ICTビジネスを加速化させるノウハウの1つといっても過言ではないVPN接続。セキュリティを保つためには、非常に有効な方法の1つです。
コロナウィルスによる影響で、リモートワークの必要性が見直されている今、ひそかに導入を検討している企業も多いと思います。
というのも、これがないと、結局、出社しないとできない仕事が増えるからです。
しかし、VPN接続については、知らない人が多いのも事実です。
TWITTERで、こんなつぶやきもありました。
VPN接続とやらがよく分からないよ~
— めろんぱんナ (@_oyasuimin_) May 11, 2020
というところで、今回は VPN接続 について解説しつつ、VPNの仕組みやメリットデメリットをお話しつつ、中小企業が、簡単に導入できるおすすめのVPNサービスとその導入方法について、ご紹介していきます。
そもそも、VPN接続とは?
VPN接続とは、インターネット上で、バーチャルな専用回線を作り、認証を解除できる人だけが利用できる専用ネットワークへの接続のことを言います。
VPNとは「Virtual Private Network」(仮想プライベートネットワーク(仮想専用ネットワーク))の略です。その名の通り、「仮想的」に構築された自社用の「プライベートネットワーク(専用ネットワーク)」、もしくはそのようなネットワークを提供するサービスをさします。
引用:カゴヤのサーバ研究室
http://www.kagoya.jp/howto/webhomepage/vpn_wi-fi/
2020年現在、インターネットを利用していない会社はほぼないでしょう。
しかし、社内の情報にインターネット経由でアクセスできるようにしている企業は少ないと思います。情報漏えいにつながるからです。
ただし、このVPN接続の技術を使えば、ある程度のセキュリティの担保ができるようになります。それゆえ、リモートワークには、非常に重要なネットワーク方法になるのです。
ただし、ここで誤解が生じやすいので、はっきり記載しておくと、VPN接続できるからといって、確実に、セキュリティがいいわけではありません。
VPN接続でも、セキュリティが強いわけではないものもありますし、ハッカーにかかれば、突破される可能性もあります。あくまで、VPN接続は、比較的安全にインターネット通信を利用することで、リモートワークを促進できるネットワークなのだと理解してください。
それゆえ、このVPN経由でやりとりする情報は、トップシークレットにあたるような情報は、避けたほうがよいと考えられます。
履歴書などのファイルのやり取りは、いくらVPNとはいえ、PWなどの暗号化処理を加えたほうが良いです。
よりセキュリティを高めたいなら、専用線だが・・
VPNと比較されるケースの多い、専用線。
こちらは、リアルに、専用の回線をしく形になります。
専用線は、基本、1対1で繋ぐ形式の回線になります。
そのため、回線の通信を独占でき、セキュリティ上は、かなり高くなります。
その結果、専用線のデメリットは、大きく2つあります。
- コストが高い
- 1対1でしか通信できない
もうお分かりだと思いますが、リモートワークは、スタッフと会社の間での通信なので、専用線を利用するのは、難しいですね。
VPNと比較しても、圧倒的に、そのコストは高いです。
10Mbpsの専用線でも、170,000円/月額です。
しかも、距離が伸びれば価格はあがります。
比較対象として、1Gbpsの専用線で、
~15kmまでの専用線:月額120万円
~30kmまでの専用線:月額517万円
参考:KDDI 国内イーサネット専用サービス
https://biz.kddi.com/service/network/ethernet-senyo/charge/
専用線の料金が高いと、ご理解いただけると思います。
VPN接続の特長とメリット
VPN接続は、専用線と比較して、セキュリティは下がります。通信速度も下がります。
しかし、1対1の通信ではなく、複数の通信が可能です。
そして、通信コストも下がります。
あとで、ご紹介もしますが、月額1万円以下で、VPN接続は導入できます。
専用線のコストと比較していただくと、本当に、値段の違いがわかると思います。
また、認証をかけることで、セキュリティを高めた通信も可能です。
VPN接続 で できること
VPN接続で、できることをまとめていきますね!
