中小 販促物制作会社向け webサイト で リード 受注 増加方法 8策

仕事柄、さまざまな企業のweb、IT、デジタル化にかかわる相談をいただきますが、中小企業の場合、なかなかデジタル化が難しいケースが多いです。

特に、今の時代、販売促進においては、webを活用したインサイドセールスの需要は高まっていますが、なかなかうまくいかない、というケースも多いのが現実です。

もちろん、企画を立てて、提案していくことはしているのでしょうが、なかなか、それがうまく宣伝や、受注につながらない!という声も多いです。

ただ、うまくいっていないパターンには、いくつか理由があります。

そこで、それらを見返してみて、その共通項から、中小企業の販促物制作会社が、ホームページを活用して、リードや受注が増える方法についての施策をいくつかまとめてみました。

この記事は、中小企業の販促物制作会社、その経営者、営業、販促担当者向けにまとめてみた記事です。

販促物制作会社の定義

販促物制作会社の定義から始めます。

この記事で解説する、販促物制作会社とは

  1. 什器
  2. のぼり
  3. のれん
  4. pop(三角ポップなど)
  5. 看板
  6. チラシ
  7. ノベルティ

などを制作することを仕事としている会社を指します。

なお、中小企業向けとしているので、さらにセグメントすると、自社商品を在庫として持たない会社として設定します。

また、工場なども持っていない業態を想定しています。

つまり、自社では

  • モノづくりできない
  • 自社商品をモノとして持てない、持たない

という企業を想定しています。

販売促進用のアイテムには、最近、

  • アクリル板
  • マスク

といった、コロナで需要が増加したものも出てきていますね。

しかし、こういったものはもともと工場を自社で持っていないケースも多いのが現実です。それでも、営業上、こういったニーズが多いことから、このへんの商品も扱わざるをえなくなってきているケースも多いですね。

webで 販促物制作会社 が リード 受注 を増やす方法

さっそくですが、販促物制作会社 受注を増やす方法について、まとめてみます。

  1. ECでの販売
  2. 支払い方法 追加
  3. 他社にはない商材
  4. 作り手のこだわり、STORY コンテンツ
  5. 効果事例 コンテンツ
  6. ホワイトペーパー コンテンツ
  7. 季節商材
  8. オンラインセミナー

