Google ディスプレイ広告
- Yahoo リスティング広告
- Yahoo ディスプレイ広告
などが、その対象になります。
基本的には、検索エンジンでのキーワード検索で表示されるリスティング広告、そして、各種メディアやSNS(facebook、twitterなど)などで、表示されるディスプレイ広告(DSP広告)を、運用型web広告といいます。
運用型web広告は、運用が大事です。
しかし、当然のことですが、初期設定も重要な第一歩です。
運用型web広告 初期設定 手順
運用型web広告の初期設定手順について解説します。
まず、情報の整理が大切です。
まとめる情報としては以下です。
- クライアント(広告主)の正式名称
- 利用する広告ツール
- 実施期間
- 各種広告の予算割合
- 広告の遷移先URL
- 何を計測するのか?
- KPIの設定
- セカンドKPIの設定
- 何を目的として実施するのか?
- 広告のテキスト原稿は誰が作るのか?
- 広告のバナー画像の原稿は誰が作るのか?
- 計測方法・計測ツールは?
- 日割りの予算設定
- クリック単価
- レポート内容
- 広告配信ターゲットの性別
- 広告配信ターゲットのエリア
- 広告配信ターゲットの年代
- 広告配信ターゲットの興味、関心
- 広告配信する媒体の確認
- リマーケティング設定の確認
主だったところで、こういったところを決めていく必要性があります。
いくつか、補足解説をしていきます。
クライアント(広告主) 正式名称
意外と、忘れがちな情報の整理ポイントです。
というのも、広告主の正式名称と、略称では、広告審査の通りが変わってきてしまいます。また、正式名称が長い場合、うまく、レスポンシブ広告の設定ができないケースも存在します。
しっかりと、広告主名の正式名称を確認しましょう。
利用する広告ツール
これは、何を使って、広告を配信するか?
ということを決める、ということです。
- Yahoo
- その他DSP広告
など、利用する広告ツールの確認をしましょう。
そして、それが1つなのか、それとも、2つなのか。
大切なことは、ここで、複数、広告を運用するかどうかを確認するということになります。初期設定する対象が変わってくるからです。
また、DV360 のようなDSP広告であれば、GDNとYDNを一緒に運用することが可能になり、運用効率も高まります。
マークなども共有できるDV360の方が、効果も高まる可能性もあります。
DV360とは何か、わからない方には、以下の記事を参考にしてください。
【初心者向け】アドテク dv360(ディスプレイ&ビデオ360)とは?Google DSP広告?
明確にしておきましょう。
各種広告の予算割合
意外と、わすれがちな話が、コレです。
簡単に言うと、
GoogleとYahoo、それぞれリスティング広告を実施する場合、予算の比率をどのようにするかを決める!
ということです。
これは、広告する内容によっても変わってくると思います。
また、時代の流れ、トレンドにもよってきます。
以前は、Yahooだよね!という時代もありました。
しかし、ググる(Googleで調べる)という言葉が、汎用化されてきている世の中です。やはり、Googleがいいよね!!というケースもあります。
ただ、Yahooの場合、検索エンジンでの広告は、ともかく、YDN(ディスプレイ広告)については、わりと、Yahooサイト内部での露出割合が高いため、媒体としての価値が高かったりします。
たとえば、YDNを実施すると、予算や内容によっては、Yahooのスマホ版のTOPページなどに表示されるケースもあります。
そういう部分も加味して、予算の割合を考えないといけないのです。
ちなみに、私の場合は、さらに、そこから、日別の使用予算の割合も産出して、毎日の広告の使用予算と見比べるようにしています。
何を計測するのか?
