スマホ キャリア決済とは 導入 メリット デメリット 導入方法は?

web担当者 の方なら、キャリア決済 という 決済方法 について、耳にしたことがあるかもしれません。キャリア決済 は、3大携帯キャリア がメインとなりますが、いわゆる、携帯料金 に上乗せして、ユーザー から 料金 の 引き落とし ができる 決済 の 方法 です。

3大キャリアは、

  1. docomo( ドコモ払い )
  2. au ( au かんたん決済 )
  3. softbank( ソフトバンクまとめて支払い )

になります。

最近では、決済方法 が多い webサイト アプリ の方が、ユーザーメリット が大きく、決済 の際の 離脱 が少ないということ、そして、クレジットカード の入力が面倒な スマホユーザー には、楽に 決済 ができるということで、脚光を浴びているサービスとなっているのが、この キャリア決済 という 決済サービス になります。

そこで、この記事では 事業主の方 向けに、キャリア決済とは?から始まる概要の説明と、キャリア決済 の メリット デメリット を解説しつつ、キャリア決済 導入方法 についてご紹介していきます。

キャリア決済とは

ソフトバンク まとめて支払い
https://www.softbank.jp/mobile/service/payment/

ドコモ払い
https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/about/site_docomobarai.html

au かんたん決済
https://id.auone.jp/payment/pc/

キャリア決済とは、スマートフォンの通信サービス料金と合算で支払いができる決済サービスです。

利用したことのある人も結構いらっしゃると思います。

基本、ユーザー(消費者)は、各スマートフォンのキャリア、携帯電話会社の画面で、IDやパスワードや暗証番号の入力で簡単に支払いができるサービスです。

面倒なクレジットカードの入力が不要!ということで、スマートフォンユーザーにとっては利便性が高いサービスです。

また、原則、消費者は、キャリア決済対象の契約をしていれば利用可能なので、使いやすいサービスになっています。

消費者は、通信料金の明細と一緒に請求されます。管理がしやすくなるというメリットも消費者側にもあります。

このように、消費者にベネフィットのあるサービスなので、キャリア決済は、スマートフォンや、webでのお支払いのあるサービスをしているなら、ぜひ導入を検討した方がいいサービスの1つです。

ちなみに、上記はキャリア決済の3大キャリアの公式ホームページになります。

さらにちなみにですが、D払いと、ドコモ払いは違うサービスです。

キャリア決済 メリット

キャリア決済の消費者側のメリットは、記載しましたが、実際に、事業者の立場で考えたときのキャリア決済のメリットは?

事業者側にとっての キャリア決済 導入 メリット

  1. 継続課金されやすい
  2. キャリアによる立替払いで未回収が減少
  3. 少額 の サブスク で 使いやすい
  4. クレジットカード非保持者も使える

といったかんじです。

継続課金されやすいのは、何に使っているかがわかりにくくなるから、サブスクなどの場合、解約されにくくなります。

実際、スマホの通信料の明細を眺める人は少ないと思いますし。

キャリアによる立替払いというのも、実は、あまり知られていないですが、メリットだと思います。決済が確定していれば、未入金のリスクがなくなりますし、そもそも、未入金の督促、オペレーションがなくなります。

クレジットカード非保持者も使えるので、シルバー世代や、学生などからのお支払いをしてもらいやすくなります。これもメリットだと思います。

キャリア決済 導入 デメリット

これだけ、メリットが大きいのに、キャリア決済を導入するデメリットはあるのでしょうか?もちろん、あるんです。

キャリア決済 デメリット

  1. 手数料が高い
  2. 審査通過が大変
  3. 課金限度額が低い

この3つがデメリットです。

手数料はクレジットカードの場合、5%程度ですが、キャリア決済は、6~12%。

結構高いという印象を持つ事業主の方もいます。

未収リスクが減るので、お得だとは思いますが。

課金限度額が低いというデメリットは、商品単位の話ではなく、ユーザー単位の話なので、気を付けてください。

各キャリアごとで、毎月の課金限度額が決まっています。

ユーザーの年齢などによって変わってきます。

平均すると、ユーザー1人につき、1万円までです。

なので、商品単位で考えると、数百円くらいの商品のサブスク商材くらいが、キャリア決済の商品単価と思っておいた方がよいです。

審査通過が大変なのもデメリットです。

企画書などの概要、説明。

キャリア決済は審査自体、半年くらいかかるケースもあります。

ちなみに、キャリア決済は、法人ではないと、申込みできないです。個人事業主では、導入ができません。

キャリア決済 導入方法

キャリア決済は「キャリアとの直接契約」と「決済代行会社の利用」といった2種類の導入方法があります。

ただ、決済代行会社を利用した方が、速いです。

複数のキャリア決済とまとめて、契約もできるので、管理も楽です。

もちろん、手数料は、上乗せされます。

決済代行会社に依頼した場合のコストですが、

  • システム導入初期費用 3万円程度
  • 月額固定費用 5,000~10,000円

が経費として発生してきます。

それでも、管理コストや、審査の手間を削減できるのは大きいです。

ところで、キャリア決済 可能な 決済代行会社について記載しますね。

キャリア決済 の できる決済代行会社

キャリア決済ができる決済代行会社ですが、こんなかんじです。大手の決済代行会社はだいたい可能です。

ソニーペイメントサービス
https://www.sonypaymentservices.jp/

ベリトランス
https://www.veritrans.co.jp/

ロボットペイメント
https://www.robotpayment.co.jp/

ペイジェント
https://www.paygent.co.jp

ちなみに、継続課金のキャリア決済は、基本的に、リンク決済ができないので、プログラムのカスタマイズが必要なケースが多いです。

ECをASPシステムのサービスなどで提供している場合、そのECカートが連携できているかどうかによっても導入は変わってきます。

ただ、いずれにせよ、キャリア決済は、継続課金、サブスクビジネスとの相性がいいので、そういった会員ビジネスなどの展開ではおすすめの決済となっています。

キャリア決済 上限

実は、キャリア決済には、安心して、決済してもらえるように、各キャリアごと、そして、ユーザー個人ごとに、決済の上限額がきまっています。

基本的にキャリア決済はスマートフォンの各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に登録している情報をもとに、簡単に決済ができるサービスです。

それゆえ、決済をした代金の請求は、月々の各スマホのキャリアの利用料金と一緒に請求されるようになっています。

そのため、請求が滞るような、そんな請求がこないように、各キャリアが、キャリア決済の上限を設定しているのです。

基本、1ヶ月単位で、決済できる限度額を設定しています。

おおむね、キャリア決済の上限は、月間で、1万円くらいまでになっているケースが多いです。

またキャリア決済の上限は、1回の決済限度額についてもきまっています。だいたい1万円以上の決済はできないようになっています。

まとめ キャリア決済 導入した方がいい?

キャリア決済について、いかがでしたでしょうか?

継続課金で、リンク決済できるクレジットカード決済と違うキャリア決済ですが、

事業主としては、未回収リスクが下がるのは大きいですよね。

個人的には、キャリア決済によって、収益が伸びた例も多いので、おすすめをしています。特に、10~30代向けの商材であれば、おすすめです。

クレジットカードの入力の手間が削減されるので、ユーザーメリットも大きいですし。webサービス提供者なら、ユーザーの手間を削減すれば、売上につながることのイメージはつきやすいと思います。

ソーシャルコマースが浸透してくると、また変わってくるとは思いますけどね。キャリア決済については。

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