非対面、デジタル化。この2つのキーワードが、2021年のデジタルマーケティング市場では、重要視されます。その中で、新聞など、ECサイト制作についての記事があると、たまに登場するキーワード、ECパッケージ。
ECパッケージとは、ネットショップを作るのに便利なショッピングカートのサービスことを指し示します。
ECパッケージの選定を間違えると、あとあとで、恐怖のECサイト引っ越しなどをしなければいけなくなったりして、工数も、費用もかかります。
そこで、この記事では、このECパッケージとは?何か?の解説から、ECパッケージを選ぶうえでのポイントなどを、いくつかご紹介していきながら、具体的におすすめのECパッケージについて、解説していきます。
ECパッケージとは
ECパッケージとは、前述のように、ECサイトの制作に必要な機能を備えたショッピングカートシステムです。
ネットショップを作る際には、ECパッケージの機能をもとに、カスタマイズを加えて、ECサイトを作っていくことが多いです。
というのも、
- デザイン
- 機能
といったところを直すことが多いからですね。
自社のECサイト用にカスタマイズすることは、日本の会社の場合、とても多いですからね。デザインだけでなく、機能や、UI表現なども、カスタマイズすることも、結構ありますよね。オリジナリティ溢れるネットショップについての思いがあるのだと思いますが、一方では、在庫や物流との兼ね合い、社内事情などもあるのだと思われます。
ECパッケージ 種類
ECパッケージ を、大きく分けると、以下の種類があります。
- ASP、クラウド
- フルスクラッチ
- オープンソース
という3つの種類です。
ECパッケージ 種類 を1つずつ解説すると。
ASP、クラウド
makeshop など、サーバ、システムなどをレンタルして、活用するタイプのECパッケージです。
基本的に、自社でサーバ管理などをしなくていいので、とても便利で、中小企業でも、すぐに導入ができます。
コストも比較的安いですね。
ただし、カスタマイズ性、特に、機能においてのカスタマイズ性は低いです。
フルスクラッチ
基本すべてのネットショップの機能を、0ベースから構築するパターンのECパッケージです。自社オリジナルの機能や、要件を満たせます。
コストもかかります。セキュリティ対策も重要です。
メンバーに、ECサイト制作に詳しい人間がいないと、大変です。
オープンソース
EC-CUBE(イーシーキューブ)などが代表的ですが、ライセンスフリーのECカートシステムです。利用は無料、カスタマイズも可能。
オープンソースは、フルスクラッチとASP、クラウドのECパッケージとの中間にあるものだと思ってください。
ただ、基本的には、ひととおりのECサイトの機能は持っているため、ある程度、知識のある人がいるのであれば、オープンソース型のECパッケージでも十分です。
サーバ管理などが、面倒!というケースや、プログラム運用が大変というはあります。
ECパッケージ メリット デメリット
ECパッケージ メリット、デメリットを洗い出しておきましょう。
ASP、クラウド メリット
- すぐに作れる
- 製造、運用コストが安い
- 手間がかからない
ASP、クラウド デメリット
- 機能のカスタマイズができない
- 大規模ECサイトには対応していない
フルスクラッチ メリット
- 機能のカスタマイズが可能
- ほかシステムとの連携ができる
- 思い通りのデジタルマーケティングができる
フルスクラッチ デメリット
- コストが高い
- 保守の工数がかかる
- 他社のセキュリティ要件に振り回される
- 人材の確保が大変
オープンソース メリット
- ECサイト構築がしやすい
- 汎用的な仕様で、機能カスタマイズも可能
- 大規模サイトも対応可能
オープンソース デメリット
- セキュリティが不安
- サーバ運用が必要
- 他社の仕様に依存する
という感じです。
コストメリットでいえば、
オープンソース
という選択肢が、今まで多かったのですが、
最近は、以前にもご紹介したshopifyが、選択されることも増えてきています。
なお、shopifyは、ASP、クラウド型のECパッケージです。
shopify ショッピファイ ECサイト かんたん 制作 プラットフォームを知る!
https://saras-wati.net/web-make/shopify-ec-make202006/
簡単に作れるECパッケージなので、おすすめです。
おすすめ ECパッケージ EC-CUBE
おすすめ ECパッケージについて、最後に触れておきます。
ショピファイについては、上記ページより、ご参照ください。
オープンソース型 EC-CUBE 公式ホームページ
https://www.ec-cube.net/
EC-CUBE(イーシーキューブ)は、個人的におすすめです。
日本では、オープンソース型のECパッケージとしては、もっとも導入事例が多いのではないでしょうか?
すでに、イーシーキューブの導入実績は35,000店以上というのだから、かなりの導入事例となっています。
ソース上、どんどんアップデートされていっているので、ある程度の規模のECサイトでも対応可能です。
コンテンツマーケティングができるようなプラットフォームも、最近では用意されてきました。SEO対策もできるわけです。また、デジタルコンテンツの販売用のECサイトでも対応できますし、簡単にクレジットカード決済などの機能をつめます。
クラウド版もあるので、実は、いろいろと使えるんですよね。ECCUBE。
日本では、かなりのサイトで利用されていますよ!!
まとめ ECパッケージ 選択 も 重要
この記事では、ECパッケージという言葉やおすすめのECパッケージについて、解説してまいりました。
ECパッケージの種類ごとの、メリットデメリットも、読んでいただければ、イメージがついてくると思います。
開発会社は、いろいろなECの形を提供、提案してきますが、しっかりとしたECパッケージの理解をしたうえで、ジャッジをしていくことが大事ですね。
自社にとって最適なECパッケージとは何か?いろいろと、考えて、いくことも重要だと思っています。
【ECサイト】チェックリスト 売れる 商品詳細ページ に する 方法 15
■ ECカート ツール の 記事
【事例のあるECカート】シーエスカート(CS-Cart)とは ECサイト 制作 ツール
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ECサイト を WordPress で 簡単構築! Welcart ウェルカート で 自社ECサイト
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