インサイドセールスをしていると、企画書や提案書といった資料を大量に作る、見ることが増えますよね。しかし、よく内容がわからない・・といったケースが多いのも、事実です。残念な企画書が多いこともあるんですよね。
伝え方が9割といわれるプレゼンですが、企画書でも同じです。伝え方を考えないと、ですよね。しかし、言葉の定義は業界、人、企業文化ごとに変わってきます。
そんな中で、企画を理解してもらえる資料とは、何か?考えてみました。
そこで、今回の記事では、インサイドセールスにおいて伝わる企画書を目指すあなたに、企画書にとって、必要な要素をまとめてみました。
企画書 必要な要素
結論から、記述をしていくと、企画書で必要な要素は以下です。
- 結果
- 目的
- 費用
- 収益 or メリット
- スケジュール
です。
何のための企画で、どんな結果をもたらし、それには、いくらお金と時間が必要で、結果、どんな収益やメリットがあるのか?
これです。
方法はあくまで過程で、実は、企画書バージョン2でいいのです。
上記があれば、その企画をしよう、いや、辞めようの判断はつくと思います。
もちろん、具体的に書く必要はありますが。
企画書 デザイン 整えるだけでOK
きれいなパワーポイントのデザインは理想的です。しかし、それは、難しいということもあります。スキル、時間の問題で、きれいなパワポの企画書を作れないこともあります。実際、デザインも大事なことはありますが、それよりも、中身の精度をあげましょう。
企画書のデザインについて、相談されると、よく、上記の話をします。
きれいよりも、スピードとコンテンツです。
そして、企画書を作るとき、イラスト的なデザインに時間を使うよりも、時間を使うべきは、デザインの最低限です。
- フォントをそろえる
- フォントの大きさをそろえる
- 囲いの幅をそろえる
- ページ間のスペースをそろえる
だと思います。
とにかく、整える!だけに留意しましょう。
意外と、できていないこと、多いです。
企画書 1枚に中身を圧縮できる?
昔、指導されたのは、企画を立てるときに、1枚の紙にまとめられるかどうか。でした。
そして、そこには、頭の整理という目的もありますが、1枚にまとめられるようなフォーマットを考えることが重要だったのだと思います。
たとえば、長たらしい文章にしないこと。
キャッチコピーのように短く書くことです。
たとえば、プリンターのスピード感を企画書で表現するときに
すばやいタッチで動くプリンターヘッド
よりも
高速プリンターヘッド
のほうが良いです。
そして、こういう風にまとめられるように、あらかじめ、文字数を短くした企画概要書のフォーマットを作っておくといいですね。
箇条書きだと、結構長い文章になる人がいます。
これを防げるので、おすすめです。
ちなみに、なぜ、文章っぽくしないか?
これは、文章を読まない人が多いからです。
そのため、コピーテイストのキーワード表現にしておく方がよいといわれます。
企画書 伝えたい情報 絞る
企画書を見ていると、やたら情報量の多い企画書も登場します。
いいのですが、わかりにくいです。
伝えたいのだな!と感じますが、伝わりません。
そこで、伝えたい情報を絞る、を意識してみてください。
この企画をやりたい!という熱意は、オンラインでも、オフラインでもいいのですが、熱意を伝えるプレゼンをすればいいのです。
企画書などの資料では、情報量を絞りましょう。
- そのために、伝えたいことを、シンプルにする。
- 企画書を送る相手のメリットを明確にする。
これが重要ですね。
もちろん、WF(ワイヤーフレーム)などであれば、細かい情報も必要ですが、企画書では、細かい情報よりも、もっと重要なことがあります。
それは、企画書を読む人の興味を引く情報。
これが伝えられるか、これが大事なのです。
そのために、情報を絞りこむようにしてください。
情報を絞り込む際、大切なことは、情報量を落とすことです。
文字数を減らすことや、写真や図に表現を変えるとかではありません。
まとめ 最低限 企画書 書き方 考案
企画書の構成について、いかがでしたでしょうか?
企画書は千差万別。書く人、立場、受け取る相手のスキル、リテラシー、立場や状況、そして好み。いろいろ、考えたり、留意することはあります。
そんなさまざまな情報、状況の中で、重要なポイントとは、なんでしょう。そもそも、重要なポイントを入れられるかどうかの前に、何が重要なポイントなのか、見極めることが大事です。
しかし、重要なポイントは見えないこともあります。当たり前です。日々刻々と変わるからです。
そこで、最低限、以下の要素だけは盛り込みましょう。
- 結果
- 目的
- 費用
- 収益 or メリット
- スケジュール
そのうえで、情報を絞ること。
文章ではなく、短いキーワードで表現すること。
これです。
箇条書きが長い人がいますが、5w1hをベースに短くまとめましょう。
そのために、自分なりの企画書フォーマットを作成しておくと、楽に企画書を作れるようになるかもしれません。
そういう企画書のフォーマットなら、
- フォント
- 文字間
なども整えられているはずですしね。
デザインよりも、伝え方が9割のプレゼン。
どう伝えるか?に腐心して、企画書をまとめましょう。