ダイナミックリターゲティング広告が登場。運用型広告「LINE Ads Platform」最新メニュー

LINEの運用型広告「LINE Ads Platform」に新メニュー!ダイナミックリターゲティングができるようになったそうです。カタカナばっかりで、わかりづらいと思うので、簡単にまとめると、LINEから支給されるタグを自社サイトに張ることで、そこから取得できるデータを元に、ユーザーを選別する。選別されたユーザーにのみ、運用型広告「LINE Ads Platform」で広告を露出。要は、GDNやYDNと同じように、ターゲットを絞って、広告配信ができるようになった、ということですね!!

新メニュー「LINE Dynamic Ads」とは

ユーザーのWebサイト上での行動履歴をもとに好みや興味関心に合った広告を配信する仕組みです。

LINE株式会社(本社:東京都新宿区)は運営するコミュニケーションアプリ「LINE」および「LINE」関連サービスを対象とした運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」の新メニューとして「LINE Dynamic Ads」の提供を開始。

LINE Dynamic Adsは、以下のような特徴

  1. ユーザーの行動履歴にもとづいて最適化された広告素材を自動生成※1
  2. インフィード型クリエイティブの広告
  3. 月間6800万人以上が訪問する「LINE」のタイムライン上に配信
  4. もちろん、クリックした場合に料金が発生するクリック課金型

利用データの計測は「LINE Tag」を利用。このタグを広告主のWebサイト上に張って、ユーザーの行動データを蓄積・解析することで、ユーザーの好みや興味関心に合った広告を配信することができるようになる仕組み

なお、2018年11月末時点においては特定の業種を対象にしてのご提供だそうです
ちなみに月間6,800万人は2018年9月末時点の国内月間アクティブユーザー数。すごい数ですね。

元となる運用型広告「LINE Ads Platform」とは

LINE Ads Platformは、「LINE」および「LINE」関連サービスを対象として、2016年から「LINE」のタイムラインや「LINE NEWS」、「LINE BLOG」、「LINEマンガ」、「LINEポイント」上で広告配信をしているものです。バナーをクリックした場合に料金が発生するクリック課金型。最低入札単価は1クリック24円からという価格感。

幅広いLINEの利用層にリーチできるということから、マス広告と同じように広告を配信できるのが強みです。

もともと、LINE Ads Platformのデメリットは、広告配信するユーザーセグメントが少なかったことです。facebookのような細かさがないため、どうしても、マス向けの商材やサービスでないと結果が出にくい状況でした。ただ、徐々に、類似ターゲティング機能などもついてきたところで、今回のリターゲティング機能がつきました。これによって、CPAなどの指標改善にもなるのではないでしょうか。

LINE Ads Platformは運用開始以降、2018年7月末時点で6,000を超える企業・ブランドに利用されているというのもすごいですけどね。

LINE Ads Platform公式サイト
http://lap.linemk.com

ちなみに、2020年3月時点では、動画リワード広告の展開も開始されました。

メディア側からすると、ネイティブアプリでの広告収入において、大きな影響をもたらす動画リワード広告。

結構価値は高いサービスになってくると思います。

考察:DSP広告との最大の違いを考えるべき

クリック課金型のDSP広告とLINE Ads Platformを比較しましょう。この2つはある意味で似ています。豊富なユーザー層という点です。ただ、圧倒的に、LINE Ads Platformは、接触頻度が高いアプリ経由ということで、広告枠が変なものではない点が異なります。

ただ、LINE Ads Platformは、当然運用技術よりも、LINE Ads Platform自体の能力に依存しがちです。DSP広告は、運用の技術が必要ですが、その技術次第では、効果が高まります。言うなれば、マニュアル車とオートマ車の違いとでもいいましょうか。

LINE Ads Platformは、今回のリターゲティング機能をつけたことで、DSP広告にやや近い機能性を有するようになりました。類似拡張などを、このLINE tagを通してできるようになれば、DSP広告に並びます。

ただ、DSP広告は、あらゆるジャンルの広告が出せます。LINE Ads Platformは、出せる広告主の業種が限っているため、そこの違いが、売上にどう出てくるか。そこは気になりますね。

参考 LINE
【LINE】運用型広告「LINE Ads Platform」の新メニューとしてダイナミックリターゲティング広告「LINE Dynamic Ads」を提供開始 プレスリリース
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2505

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