Google 広告 で 効果的なプロモーションがしたい!CVを増やしたい!!そんなときに使えるのが、Google 広告 ディスプレイ広告で活用するリマーケティング配信です。
しかし、Google 広告 で リマーケティングで、web広告を配信するためには、リマケ リスト が 必要です!そこで、今回は、Google 広告 リマケ リストについてまとめてみます!
おさらい Google 広告 リマーケティングとは?
Google 広告 リマーケティングは、過去に、自社あるいは広告遷移先のホームページを見た人やアプリを利用したユーザーに、追っかけで、web広告を配信する方法のことをさします。
ちなみに、Google 広告 では、リマーケティングを、略して、リマケ、といい、
Yahoo! 広告 では、リターゲティング(略して リタゲ)と表現します。
リマーケティングによる広告配信は、商品やサービスに興味があって、ホームページに来ているユーザーに対して、再度アプローチできるので、結果的に、購入や、資料請求などのアクションを多く獲得できるようになります。
たとえば
ペットフードのECサイトで、リマーケティングで、広告を配信します。
最初、ユーザーは、自分のスマホで、どこかのサイトで広告を見て、クリックをします。
これによって、ペットフードのECサイトにアクセスします。
すると、スマホで、別のサイトを見たとしても、そのサイトが、Googleの広告を掲載している場合、その広告枠で、ペットフードのサイトの広告が再登場する仕組みです。
ところで、どうやって、このリマーケティングで、Google 広告 配信をするのでしょうか?Google 広告 には、たとえば、過去に、自社あるいは広告遷移先のホームページを見たユーザーのリストをためていく機能があるのです。これについては追って解説します。
Google 広告 リマーケティング メリットは?
リマーケティングのメリットは、上記に書いたように、購入や資料請求などのアクションを獲得しやすくなることだけではないんです。
Google 広告 リマーケティング メリットを列挙すると、
タイムリーな広告ターゲティング配信
ユーザーがGoogleで対象商品やサービスを積極的に探しているとき、Googleがこのユーザーアクションを検知してweb広告を表示してくれます!
最終アクション促進用のPR
ECサイトで、ショッピングカートに入れたままで購入完了していないユーザー向けにのみ、web広告を配信することが可能なんです。
これは、なかなか他のweb広告では、真似できません。
クロスマーケティングでアクセスの促進
リマーケティングは、過去にwebサイトに来たユーザーへの訴求が可能になるため、広告の配信量がグッと増やすことが可能になります。
もともと、アクセスの多いwebサイトの場合、さらにアクセスを伸ばす方法として、とても有効ですし、TV-CMなどで、一時的に、ユーザーのアクセスが増えた場合も、そのデータを活用して、PVやUUの獲得を促進できるようになります。
つまり、クロスマーケティングに活用しやすいwebプロモーションの方法が、リマーケティングなんです。
クリック単価を安くできるかも!
意外と知られていないリマーケティングのメリットです。Google 広告 には、自動入札機能があり、これを活用することで、リマーケティング キャンペーンを作成できます。
このリマーケティング キャンペーンは、比較的安いクリック単価で広告を配信できるため、結果的に、webのプロモーション費用を落とすことができるようになります。
ちなみに、Google 広告 や、Yahoo広告以外の場合、多くのDSP広告では、リマーケティング広告の配信単価は、あがりがちです。
なんと、高いDSP広告の場合、1クリックで150円、なんという金額の場合もあります。リスティング広告のクリック単価と比べると、ちょっと高いと感じる程度かもしれませんが、すでに自社webサイトに来ているユーザーへのリーチと考えると、高いクリック広告だと感じざるを得ないですよね!
参考 Google広告ヘルプ リマーケティングについて
https://support.google.com/google-ads/answer/2453998?hl=ja
Google 広告 リマーケティングについての理解もすすんだと思いますので、Google 広告 リマーケティング配信のためのリストについて解説していきます。
Google 広告 リマーケティング リストを作成するオーディエンスマネージャー
オーディエンスマネージャーは、Google広告で、以下の管理ができる機能です。
- オーディエンスリスト
- オーディエンスソース
- オーディエンスインサイト
そして、このオーディエンスマネージャーにある、オーディエンスリストこそ、まさに、リマーケティングで活用する広告配信先のリストになります。
ちなみに、残りの2つのオーディエンスソース、オーディエンスインサイトについても触れておきますね。
Google 広告 オーディエンスソースについて
オーディエンスソースは、リマーケティングリストを集めていく元を追加していくことのできる機能です。要は、どのデータをもとに、リストを作るかを決める機能ですね。
オーディエンスソースに登録できるデータは
- Google広告のタグ
- Googleアナリティクス
- YouTube(ユーチューブ)
- Google Playアプリ
- アプリ分析(FirebaseやSDK)
- 顧客データ(自社で集めた顧客リストデータ)
になります。
Google 広告 オーディエンスインサイト とは?
