ネット広告は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオといった4マス広告と大きく違う、データとのかけあわせの要素があります。女性にだけ、広告配信をする、といったことが可能なのが、web広告の長所です。
運用型オンライン広告の場合、効果検証で見るべき設定、ネット広告 構成要素としては、主に以下の3つがあります。
- 広告クリエイティブ
- 広告掲載面
- ターゲティングデータ
このうち、最後のターゲティングデータが、かけあわせの要素ですね。そのターゲティングデータもいろいろと進化しており、自前のデータをかけあわせられるようになっています。
それが、この記事でご紹介するアドレサブル広告のことです。アドレサブル広告とは、何かを、解説しながら、そのメリット、特徴、そして、アドレサブル広告 種類 について、まとめていきます!!
アドレサブル広告とは
アドレサブル広告とは、企業や団体などが持つ顧客データ(メールアドレス、電話番号など)を活用し、ユーザーを特定して広告を配信する、ネット広告のことです。
アドレサブル広告 具体例で解説すると、
Google広告で、ディスプレイ広告を配信
この場合、Googleの持っているデータの中で、ユーザー属性(年齢、性別、興味関心など)の絞り込みをかけます。
アドレサブル広告の場合、Google広告の出稿者が持っている、リード情報(メルアドなど)を、Googleの管理画面からアップロードして、そのデータを持っているだろうユーザーに対してだけ、ネット広告を配信する
上記のようなものがアドレサブル広告になります。
アドレサブル広告なら、個人の絞り込み精度が高いため、リード(見込み顧客)として獲得した特定個人たちに向けて、効果的に広告を配信できるのです。
アドレサブル広告 注目機能
アドレサブル広告ができるメディアは、だいたい大手のサービスです。
それゆえ、自社がアップロードしたデータだけではなく、そのデータをもとにして、類似の顧客層というデータを発掘してくれます。
これがアドレサブル広告のセールスポイントとしては、素晴らしい部分ですね。
たとえば、グーグル。
googleであれば、アドレサブル広告の強みをいかんなく、発揮できる元を持てます。それは、さまざまな媒体から、ユーザーデータを持っていることです。
それゆえ、類似ユーザーの推測も精度よくできるはずです。
勝手に、自社データを活用して、類似顧客に営業をしてくれるのですから、これは活用しない手はないですね。
アドレサブル広告 利用方法
アドレサブル広告は、上述したように、自社が持っている顧客データなどのデータをもとに、ネット広告を配信する仕組みです。
それゆえ、過去に接点がある!というのが、このアドレサブル広告の特徴、1つのポイントですね。
アドレサブル広告の利用方法としては
- 見込み顧客向けに 新商品の告知
- 自社顧客の類似ユーザーに対して 売上の高い商品をPR
こういうことが可能です。
自社データなので、競合他社が推測をして、PR戦略を展開するのは難しいですし、Googleやfacebookなどで、しっかりと商品のセールスができるので、アドレサブル広告なら、オンライン広告の効果が期待できますね。
アドレサブル広告 種類
アドレサブル広告を展開できる、web広告は、主なところで、以下になります。
- Googleカスタマーマッチ広告/Youtube
- YDA広告(Yahoo!広告ディスプレイ広告)
- Facebookカスタムオーディエンス広告/インスタグラム広告
- Twitterティラードオーディエンス
では、この4つについて解説します。
Googleカスタマーマッチ広告
以前に、Google 広告設定 で、カスタマーマッチについてはご紹介しました。
Google 広告設定 カスタマーマッチ 機能 で CV獲得へ!CPA 最適化へ
https://saras-wati.net/web-ad/google-ad-customer-match202006/
GoogleやGmail、Youtubeに対して、広告の配信が可能です。
自社でアップするリストは、
- メールアドレス
- 電話番号
のみで作成できます。
便利で、とっても簡単です。
YDA広告(Yahoo!広告ディスプレイ広告)
新しく変わったYahoo!広告ディスプレイ広告。こちらについても以前に解説しましたが、このYDAでも、アドレサブル広告は、出稿が可能です。
【新 プラットフォーム】 Yahoo広告 ディスプレイ広告(運用型)とは YDN ⇒ YDA
https://saras-wati.net/web-ad/about-yda-ad/
自社がアップロードしないといけないリスト情報は、メールアドレス
メルアドで、ヤフーのもっている顧客情報とマッチングして、広告配信が可能。
YDAは配信面がしっかりしているので、表示回数なども多くとれるでしょう。
Facebookカスタムオーディエンス広告
Facebookカスタムオーディエンス広告は、SNS大手のフェイスブックの広告面です。
メールアドレスと電話番号のリストが必要です。
実名のSNSなので、非常にわかりやすい仕組みになりますよね。
インスタグラムも広告配信面に入っています。
それゆえ、Facebookカスタムオーディエンス広告を活用して、オンラインでのDM配送なども、アパレル・ファッションクライアント向けにはいいかもしれませんね。
Twitterティラードオーディエンス
もちろん、Twitterでも、アドレサブル広告は可能。
Twitterティラードオーディエンスというメニューで実施ができます。
基本、twitterの自社アカウントのフォロワー獲得促進などに有効ですね。
アドレサブル広告に対応している広告媒体についての理解イメージもついたのでは?と思います!!
まとめ アドレサブル広告 データマーケティング で オンライン営業強化
ネット広告は、24時間365日稼働してくれる営業マンです。
その営業マンに、自社の顧客と同じような人を探してきてください!
と伝えるのが、このアドレサブル広告です。
アドレサブル広告について、特徴、利用方法、アドレサブル広告を使える広告メディアについてまとめました。アドレサブル広告 種類、イメージつきましたでしょうか?
より精度の高いマッチングが可能なアドレサブル広告ですから、費用対効果も高い可能性が高いので、ぜひ、自社でも、アドレサブル広告の導入を検討してみてくだしさい