株式会社ジャパンネット銀行さんが、2019年2月19日に発表した調査のご紹介です。若者の考え方を少しは知れる糸口になるかもしれません。
ミレニアル世代(18~25歳)とその親世代(40~59歳)の住まい、暮らしについての価値観についてまとめた内容です。何がメジャーでマイナーかのジェネレーションギャップの把握にいいですね!
ミレニアル世代の「住まいと暮らし」の価値観、考え方を調査
株式会社ジャパンネット銀行(本社:東京都新宿区)は、ミレニアル世代およびその親世代を対象とした「住まいと暮らし」に関する意識・実態調査を実施
まず、ミレニアル世代の定義です。
ミレニアル世代とは
ミレニアル世代とは、2000年以降に成人、あるいは社会人になる世代のことという定義だそうです。それゆえ、日本国内においては、18~25歳の若年層という定義です。
実施調査結果まとめ
ミレニアル世代の「住まい」に対する意識
ミレニアル世代は「飲食店の多さ」や「都市部であること」を自分の住環境において重視する。そして、その親世代は「自然災害に対しての安全性」を重視する。
考えてみれば、便利を優先させるミレニアル世代の特徴が出ていますね。都市部というのは、いつの時代も変わらない若さなのかもしれませんね。しかし、2011年の大地震のとき、ミレニアル世代は、10~17歳。十分、意識もあるのですが、それよりも利便性のほうが優先されるんでしょうね。
とはいっても、「住まいを決めるうえで重視すること」で、「住宅の性能がよいこと」(ミレニアル世代:69%、親世代:66%)はいずれの世代でも最多です。
ミレニアル世代が「住宅の内装が好みである(または自分で選べる)こと」を選んだ人も60%いました。これもおしゃれ優先の、若さゆえかもですね。
ミレニアル世代の「暮らし方」に対する意識
配偶者・パートナーと暮らすタイミングは、ミレニアル世代なら「結婚前」、親世代は「結婚後」という価値観。
こちらは、ミレニアル世代の若さの部分が大きいですよね。だいたい、親世代の方でも、配偶者・パートナーと暮らすタイミングは、結婚前の人もいたと思いますし。
ただ、親世代との明確な価値観の違いは、配偶者・パートナー自体の欲しがらない、あるいは、配偶者・パートナーとの同居を望まないという人が、ミレニアル世代には、30%もいたことですね。
昔の人からすると考えにくい・・・というイメージでしょうか。おひとりさまビジネス、サービスは、結果、どうなんですかね。伸びていくんでしょうね。
ミレニアル世代の「新しい住み方・暮らし方」に対する意識
「アドレスホッピング」が30%以上もOKといっている
ちなみに、アドレスホッピングとは、固定の家に住むことなく、さまざまな場所に住む暮らし方のことを指します。ホームレスとは違います。
「サードプレイス」が30%も欲しいといっている
サードプレイスとは、自宅や職場ではない、心地のよい第3の居場所を持つことで、簡単にいうと、いきつけのカフェ・居酒屋・公園などですね。これは昔からあるので、なんともですが。
ミレニアル世代は、数年後に自分がどこに住んでいるかはわからないと思っている人が、なんと72%もいます。安定というものが見えないという不安感よりも、攻めの意識の部分があるのかもしれませんね。
<ジャパンネット銀行について>
ジャパンネット銀行は、国内初のインターネット専業銀行として2000年に開業。
https://www.japannetbank.co.jp/
<調査概要>
・調査期間:2019年1月24日~1月28日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:
ミレニアル世代:18~25歳 有職者男女300名(性別均等割付)
親世代:18~25歳の子どもを持つ40~59歳 有職者男女300名(性別均等割付)
出典 ジャパンネット銀行
ミレニアル世代と親世代、「住まいと暮らし」の価値観を調査
https://www.japannetbank.co.jp/company/news2019/190219.html?v=190219