オーディエンスインサイトは、上記のリマケリストのユーザーがどのようなユーザー属性で構成されているかを確認するための機能です。
要は、分析ツールになんですよね。
たとえば、よく実施するオーディエンスインサイトの使い方としては、すでにCVしているユーザーのインサイト測定です。
地域とか、デバイスなどの分析に活用できますね。
オーディエンスインサイトは、Google 広告 管理画面から、
- 画面右上にある「ツールと設定」から スパナアイコン を選択
- 共有ライブラリ>オーディエンスマネージャーへ
- オーディエンスリストの中から対象のリスト選択
これで、管理画面内に、オーディエンスインサイトへの導線が出てきます。
Google 広告 リマケリスト 作り方
Google広告で、簡単にリマーケティングのリストを作りましょう。
でも、その前に。
先ほど説明した オーディエンス ソース から、Google 広告タグを選択して、自社のwebサイトに貼り付けるGoogle 広告 Global site タグを取得しましょう。
そして、Google タグマネージャーで、貼り付けましょう。
これで、準備万端です!
先に、Google広告のヘルプページも、以下に記載します。
参考
Google広告ヘルプ ウェブサイト用のリマーケティング リストを作成する
https://support.google.com/google-ads/answer/2454064?hl=ja
リマケリストを作る方法は、上記を見てもらえるとわかるのですが、とっても簡単6STEPです。
- Google 広告 ログイン
- 画面右上にある「ツールと設定」から スパナアイコン を選択
- 共有ライブラリ>オーディエンスマネージャーへ
- オーディエンスリストをクリック
- プラスボタンをクリック
- 「ウェブサイト訪問者」選択
これで、リスト自体はできてしまいます。
といいたいのですが、
実は、Google 広告 リマーケティング リスト作成には、
- Global site タグの設置
- 制限
があります。
Global site タグの設置は、たいした話ではないですが、後者の制限が面倒なんですよね。Google 広告 管理画面でも、たとえば、リマケ リスト 作成時に、「オーディエンスにメンバーがいません。」なんて、エラーが管理画面で出てきたりします。
Google 広告 リマーケティング リスト の 制限
実は、リマーケティング リスト を 作るには、それなりにアクセス数が必要なんですよね。
それは、対象とするGoogle広告 配信ネットワークによっても変わってきます。
検索ネットワーク&Youtube
→過去30日間のアクティブユーザー数が1,000人以上
ディスプレイネットワーク
→過去30日間のアクティブユーザー数が100人以上
ということで、実は、ディプレイ広告のほうが、圧倒的に、リマーケティング リスト を作成しやすいのです。
さらに、オーディエンスリストによって、使える配信ネットワークも制限があります。
簡単に、オーディエンスリストと配信ネットワークの対照表を記載しました。
検索ネットワーク | Youtube | ディスプレイネットワーク | |
web訪問者 | OK | OK | OK |
Youtubeユーザー | OK | OK | OK |
アプリ利用者 | × | OK | OK |
顧客リスト | OK | OK | × |
※Gmailのみ、複雑になるので、はずしています。
※2020年4月22日時点でのデータ
まとめ:Google 広告 リマケ リストの作成方法は簡単だが、制限に注意
Google 広告 リマーケティング について、ご理解いただけましたでしょうか?
自社ECサイトで、活用したい。
自社のコーポレートサイトでも、タグだけでも埋めておきたい
そういうイメージもつくのではないでしょうか。
しかし、ユーザー数の制限や、配信ネットワークによって、使えるオーディエンスソースに制限があることもわかっていただけたと思います。
こう考えると、Google 広告 ディスプレイ広告は、使い勝手いいですよね!
CVをあげるために、まずは、トライアルとして、Google広告のリマケリスト作成を、進めてみてもいいと思いますよ!!