ITにかかわる仕事をしていると、何でも知っているように聞かれることがあります。しかし、当然ですが、すべてを知っているわけではないので、困ったな、ということもあります。
特に、多い相談の1つが、コレです。
無料で使えるXXなツールはないの?
ということで、今回は、無料で使えるRPAツールについてご紹介します。
RPAツールって何だっけ?という方には、このページで、思い出してくださいね。
今回ご紹介するクラウド型のbotサービスは、そういったRPAツールの1つです。
クラウドBOT®というサービス名で、2020年4月13日にサービスリリースしたようです。
クラウドBOT®公式webサイト
https://www.c-bot.pro/ja
面白いし、有料プランも安い。無料プランでおためしもできるクラウドBOT®について追ってみます!
クラウド型RPA C-BOT(シーボット) クラウドBOT®とは
クラウド型RPA C-BOT(シーボット)、クラウドBOT®は、有限会社C-RISE(本社:富山県高岡市)が2019年11月8日にアルファ版をリリースしたサービスです。正式版は、2020年4月13日にリリース。
クラウド型RPA C-BOT(シーボット) クラウドBOT®公式サイト
https://www.c-bot.pro/
クラウドBOT®は、専門知識0でも、簡単にRPAツールが作れるというスグレモノな、RPAツールです。
しかも、クラウド型RPA C-BOT(シーボット) クラウドBOT®は無料で使えるクラウド型。
今、流行のSaas型サービスです。
クラウドBOT®は、RPAを理解するには、トライアルとして活用してみるのが良いです。無料でトライアル可能です。
クラウドBOT®は、個人事業者や中小企業向けに業務自動化を支援してくれるサービスとのことで、本当にうれしいですね!!
クラウドBOT®解説動画はこちらです!!
クラウドBOT®で、できることは?
クラウドBOT®は、操作を自動記録できる自動処理BOT(ボット)を作成できます。
ブラウザ操作の自動記録がメインでできることだそうです。
たとえば、複数のニュースサイトから、ニュースのタイトルをコピーしてきたり、URLをとってきたりすることができます。
こういう風にクラウドBOT®を使うみたいです。
クラウド型RPAを月額3000円から「クラウドBOT®」正式サービス開始
2020年4月13日に、クラウドBOTの正式サービスがスタートされました。
クラウド型RPAサービス「クラウドBOT®」は、無料プランだけではなく、有料プランも用意されています。
クラウド型RPAサービス「クラウドBOT®」の正式サービスの特長は、
- 業界最安価格! 有料プラン 月額 3,000円~
- サーバレス技術により安定したBOT実行
- プログラミング知識不要で操作の自動記録でBOT作成
特に3つ目の、操作の自動記録でbotができるというのはいいですね。
ITリテラシーが低い方でも、BOTが作れるようになるわけです。
今回正式版のクラウドBOT®でリリースされた有料プランには、3つのプランがあります。
- シングルオフィス
- マルチオフィス
- システムリンケージ
シングルオフィスは、数人で共同利用可能な小規模事業者向けプラン。
クラウドBOT®では月額3,000円(税別)という格安料金で提供しているサービスです。
この料金、安いと思うんですよね~正直。
多人数、多拠点、多用途の場合は、マルチオフィスプランです。
最後の、システムリンケージのプランは、システム連携などの機能を伴うので、相当大きな企業様向けのプランですね。
なんと、160時間の実行時間&最大100件のBOT並列実行が可能
基本、クラウドBOT®の料金の違いは、
- ストレージの容量(10GB~)
- BOTの並列実行数
- BOTの実行時間
で変わってくるようで、機能的な違いは見受けられませんでした。
BOTの並列実行とは?
BOTを複数、かつ、一度に実効できるようにすることを、BOTの並列実行といいます。
並列実行機能によって、1つのBOTを複数同時に実行したり、複数のメンバーが同時に異なるBOTを実行する事が可能になるため、作業の効率化につながります。
クラウドBOTには、スケジュール実行機能もあるので、指定時間、指定曜日などの条件を指定して業務の遂行が可能になります。
たとえば、午前中に、競合他社のWebサイトを巡回する業務などをbot化することで、その作業効率は、グッとあがりますね!
クラウドBOT®の未来
アルファ版を通して、知見、ノウハウを貯めつつ、サービスを改良していくようですね。その上で、以下の展開をビジネスとして考えているようです。
マーケットプレイス
いろいろな人が有用なBOTを作って、C-BOT(シーボット)のマーケットに公開
そのBOTをダウンロードして利用できるようにするマーケットプレイスの展開
EC-CUBEや、ワードプレスみたいな世界観なんでしょうね。
もう1つが、コミュニティだそうです。
コミュニティサイト
ユーザ同士が協力して課題解決、アイデア共有のコミュニティを作っていくそうです。こういうのもEC-CUBEや、ワードプレスみたいな世界観ですね。
そして、こういうサードパーティを意識した仕組み化は、大きなビジネスに育っていく可能性があります。
個人的には、期待大ですね。
出典:PRTIMES
無料で簡単に使える、クラウド型RPAサービス『C-BOT』、アルファ版をリリース
自動操作をもっと身近に、もっと手軽に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000049789.html