2020年1月は、以下のタイミングで、
Googleの検索結果で順位が大きく動きました。
2020年1月8日前後
2020年1月15日前後
2020年1月17日前後
2020年1月24日前後(追記)
1月なのに、これだけ、検索順位において、動きがあるのは、すごいですよね。しっかりと、ユーザーのために、検索エンジンを改良しているんでしょうね。
さて、2020年2月のSEO変動はどうだったのでしょうか?
結論から書くと、以下のタイミングで、検索順位が変動しました。
2月2日から5日ごろ
2月8、9日ごろ
2月19日ごろ
そして、今回のこの順位変動については、結構なぞみたいです。
アメリカのSEOメディアでも、以下のようなタイトルの記事をアップしています。
Unconfirmed Google Search ranking update feels big
https://searchengineland.com/unconfirmed-google-search-ranking-update-feels-big-328980
やや直訳すると、
未確認だが、大きいGoogle検索ランキングの更新
となります。
SEOボラティリティを見ると、5前後なので、BERT(バート)アップデートや2019年12月のコアアルゴリズムアップデートほど大きい変動でもないのですが。
Googleは、今回は発表も特になく、検索のアルゴリズムをアップデートして、その結果、Google検索ランキングが変動しました。
その結果、2020年2月のGoogle検索順位は、どのように変わったのでしょうか?
まわりの話を聞くと、BERTアップデートを乗り越えたwebサイトでも、今回の検索アルゴリズム変動で、10~20%ほど、アクセス数が減った、と聞きました。
ちなみに、BERTアップデートについてはこちら
2020年2月は、どんなカテゴリーのホームページで、検索順位の動きがったのでしょう。
2020年2月 Google検索ランキングの順位変動を解説
2020年2月は、
2020年2月2日~5日ごろ前後
2020年2月8、9日前後
2020年2月19日前後
上記の期間で、
Googleの検索結果の順位が変動していたようです。
以下は、SEO変動の大きさを示す変動率です。
参考 SEMrush(エスイーエムラッシュ)
過去30日間のSEOボラティリティ
https://www.semrush.com/sensor/?category=&db=JP
検索結果の順位で表示順が変わったジャンルとしては、
健康と医学
財務、金融、法律
就職、転職
食品・グルメ
暮らし・結婚・恋愛
これらのキーワードジャンルに属するwebサイト、webサービスの検索結果に変動がでていた状況でした。
2020年1月と比べると、
健康と医学
就職、転職
財務、金融、法律
が、2020年1月の順位変動でも共通して起きていたキーワードジャンルでした。
さらにいうと、2019年12月の検索結果の順位が変わったキーワードジャンルには、就職、転職があり、このジャンルについては、3ヶ月連続の検索ランキングの動きが出ています。これは大きいですよね!
やはり、季節部分を見ているんだと思いますが、時事ネタもしっかりと、Googleの検索アルゴリズムは考えているようです。
健康と医学
就職、転職
については、コロナウィルスやインフルエンザ、かぜなどの影響もあるのだと思いますが、順位変動していました。
就職、転職は、3月に向けて、動いていく時期ですから、やはり、影響が大きいのだと感じます。
ただ、
財務、金融、法律
食品・グルメ
暮らし・結婚・恋愛
の3つのキーワードジャンルのwebサイトについては、YMYL系のキーワードなので、その部分でSEO的に、検索アルゴリズムを調整しているのかもしれません。
YMYL系のキーワードの解説は、SEOについて記載している
こちらの過去記事を参照してみてください!
2020年2月のGoogle検索ランキングを見ていて気づいたこと
今回のGoogleの検索アルゴリズムアップデートは、今までの検索アルゴリズムの調整とは、少し違う気がしています。
検索エンジンでの順位の動きが、固まっているかんじがするのです。
なんとなく、トライアルのプログラムロジックを入れながら、検索結果を見ているような気がします。
検索エンジンの場合、キーワードに対応したwebサイトが、きちんとでるかが、重要です。
この観点から、キーワードに適したコンテンツが、きちんと検索結果の上位に表示されているかを
Googleが、チェックしながら、スパム対策などをしているのではないかと思ったのです。
検索エンジンからリンクしているコンテンツの内容が希薄では、
検索エンジンを使うメリットをユーザーが感じなくなってしまいますからね。
それゆえ、Googleは、検索ロジックをこまごま変更しながら、キーワードにあっているページが、Googleの検索エンジン上位にでているかを見ているのではないかと。
なぜ、そのように感じたかと申しますと、私が見ているホームページのGoogleサーチコンソールの状況を見ていると、
- ページに誘導される検索クエリ(キーワード)で新しいものが増えている
- 特定のページだけがアクセスが増えている
- 特定のページに対して誘導されるクエリ(キーワード)が変化している
という事象が、共通して見受けられたからです。
もちろん、コンテンツマーケティングなどで、記事を作っている場合は、記事が増えれば、新しいクエリ(キーワード)からの流入は増えるのですが、更新していない古い記事ページに対しても、この新しいクエリ(キーワード)が増えているのは、そんなイメージがつきます。
情報が変わることで、検索エンジン上でその順位が変わるのは当然なのですが、検索エンジンの上位表示は狙いたいですからね。
続いて、2020年2月のSEO対策の方法について解説します!
