google クラウドといえば、皆さん、何のことだと思いますか?
検索してみるとわかると思いますが、
- Googleドライブのことだったり
- Googleフォトのことだったり、
- Gmailのことだったり、
実は、定義がバラバラですね。
今回、ご紹介しようと思っている、google クラウド は、googleが提供するクラウド型のサーバサービスになります。google クラウド プラットフォームという名前で、提供されているサービスになります。
amazonで提供されていて、実は日本国内の多くのwebサービスなどが活用しているサーバサービス、AWSとの比較などもあわせて解説していきますね。
google クラウド プラットフォーム とは
google クラウド プラットフォーム 公式サイト
https://cloud.google.com/?hl=ja
google クラウド プラットフォーム は、Googleのコンピューターリソース(サーバの処理能力など)を、ネットワーク経由で利用できるサービスです。
google クラウド プラットフォーム を噛み砕いて説明すると、
googleが提供しているサーバの各種サービス(ストレージやweb公開など)を、
webから契約して使えるサービスです。
google クラウド プラットフォーム は、日本に進出してきて、そこそこ長いサービスとなっていますが、日本では、この手のサービスでは、AWS(アマゾンウェブサービス)のほうが、圧倒的に有名ですね。
実際、2018年では、AWSは全世界で最も使われているクラウドサービスなんだそうです。
google クラウド プラットフォーム は、頭文字から、GCP(ジーシーピー)とも呼ばれています。
google クラウド 各種アイコンは以下からDLできます!もちろん無料です。
google クラウド アーキテクチャ図用のソリューション アイコン
https://cloud.google.com/icons/?hl=ja
google クラウド プラットフォーム 機能
google クラウド プラットフォームには、非常にたくさんの機能があります。
ぜんぶ紹介すると、大変なので、ピックアップして、google クラウドの機能を解説します。
- Compute Engine
- クラウドストレージ
- Cloud SDK
- BigQuery(ビッククエリー)
- Cloud CDN
- Dataflow
- Cloud DNS
などなど、100以上の機能があるgoogle クラウド。
上記だけでも簡単に解説すると
Compute Engine
Compute Engineは、Googleのデータセンターにおかれたコンピュータによる処理サービスで、いわゆる、サービスの基幹になります。
AWSでいうAmazon EC2(EC2)になります。
webサーバの役割を果たしてくれます!
ちなみに、Amazon RDSなどのDBサービスは、google クラウド では、Cloud SQL という機能になります。MySQL、PostgresSQL のフルマネージドサービスになっています。
Cloud SDK
Cloud SDKは、いわゆる、クラウド環境で、Googleのアプリに直接問いかけのできるサービス、機能です。
Firebase SDK、Firebase C++ SDKなどもここに含まれます。
BigQuery
BigQuery(ビッククエリー)は、その名の通り、大きなデータに対して、データ検索や絞りこみなどの処理を行える機能です。これがあるため、ビックデータの活用もできるようになるわけです。
Cloud CDN
Cloud CDN は、いわゆる、CDN配信の機能で、動画やwebサイトの表示を高速化してくれる機能になっています。Amazon CloudFrontが、AWSでの機能名。最近、アフィリエイターの方でも、Amazon CloudFrontは、利用されているケースを見ますね。
Dataflow
Dataflow は、サービスへのアクセス状況を見て、ストリーミングで配信すべきか、都度、時間に応じて定期的に、プログラムを動かすべきかを分析できる機能です。これによって、プログラムの書き方が変わり、結果、サービスの最適化をはかれます。
Cloud DNS
Cloud DNS は、ネームサーバの機能です。ドメインの管理機能ですね。
AWSでは、Amazon Route 53という名前のサービスです。
SSLの設定などは、これを活用しますね。
DNS フルマネージドサービス。
クラウドストレージについては、以下のような専用ページもありますので、参考にしてみてくださいね。
参考:Google クラウド クラウドストレージ
https://cloud.google.com/storage?hl=ja
クラウドストレージのサービスは、AWSでは、Amazon Glacierや、いわゆる、Amazon S3(S3)になります。
画像置き場などに活用できますね。