リモートで、自宅から社内ネットワークへのアクセスができる
リモートワークで重要といっているポイントですね。
自宅から、社内サーバーやシステムへ比較的安全にアクセスできるようになります。
もちろん、セキュリティについては導入方法、設定にもよりますが。
スマホからでも、会社のネットワークにアクセス可能
営業の方には、朗報ですよね、VPNをスマホで使えると、効率化がはかれます。
たとえば、社内の見積もりシステム。
外出先の電車で、スマホや、タブレットから、入力すれば、見積書ができる、
こういうことも可能になります。
iPad、アンドロイドタブレットの活用に、便利とされているものです。
要するに、離れた場所から、
セキュリティ高めで、
サクッと社内に通信できるのです。
複数の拠点間通信が可能
VPN接続なら、自社と拠点間、それに加えて、拠点間同士でも活用できます。
これができると、大阪支社と福岡支社での、データのやり取りが簡単になります。
また、VPN接続なら、前述のとおり、ローコストで導入や運用ができます。
そもそも、VPNの場合、専用回線ではないので、ルーターも複雑な機能が不要になるため、価格が安いんですよね。
社内ルーターの購入なども、量販店での購入ですみます。
中小企業におすすめのVPN導入方法は?
VPN接続は、利用用途によって、使い方、導入内容が変わってきます。
そこで、今回は、リモートワークにのみ、話を絞って進めます。
リモートワーク活用の場合、
自宅と会社との間のネットワークになります。
そこで、1番簡単で、おすすめな方法の1つが、
固定IPアドレスでの会社のネットワークへの接続です。
これには、大きく分けて2つの設定手順があります。
- 会社のルータ側のIPアドレスフィルターの設定
- 自宅で使う固定IPアドレスの設定
1つ目の、社内のルータ側のIPアドレスフィルターの設定については、ルータの機種ごとによって、設定方法が異なります。
ルータの説明書を見ながら、設定をしてみてください。
要するに、固定IPアドレスで、特定のIPアドレスからしか、社内のネットワークに入れないようにする設定をするのです。
ちなみに、これは、設定を間違えると、大事になりかねないので、設定自体は、アウトソーシングしたほうが良いです。
そんなにコストもかかるものではありません。
2つ目の設定。
自宅で使う固定IPアドレスの設定のほうです。
複数のスタッフの自宅で、複数人が使えるようにするので、
インターリンクのグループ専用VPNサーバをおすすめしています。
グループ専用VPNサーバの詳細
https://www.interlink.or.jp/service/groupvpn/index.html
固定IPアドレスを割り当てたVPNサーバーを1台丸ごと提供してくれるサービスなのですが、このサービスなら、複数人で、固定IPアドレスを使えます。
しかも、料金がとても安いのです。
グループ専用VPNサーバー(標準アカウント10個)で
- 初期費用 0円 無料
- 月額料金 5,500円(税込)
と、お得な料金になっています。
また、無料で使えるVPNの接続ソフト OpenVPNも使えるため、
個々のパソコンでの設定も簡単です。
グループ専用VPNサーバの活用事例ページ
https://www.interlink.or.jp/service/groupvpn/case.html
上記を見ても、テレワークの利用で使えることを記載していますよね。
ちなみに、OpenVPNの設定方法についても詳細ページをのせておきます。
https://faq.interlink.or.jp/faq2/View/wcDisplayContent.aspx?id=1054
まとめ:リモートワークに必須!VPN接続。毎月のコストは1万円以下でできる
VPN接続は、上記のように、インターネットVPNなら安価に導入できるのが特徴です。
VPNを通してやり取りしていれば、基本的には、データは暗号化などのセキュリティ対策が取られるので、情報漏えいのリスクは軽減されます。
中小企業のご担当者、経営者の方なら、毎月のコストが気になるところだと思いますが、インターリンク社のサービスなら、月額5,500円で、VPN接続の導入ができます。
セキュリティと健康のために、ちょっとした投資、考えてみませんか?
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