広告を露出する際、何を目的に実施して、何をもって、それが達成しているかどうかを、計測するのか?という話です。
すなわち、広告の目的ですね。
ECサイトであれば、購入完了ページにCVタグを貼って、そこで、CV数を計測する!でもいいですし、動的に、購買金額を入れるようにすれば、広告経由での売上金額についても、計測することが可能です。
わかりやすい話、何を計測するか、は、広告の目的の再認識です。
CVタグの設置方法も含めて、しっかりと、ここの部分は意識しておきましょう。
KPIの設定
KPI(ケーピーアイ)は、目標を達成するための指標です。
たとえば、ECサイトであれば、通常、広告の目標は、売上アップです。
そのためには、各商品詳細ページへのアクセスが重要ですよね。
それも、売れる商品へのアクセスです。
そうなると、売れる商品詳細ページへのアクセス数が、KPIの1つとなります。
セカンドKPIの設定に関しても同じ考え方で、売れる商品詳細ページ以外にも、アクセスがあれば、売上アップにつながるかもしれません。
そうなると、ここが、セカンドの優先度を持つセカンドKPIになります。
広告のテキスト原稿、バナー画像は誰が作るのか?
担当をきちんと割り振るということです。
タスクの中で、クリエイティブ作成は、重要なタスクです。
しかし、しんどい作業なので、後回しにされがちです。
役割分担とスケジュール決めをして、進めてみましょう。
その際、
- テキスト原稿を作る人
- 構成を作る人
- バナーデザインをする人
と役割をわけてください。
また、実際、バナーであれば、作るサイズを決めることも重要ですので、お忘れなく。
計測方法・計測ツールは?
何のツールを使って、広告効果をはかるのか?という方法、ツールを取り決める!ということです。
一般的には、GoogleやYahooの広告管理画面のCVタグを活用して、計測をしていきますが、場合によっては、Googleアナリティクスとの連動などもしていきます。
また、ケースバイケースですが、webアンテナやアドエビスといった分析ツールを使うこともあるでしょう。
いずれにせよ、効果分析は重要なことなので、決めておくことが重要です。
そして、もう1つ。
誰が、その計測ツールのタグを入れるか、も担当を決めましょう。
- 外部のweb制作会社に頼まないといけないのか
- 内部で可能なのか
コストにもかかわってくる箇所なので、意識してまとめましょう。
クリック単価
目標のクリック単価をあらかじめ決めておくと、日々の運用はうまくいきます。
最初は、Googleのキーワードプランナーなどで表示される単価をベースに考えておくといいですね。
ただ、だいたいは見積もりなどを作っている、あるいはもらっている時点で、クリック単価の目標値は決まっているとは思います。
レポート内容
もし、上長などに報告する場合、何を報告、レポートするのか。
その内容もあらかじめ、決めておくといいでしょう。
- 表示回数
- クリック数
- CTR
- CV数
などは、当然ですが、
クリエイティブごとの上記数字、
そして、ツールごとの数字など、重要なレポートの項目は決めておきましょう。
そのうえで、もう1つ。
今回の課題を箇条書きでまとめ、次回実施したときに、どのようにその課題を解決すべきかをレポートに残しておくといいですね。
広告配信する媒体の確認
これは、DSP広告の場合に発生する確認事項です。
DSP広告の場合、データをもとに、広告を配信しますが、配信面についても絞りこみが可能です。
ホワイトリストになるにせよ、ブラックリストになるにせよ、
配信面の絞込みで、CV数は変わってくることもあります。
それゆえ、広告配信媒体の面も、しっかりと確認をしておきましょう。
たとえば、ひげ脱毛の広告。
男性向けだとしましょう。
女性が見るようなコスメ媒体に露出しても、クリックは発生しても、ムダなクリックになる可能性が高いです。
まとめ Google リスティング広告 など 運用型web広告 決めることは多いが。
いかがでしたでしょうか、運用型web広告 初期設定 チェックリスト。
実際の操作は、別途解説するとしても、
広告を設定する前に、やっておくべきことが、まず、ここにあります。
しかし、これが決まってくれば、だいたい、初期設定は終わりです。
単純な入稿作業と、初期設定作業、入金処理だけなので、
速ければ、30分程度で完了します。
決めることは確かに多いですが、チェックリストとして把握しておけば、そんなに難しくないのが、Google リスティング広告 など 運用型web広告 初期設定 です。
目的から、しっかりと、広告のスタートまで、見定めてやっていきましょう!
Google広告:GDN 販売促進 なら カスタムインテントオーディエンスを!
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