といったところが重要かと思います。

簡単に説明していきます。

ECでの販売

中小企業の場合、いきなり大手の企業から、ネットで受注を獲得するのは、ハードルが高いですが、ネットでの販売となると別です。

小さいロット、少額の場合、決済ををしてもらえる可能性があります。

その後、購入ユーザーに、挨拶メールなどで、アポをとって、購入物から、提案につなげていくのも1つの方法です。

勘違いされがちですが、ネット通販は、個人だけが買うものではありません。企業ニーズでも普通に購入します。

そして、そこで終わらせずに、コミュニケーションをとるセールスの努力によって、今までよりも多くの情報をもった状態から営業をかけることが可能になるのです。

また、ネットショップなら、個人や小規模事業者からの購入を促すことも可能です。

ECでの展開をすることによって、小ロット・少額になるため、手間が増大して、薄利にはなるかもしれないですが、確実に売上アップにはつながるでしょう。

支払い方法 追加

意外と、ここも大きな部分です。従来だと、掛け売りだけ、請求書での販売だけだった!というケースも多いと思います。

しかし、最近では、クレジットカード、キャッシュレス決済も増加してきています。

また、後払いも別の方法が増えてきていますよね。

コンビニ払いや、paypay決済、キャリア決済、PayPal決済など、さまざまな決済を追加したほうがいいとは思いますが、そこよりも、まずは、

  1. クレジットカード決済
  2. 後払い決済

のスキームを入れられるようにしたほうが良いです。

ちなみに、実際にクレジットカード決済のスキーム導入で、BtoB向け商材の売上を飛躍的に伸ばしている会社も多いです。

回数券なども1つの方法ですしね。

他社にはない商材

中小企業だと、この施策は難しい!と思っている方も意外と多いです。

しかし、そんなことはありません。

パッケージを作っていくことで、自社オリジナルのものを増やしましょう。

例として、

のぼり+注水台+ポスティング+チラシ+検索エンジン広告

といったパッケージ。

  • 通りがかる人には、のぼりでPR
  • 付近のエリアには、チラシでリーチ
  • 少し遠めの人には、検索系web広告

といったパッケージで、

いわゆる、抜け漏れがない。かつ、価格も若干安いみたいな形で、自社商品展開していくのも1つの方法です。

1つ1つは少額でも、まとめれば、それなりの価格になり、そして、どれも、商売上、納得感のあるものを作る。

こういったものでもいいのです。

常に、自社で、自社オリジナルの商品を作り続けるのは、難しいですし、リスクも伴います。しかし、他社商材との組み合わせなら、リスクは軽減されます。

お客様のニーズ、課題がわかれば、こういった組み合わせでの展開、提案も可能になりますので、意識してみてください。

作り手のこだわり、STORY コンテンツ

これは、他社にはない商材と被る箇所もありますが、自社の長所、良さを示すために、製造面でのこだわりを、webコンテンツとして展開しましょう。

ただ買って安心!といってもわかりにくいので、STORYやこだわりの提示が必要です。

  • 何重ものチェック
  • 返品率1%
  • 耐久年数X年

など、コンテンツとして、明示していきましょう。

できれば、作っている人の顔が見える方がいいです。

安心します。

さらにできれば、作っている過程の動画などもあるといいですね。

もっと言えば、工場見学コンテンツなどを用意するのも1つの方法です。安心安全をわかりやすくしていくことが大事なうえに、UXが求められる世の中です。

体験、体感、実感をしてもらえるように、多くの情報を開示していきましょう。

ちなみに、メーカーなどであれば、この辺は、サステナビリティコンテンツとして、展開されているケースが多いですよね。

効果事例 コンテンツ

わかりやすいコンテンツですが、事例集です。

結局、こういった事例の積み重ねが、購入をしようとしている人には伝わります。買う側は不安なのです。

少しでも、不安を取り除くことが、大事です。

それを、営業マンは、人柄の信頼などで勝ち取るわけですが、webで、しっかりと説明をしていくことで、その代替を行っていくわけです。

効果事例などは、その最たるコンテンツですからね。

顧客にインタビューができるなら、インタビューを!

ですね。

ホワイトペーパー コンテンツ

中小企業だと、多くの会社で実施ができていないコンテンツです。

商品をただ並べるだけで、なぜ、それがいいのか!を解説できていないケースが増えます。ホワイトペーパーは、それを補ってくれます。

提案書などをカスタマイズして作るだけでも、1つコンテンツとして成り立ちます。

ちなみに、事例集も、ホワイトペーパーとして活躍します。

季節商材 コンテンツ

意外と忘れられがちなのですが、季節にあった商材のコンテンツです。

  • バレンタインデー
  • ホワイトデー
  • 卒業式
  • 入学式
  • 母の日
  • 父の日
  • サマーバーゲン
  • クリアランスセール
  • ハロウィン
  • クリスマス
  • 年末年始

これら、季節商材は常に発生します。

それゆえ、この季節にあったコンテンツは作っておくに越したことはありません。1、2か月に1度は活用できるコンテンツのうえに、1度作っておくと、毎年活用ができるので、重要です。

マクドナルドのグラタンコロッケバーガー。

年末に登場するシーズン商品ですが、ロングランの商品になっていますよね。

こういうことです。

オンラインセミナー

オンラインセミナー、これも、中小企業だとできていないホームページからできるリード獲得の施策になります。

セミナーを通して、リードを増やしていく。

これは大手企業が多く実施している施策です。

この時世ですから、オンラインセミナーを活用して、全国向けに拡販をしていくことができるのが、ネットの強みです。

では、何をオンラインセミナーしていくのか?

以下 例です。

  1. 美容室、飲食店 開店 販促セミナー
  2. のぼり、看板での集客事例セミナー
  3. 店舗デザイン セミナー
  4. 住宅展示場 集客セミナー

など、

オンラインセミナーで取り扱える題材は、いろいろとあるはずです。

自社がうまくいっている商材をベースに、組み立ててみましょう。

まとめ 自社リソースだけで進めないweb戦略が重要

いかがでしたでしょうか?

中小 販促物制作会社向け webサイト で リード 受注 増加方法

8つの施策を掲載しております。

ただ、

  • リソース的に、一気に進められない
  • 自社のIT担当では無理

など、さまざま、できない理由はいくらでもあげられると思います。

しかし、時代は待ってくれません。

できない理由ではなく、できる方法を、考えて、実行していきましょう。

そのために、自社のリソースだけで、取り組もうとしないこと。

他社の、そういった部分が得意な人、リソースを巻き込んで、実施しましょう。

インサイドセールスが効果を出してきている、この時代。

web広告を、ただ、ホームページに行うだけでは、

まず、無理です。

何を誰に、どう伝えるか?に腐心して、

そして、形に残るように、IT戦略をすすめめましょう。

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