2020年2月のSEO対策:テキストでの解説を追加
SEOラボさんのtwitterで、以下のようなSEOで順位が下がったことについての解説がかいてありました。
2020/2/2からのGoogleアップデートで、BtoC系のKW順位下落(38位→94位)
KWに即するページから低評価の原因を少し読み解いた
・テキスト量が乏しい(画像多くMCがクロールされずらい)
・PCとモバイルでコンテンツが異なる
・迅速に目的のコンテンツに辿り着けない
・内容希薄なページが多い#SEO pic.twitter.com/Al2f9rr5dJ— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) February 5, 2020
ここからかんがみると、2020年2月のSEO対策は、テキストでの説明、解説を増やしていくことがよいのではないかと思いました。
よくレシピサイトなどで多いのが、料理写真はたくさん掲載されているが、テキストでの説明がほぼない。
そんなwebページが存在したりします。
もし、そういうwebページを作っているのであれば、解説文、説明文のテキストをいれていきましょう。
実は、新卒向けの採用サイトなどでも、この傾向はすごく多いです。
事業概要を、会社説明の図をはって終わらせていたり。
仕事についての解説を、小難しい概念図の画像をはって終わらせている。
そんなケースが、採用サイトでも、ちらほら、見かけます。
新卒の方がわかるほど賢いのであれば、50%以上の人は、理解できないと思いますし、場合によっては、読む気もなくなるでしょう。
サービスの説明、事業の説明くらい、言葉でも解説をいれていくといいと思います。
ただ、長文で、だらだら書いても、コンテンツとしての見栄えは悪くなります。
箇条書きを意識して、コンテンツ化をしていくことですね。
一部の採用ツールなどのレイアウトを活用するといいかもしれません。
たとえば、エンジャパン社(en-japan)のengageなどは、とても見やすいレイアウトで、採用募集ページを作れます。
engage公式webサイト
https://en-gage.net/
見やすいレイアウト、スペースの使い方、フォントの大きさになっています。
フォントの大きさも、スマホ時代には、大事なWebマーケティングですからね。
ちなみにですが、
Googleがまとめた検索品質評価ガイドラインです。
Googleの検索品質評価ガイドライン 2019年9月バージョン
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf
ここにあるように、コンテンツ作成者に対しての品質・信頼性の評価をGoogleはしています。それゆえ、正確な情報で、見やすく、使いやすいコンテンツを作ることはSEO対策上、とても重要です。
まとめ:2020年2月 google検索ランキング変動対策にテキストでの解説を!
2020年2月も、Googleは、検索アルゴリズムを変更しているようです。
その結果、Googleでの検索ランキングはちょこちょこと変動。
月間で、密集して3回も変動しています。
Google検索結果の動きは大きくはないものの、回数が多い気がします。
検索キーワードで動きのでているキーワードのジャンルは、YMYLキーワードが多いジャンルでした。
具体的なカテゴリとしては、以下のジャンルのホームページで検索順位における影響が出ています。
健康と医学
財務、金融、法律
就職、転職
食品・グルメ
暮らし・結婚・恋愛
特に、12月から
就職、転職
は3ヶ月連続でした。
今回は、テキストを追加していこう!というSEO対策の方法を解説しました。
それは、
- ページに誘導される検索クエリ(キーワード)で新しいものが増えている
- 特定のページだけがアクセスが増えている
- 特定のページに対して誘導されるクエリ(キーワード)が変化している
という状況からも推察できる内容で、
テキスト量にも依存している部分もあるのではないか?と思ったのと、
SEOラボさんのtwitterからも感じたことでした。
https://seolaboratory.jp
Webマーケティングは千変万化、日進月歩変わります。
しかし、新しく、正しい、役に立つ情報が欲しいと、
ユーザーがのぞむのは、変わりません。
webページ内で、しっかりと、伝えたいことを決め、テキストでの説明も増やしていきましょう。
SEO対策で上位表示を目指しているなら、まずは、文章の解説強化、見やすい文章コンテンツをwebページに反映させていきましょう。コンテンツのアップデートは、無駄なSEO対策にはなりません!
2020年2月以降も、SEOの記事を解説していきますので応援、よろしくお願いします。