Google 広告 設定 で 地域・エリア指定配信!集客のコスパを高める方法

Google 広告は、検索結果での広告を表示するリスティング広告をイメージされる方が多いと思います。

この場合、全国の方に、検索キーワードに対して、広告が表示されます。

すると、東京でも新宿にしかないお店の場合、北海道の人に広告をクリックしてもらっても、実際の来店につながらないので、コスパが悪いと感じますよね。

そうなんです。web広告は、広告を見せる対象を絞れるところにメリットはあるので、Google 広告 でも、同じように、広告配信地域を絞りたいですよね!

今回は、Google 広告 で 広告の配信エリアをセグメントする方法をご紹介します。

Google 広告 地域設定。可能な範囲は?

Web広告の基本である地域設定。Google 広告 では、どのように地域設定を利用できるのでしょうか?

そもそも、Google 広告 では、エリア指定の広告配信が可能なのでしょうか。

まず、Google 広告 で、地域を絞ったエリア指定の広告配信は可能です。

参考:Google広告ヘルプ 広告のターゲット地域を設定する
https://support.google.com/google-ads/answer/1722043?hl=ja

Google 広告 での、地域の絞り方は、この3つです。

  • 国の指定、除外
  • 国内地域の指定、除外
  • 特定の地点からの半径による指定
    *ただし除外は不可

まず、国の指定、除外は、わかりやすいですよね。国を指定して広告を配信できます。

ちなみに、海外の国を指定する場合は、海外の都市まで、絞込みが可能です。

たとえば、イギリスのロンドン市だけに広告を配信したい!ということも可能です。

次に、国内地域の指定、除外については、別途記載します。

Google 広告 国内地域は、どこまで絞れるか?

Google 広告 では、日本国内の地域を

  1. 都道府県
  2. 市区町村

といった単位で指定が可能です。

つまり、Google 広告で広告の設定次第では、豊島区池袋にだけ、広告を配信するということが可能になります。

ただし、市町村については全部が選択できません。

おそらく、配信ボリューム、人口、そして、そもそも、新しい市町村の場合、DBに反映されていないなどの問題によるところが大きいのだと思います。

ちなみに、広告のリーチ数も表示されます。Google 広告はこういったところが便利なんですよね。

広告のリーチ数がわかれば、Google 広告の配信ボリュームも、イメージがつきやすくなると思います。

そうなると、月次の広告予算などもイメージしやすくなるでしょう。

Google 広告 特定地点から半径による指定ができる!

商圏分析、商圏調査などを行う場合、だいたい、お店のある場所から、半径Nkmとして、商圏を設定します。

たとえば、飲食店の商圏調査!

この場合、都市部なら、

1次商圏:半径500m
2次商圏:半径1km

郊外の飲食店なら、

1次商圏:半径3km
2次商圏:半径6km

で設定したりします。

無料で使える統計データのホームページ「政府統計の総合窓口e-Stat」の中に「地図で見る統計(jSTAT MAP)」という機能があり、これで調べたりします。

参考:政府統計の総合窓口
https://www.e-stat.go.jp/gis

Google 広告 では、広告配信を、同じように、ある地点から、半径Nkmで設定できます。

この指定半径は1~500の間で入力が可能。

指定できる距離の単位は

  1. km
  2. マイル

この2種類を選択できます。

そして、リーチ数も表示できます。

最近の飲食店の商圏リサーチなどでは、Google 広告 リーチ数 なども、指標となっているケースがあるそうです。

業態によっては、web広告からの集客効果が大きいですからね。

では、実際に、Google 広告 地域設定方法について、解説していきます。

Google 広告 リスティング広告での地域設定方法

Google 広告 の リスティング広告では、どのように広告配信地域を設定するのかを簡単に解説します。

Google広告の管理画面だと、見落としがちなのですが、実は、とっても簡単!

  1. まず、左側のメニューで広告グループを選択
  2. すると、すぐ右のメニューで、「地域」というメニューがでます
  3. 地域をクリックすると、世界地図が出てきます
  4. あとは、鉛筆ボタンをクリックして、Google広告の画面を選択していくだけ

とっても、簡単です。

ちなみに、Google 広告 で、半径で配信エリアを設定したい場合は、

  1. 同じように、地域をクリック
  2. 青い鉛筆ボタンをクリック
  3. 範囲の文字をクリックして、地域を入力
  4. あとは、半径入力&単位選択で、OKです。

とっても簡易的にできます!

Google 広告 ディスプレイ広告での地域限定の配信方法

ディスプレイ広告でも、広告配信のエリア指定ができるのでしょうか?

Google 広告 の ディスプレイ広告は、地域指定の広告配信ができます。

そして、設定の方法は、上記のリスティング広告とほぼ同じです。

広告グループを選択して「地域」を押せば、同じ画面がでてきます。

とっても、簡単なんですよね!

Google 広告 の 地域は住所のデータ?

Google 広告 で、エリアの指定をして、広告配信の設定をしました。

しかし、このエリアは、ユーザーの住所のデータなのでしょうか。

Googleさんのサイトで、以下のように記載されています。

地域ターゲティング
指定した地域にいるユーザーに広告を表示するための設定

引用:Google広告ヘルプ 地域ターゲティング
https://support.google.com/google-ads/answer/6317?hl=ja

しかし、Google 広告 画面で、リーチの定義を見ると、

指定した地域に所在するユーザーやその地域に関心があるユーザーの推定数

と記載があるんですよね。

つまり、関心のある、そのエリアにいないユーザーも含まれるそうです。

Google 広告 の リーチ数も、Googleでログインをして Google ホームページ に アクセスしたユーザーの数から算出されているものなんだそうです!

なお、Google 広告は、配信するエリアごとに入札単価の調整ができますので、効果のいいエリアは、入札単価をあげる、効果の悪い地域の場合は、入札単価は下げるということも可能です。

人間の手で行う調整が必要なので、Google 広告の運用は大変だと思えてきますが、こういうのも将来的には、自動化されていくのでしょうね。

Google 広告 地域指定配信の活用方法

Google 広告では、以下のように、地域ごとの設定ができます。

地域ごとに、ランディングページの出しわけ、テキスト広告の出しわけもできるんですよね。

  1. 広告の結果を地域別に表示
  2. 地域別に予算の割り当てを調整
  3. 特定地域だけのテキスト広告配信
  4. 地域限定のランディング ページ(LP)
  5. 結果の出ない地域の除外

参考:Google広告ヘルプ 広告掲載の対象地域を絞り込む
https://support.google.com/google-ads/answer/2404184

まとめ:Google 広告 地域指定 広告配信のコスパをあげる方法の1つ

Google 広告 は、上述のように、運用が大切です。

本当に細かい調整で、効果は改善されていきます。また、TVなどのニュースに取り上げられるなどでも、効果はかわってきます。

どういうことかと申しますと、、

ローカルTV局、ラジオで取り上げられた

ご当地の有名人のtwitter、インスタグラムで掲載された

こういったことでも、クリック数や表示回数、CV数の数字は変動してきます。

Google 広告 地域設定 でも、こういった情報を反映させながら、広告効果をあげていくと、結果的に、CVが増えてきます。

エリア指定配信も、複数の広いエリアを対象にして、広告を出すことで、最初は認知度をとっておき、その後、掲載エリアを狭めていくという運用方法もあります。

コスパをあげるための、Google 広告 地域限定配信。試してみてはいかがでしょうか?

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