これらによって、google クラウド で、
- ホスティング
- AI(人口知能)
- マーケティング分析
などが可能になっています。
ちなみに、G Suite (ジースーツ) と呼ばれる、Gメールや、カレンダー、Googleハングアウトなどの機能も、実は、google クラウド の1つの機能です。
google クラウド 利用シーン
google クラウド の利用シーンは、非常にわかりやすいです。
なぜなら、競合サービスであるAWSや、Azure(アズール):マイクロソフトと、利用シーンは同じだからですね。
それゆえ、google クラウド の利用シーンは
- webサービス 公開
- webサイト 公開
- webアプリケーション 稼動
- 各種システム 稼動
- データ管理
- AI(人工知能)
- DB(データベース)
- 決済システム
- 検索システム
- 画像や資料 ストレージ
になります。
たとえば、以下、google クラウド のAI構築のページです。
参考:google クラウド AI の構築
https://cloud.google.com/solutions/build-and-use-ai?hl=ja
面白いニュースとして、アメリカ国防総省は、google クラウド を、活用するようです。
2020年6月のお話です。
参考:TechCrunch Japan
Google Cloudがマルチクラウド管理ツール「Anthos」で国防総省から7桁ドルの契約を勝ち取る
https://jp.techcrunch.com/2020/05/21/2020-05-20-google-cloud-earns-defense-contract-win-for-anthos-multi-cloud-management-tool/
google クラウド と AWS 比較
google クラウド と AWSを 比較して、どっちがいいのだろう、、と考えますよね。
ちなみに、上記の参考記事にもありますが、
- AWSは、市場シェアの33%
- google クラウドは、第3位で、8%
という状況です。
※2位は、マイクロソフトのAzure(アズール)です。
それぞれのメリットを見ていくと。
google クラウド メリット
メリットは、以下のイメージです。
google クラウドは、googleが提供しているため、
- googleアプリ、プログラムとの連携がしやすい
- 後発のため、料金が、ほかクラウドサービスより安い
- AIや、ビックデータなどの開発に適している
という状況です。
AWS メリットは?
AWSのメリットは普及率などもありますが、
- 変更が容易
- 利用者が多いため、ドキュメントが多い
といったところでしょうか。
google クラウド AWS 比較 は、結果として、
- コスト見合いなら、google クラウド
- AIや、ビックデータ処理をするなら、google クラウド
- スケールの変更が多発するなら、AWS
- クラウドサーバをとりあえず導入したいなら、AWS
という区分けになると考えられます。
google クラウド もっと知れるホームページ
google クラウド を、もっともっと学べるホームページです。
いくつかご紹介します。
1 行でわかる Google Cloud Platform
https://cloud.google.com/blog/ja/products/gcp/google-cloud-platform-paperprint
【Google Cloud】Google Cloud Platform 試してみよう
https://qiita.com/junkers_rene/items/25a8de17d16d82c99544
Google Cloud Platform(GCP)入門
https://qiita.com/NagaokaKenichi/items/449902074e9994803cb8
【GCP入門編・第1回】エンジニア必読!今さら聞けない、Google Cloud Platform (GCP) とは?
https://www.topgate.co.jp/gcp01-what-is-google-cloud-platform
まとめ google クラウド 知れば知るほど、面白い?
google クラウド は、非常に多くの機能を持っていますし、最先端の取り組みもしています。そして、Google関連アプリとの連携もしやすいのが、google クラウドの特徴です。
google クラウド AWS 比較すると、価格面で考えれば、google クラウドですが、知見のあるベンダー、Sierの数を考えると、AWSなのかとも思えます。
ただ、目的意識にもよってくるので、メリットデメリットそれぞれ見据えながら、google クラウド 利用を考えていくことが、適切なんだとは思います。
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