オウンドメディアは、百花繚乱の時代になってきています。そのうち、コンテンツマーケティングのメディアも非常に多いのが現状です。さまざまな分野でのコンテンツマーケティングを主軸としたオウンドメディアが増えてきた中で、BtoB分野におけるオウンドメディアも非常に多いですね。
今回は、その中で、新たに、リコージャパン社がリリースした中小企業応援サイトのご紹介です。
「中小企業応援サイト」は、その名のとおり、中小企業向けのコンテンツを掲載したオウンドメディアになっています。
中小企業応援サイト とは
中小企業応援サイト 公式ホームページ
https://smb.ricoh.co.jp/
2020年9月24日に、リコージャパン株式会社は、経営革新のための業種事例をテーマとしたWebサイト「中小企業応援サイト」をリリースしました。
働く現場のデジタルトランスフォーメーションを支援することが目的の1つのようです。これによって、中小企業の業務効率化や生産性向上に貢献していきたい!という意識の現われのようですね。
経営者のためのメディアサイトというコピーもあるので、中小企業の経営層に向けてのメッセージを配信していくオウンドメディアになるようです。
また、情報ソースは、フジサンケイビジネスアイの取材協力がベースになっているようです。
フジサンケイビジネスアイ 公式サイト
http://www.business-i.jp/corp/index.html
情報をまとめていくのは、編集の力が重要ですからね。
自社のリソースだけでは厳しい!という判断もあるのかもしれません。
中小企業応援サイト ターゲット
中小企業応援サイトのターゲットは、
全国の中小企業経営者
全国というのが1つのポイントですね。
地方の事例などは、東京でコンテンツマーケティングをやっている企業では、なかなか取材がしにくいのが現実的なお話です。
取材費だけでなく、交通費もかかりますからね。
また、経営課題について、いろいろなソリューションも提供していくようなので、経営企画室などがあれば、それらの部署の方も、ターゲットになりそうですね。
中小企業応援サイト コンテンツ
中小企業応援サイトのコンテンツは、
- 事例
- コラムなどのお役立ち情報
- お役立ち資料
の3つが軸になるようです。
また、
- 業種
- テーマ
- 地域
で記事の絞り込みも可能にしていくそうです。
タグの設定を初期でちゃんと考えておくと、カテゴリーとは別の検索軸が作れるので、わかりやすい設計になりますね。
中小企業応援サイト 事例集 コンテンツ
現状掲載されている事例は、経営革新の成功事例を取材した内容だそうです。
営業マンの日報は「情報の宝庫」。クラウドによる「見える化」で新たな取り組み
https://smb.ricoh.co.jp/casestudy/000150/
「人間力」を発揮させるICTを介護利用者や職員にやさしい施設づくりを追求
https://smb.ricoh.co.jp/casestudy/000152/
中小企業応援サイト コラム
コラムは、基本、NEWS的なものと、デジタルについての基礎知識などをまとめたものを情報として提供してくれるようです。
中小企業にこんなに使いやすい!IT導入補助金をご存じですか
https://smb.ricoh.co.jp/column/000147/
働き方改革、進んでますか?御社の経営課題をチェックしよう!
https://smb.ricoh.co.jp/column/000145/
いまさら聞けないICT用語集
https://smb.ricoh.co.jp/column-01/
ICT用語集は、パート1のようなので、アップデートされるようですね。
中小企業応援サイト お役立ち資料
いわゆる、ホワイトペーパー系の資料が中心のようです。
こんなに使える!IT導入補助金活用事例集
https://smb.ricoh.co.jp/download/000146/
1分で課題がわかる!「働き方改革」経営課題チェックリスト
https://smb.ricoh.co.jp/download/000144/
おそらく、今後、ここのコンテンツは拡充していくのでしょうね。
というのも、ここのDLコンテンツは、フォームでの情報入力が要求されます。
メールアドレスの登録などが必要なのです。
リード獲得のベースになるコンテンツなので、ここは情報が増えそうですね。
まとめ リコージャパン社ならではのコンテンツが求められる!
いかがでしたでしょうか。
リコージャパン社は、「OAメーカー」から「デジタルサービスの会社」への変革に取り組んでいるそうです。
確かに、OA機器メーカーという部分だと、なかなか、収益化が難しくなってきているのも事実です。
その結果、デジタル化を進めるための業務プロセスをサポートしていくような業態にかわっていっているのだと思います。
その点で、以下に、中小企業にとって、メリットのあるコンテンツや、システムのOEM提供ができていくかが、このwebサイトの成長の鍵だと思われます。
OCRなどのシステムを提供していくこともありだと思いますし、まだまだ、この分野でのコンテンツマーケティングにおいては、ガリバーがいません。
デジタル化へつなげられるメディアとして期待したいですね。