今日からできる!UAT(受け入れテスト)の方法3つのまとめと解説

web制作やwebシステムなどをアウトソーシングしている会社は多いですよね。システムを内製ですべて作るのには、限度がありますし。

それゆえ、システム開発後、自社にて、そのシステムやwebサイトの受け入れテストをしないと、いけませんよね。

物理的な物の納品であれば、検品という内容になります。

しかし、この受け入れテストもノウハウがないと、そこそこやっかいなことになります。
そこで、今回は、その受け入れテスト(UAT)についての方法、ノウハウなどを解説していきます。

まずは、受け入れテストについての解説からします!

受け入れテスト(UAT)とは

受け入れテストは、UATと呼ばれます。UATは、User Acceptance Testの略称です。

要は、検品です。

受け入れテストは、システムが、発注者のニーズ、要件、ビジネスプロセスを満足する内容になっているかどうかをチェックするためのテストです。

ということは、受け入れテストでやるべきことは、以下の3つです。

  1. システム開発の要件とシステムがあっているか
  2. 発注者側のニーズとシステムがマッチしているか
  3. システムがビジネスプロセスを満たせる内容か

上記の確認ということになります。

受け入れテスト(UAT)の目的

受け入れテスト(UAT)の目的は、基本、ちゃんと企画、設計どおりに、システムやwebサイトが稼動するか、という点になります。

そのため、システムやwebサイトの設計が最初の段階でできていないと、受け入れテスト(UAT)も機能しません。

実例として、ある広告代理店が、ユーザーが投稿したら、動画が表示される仕組みを作って欲しいと、フリーランスのプログラマーに依頼しました。

プログラマーは、消費者が、webサイトにコメントを投稿したら、そのコメントに関連するyoutubeにあがっている動画を表示する仕組みを作って納品しました。

はたして、広告代理店の担当者は、受け入れテストできるでしょうか。

言葉上は、マッチしそうですが、おそらく、広告代理店の担当者が求めるシステムではないでしょうね。

このように、受け入れテストで重要なのは、最初の設計、企画をきちんとまとめているか、まとまっているか、という点になります。

そして、それが反映されていて、現実的に動く!というのを確認するようにしましょう。

受け入れテスト(UAT)の方法

受け入れテスト(UAT)の方法は、大きくわけると3つあると思います。

  1. 事前にチェック表を作り、仕様と見比べて、システムを試していく
  2. 利用者心理で、システムを動かす。実データを使っていく
  3. 画面上部から機能を使っていく

各方法は、以下の各段落で解説していきます。

ちなみに、よく担当者の方が悩む受け入れテスト(UAT)の範囲ですが、基本全部やってください。ただし、まとめられるところはまとめていく、このスタンスは大事です。

りんご1ダース買って、検品するのは容易ですが、りんごを100ダース買って、1つ1つ見ていくのは難しいです。

ただ、出荷時期が同じりんごは、1グループでチェックしていくなどができると思います。検品と同じ考え方でいいと思います。

事前にチェック表を作成。仕様と見比べて、システムをテスト

これは、テスト表を作って、テストをしていくというシンプルな方法です。計画的にできて、テスト自体のチェックもできるので、正しいですね。

ちなみに、このテスト表のことをテストケースと呼んだりします。

ただ、この方法の場合、細かい仕様の把握ができていることが前提です。

細かい仕様を把握していない場合、精度は下がります。

また、デメリットとしては、時間もかかります。

どの機能をテストするか、を明確にわかっている人がやるときのテストの方法だと思います。

利用者心理で、システムを動かす。実データを使っていく

個人的には、このテストの方が、システムの仕様バグも取れるし、実際の利用者にとって幸せなことではないかと思っています。

デメリットは、仕様バグの修正で、コストがかかることです。

ただ、多少のコストがでても、サービスレベルをあげるのであれば、システムの利用目的から落としたテストができるので、この方法が最適です。

その際、実際にシステムで使う実データでテストをしていくといいですね。外国人の利用者がいるのであれば、外国人の名前で登録をしてみたり。

アップロードするデータを実際に手元に集めて、それをアップロードしてみたり。

テストにおける時間もかかるかもしれませんが、いいです、このテスト方法。

だいたい、テストケースなどを設けて、受け入れテストをしても、もともとの仕様バグがあった場合は、直せません。

システムの利用目的から、テストをすることが1番重要だと思いますし。

画面上部から機能を使っていく

実はこのテストの方法も、地味にオススメです。

というのも、時間がないときに、人海戦術でテストができるからです。

システムを使ったことのない人を集めてきて、2~3時間と時間を決めて、画面の上のほうからテストをしていきます。

おかしな挙動を見つけたら、箇条書きで残してもらいます。

そして、最後に、そのテスト結果をまとめて確認して、修正をしていくという方法です。
この方法も、実は、利用者ニーズに対して、うまくはまりやすい方法です。

仕様バグも見つかりますし。

ただ、この方法の欠点は、モレが発生しうることです。

画面上部からテストをしていくことで、画面内にはない機能があったときに、そのテストがもれてしまうことがあります。

あらかじめ、画面内にはない機能については、仕様等をまとめておき、テストをする人にその情報を提供しておく必要があります。

まとめ:受け入れテストは難しいので、時間は取るべき

受け入れテストについて、まとめてきました。

そもそも、受け入れテストとは何か?

その上で、どう受け入れテストをしていけばよいかを3点解説しました。

基本は、システムの目的です。

何を果たすシステムなのか、誰にとって、何をクリアしてくれるシステムなのか?といった利用者のこと、利用の目的を意識しながら、受け入れテストをしないと意味がありません。

これらテストは、軽んじられがちですが、時間をとって、きっちりやるべきタスクです。1歩ずつ、答えに近づけるようにテストをしていきましょう。

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