コロナで、EC事業に注力を開始する企業様も多いと思います。そこで注目されるのがAmazon アマゾン での ネットショップ展開です。
Amazonは、ECプラットフォームの中で、大きく成長しており、ECにおいては、Google、SNSにおけるfacebookのような立ち位置になっています。
しかし、アマゾンへの出品だけでマーケティング活動が終わっている企業様も多いのが事実です。Amazonへ出品後、どんなマーケティングをすべきか、どんな広告活動ができるのか、そういった点はわからないというケースも散見されます。
そこで、この記事では、アマゾンにおける広告 amazon広告 やり方 などを解説していきます。ネットショップ 売上拡大 に つなげていく、アマゾン広告とは? どんなもの、なのでしょうか。
Amazon広告とは
Amazon広告とは、Amazon内で販売する商品をPRすることのできるネット広告です。基本、アマゾンのwebサイト、アプリなどで露出されます。
amazonは、ECのポータルサイトなので、amazonユーザーは商品を購入する前提で、Amazonにアクセスしてきています。つまり、購買モチベーションの高いユーザーなんです。
そんな購買意欲の高いユーザーに、リーチができるのが、amazon広告の最大の強みといえましょうか。
ただ、厳しいことを言えば、amazon広告は、自社の提供している商品のクチコミが悪い場合、購買になかなか結びつきにくくなります。ここは注意が必要だと思います。出品後、まだ、クチコミなどが少ない時には、有効ですから、そこを意識してとらえてください。
Amazon広告 種類
Amazon広告 種類 は、大きく分けて2つあります。
amazon内の商品を周知する、内部広告。
amazonの外にあるサービスなどをPRする、外部広告。
通常、ネットショップで、活用するのは、amazon広告 内部 のものになります。
そこで、内部で活用する、アマゾン広告の種類としては、
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
- スポンサーディスプレイ広告
が主な amazon広告 種類 になります。
Amazon広告 課金形式
Amazon広告 課金形式 は、クリック課金型となります。
クリックされて、初めて、広告費が発生する仕組みの広告です。
そのため、リスティング広告と、同じようなかんじでとらえてください。
また、上記で書いた2つの広告
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
は、まさに、検索キーワードに紐づいた広告です。
スポンサーディスプレイ広告は、原則、Google広告でいうディスプレイ広告(DSP広告)になりまして、ユーザーの興味関心に基づいた配信をする広告です。
Amazon Marketing Services(AMS) とは
たまに、Amazon Marketing Services(AMS)という言葉で、アマゾン広告を区切って、説明をしてくる広告代理店もいます。
このAmazon Marketing Services(AMS)は、関連する検索キーワードに基づいて、広告を表示するamazon広告の総称です。
運用型広告のパターンになります。
amazon広告で、売上をあげるなら、このAmazon Marketing Services(AMS)のサービスを活用することがメインになります。
ちなみに、もっとも人気なamazon広告は、スポンサープロダクト広告です。
スポンサープロダクト広告とは
スポンサープロダクト広告とは、キーワードによるターゲティングができるため、購入確率の高いユーザーを見つけやすいamazon広告です。
卸売りでも、メーカーでも、出稿できます。
キーワードに紐づくため、精度が高いです。また、Amazonの検索結果画面の下に表示される広告枠なので、費用対効果が大きいとされます。
スポンサープロダクト広告は、最低入札価格(最低クリック単価)が10円~となっているので、かける広告費も、実は、とても安いんですよね。
ターゲティングは自動と手動が選べます。
とにかくamazon広告を試したい!というスピード優先なら、まずは自動で広告を出稿するのも1つの戦略です。
購入にいたったキーワードはわかるので、あとから、購入に至ったキーワードを手動で運用すれば、広告費の削減も可能です。
というわけで、このままスポンサープロダクト広告での amazon広告 やり方 について解説を進めます!
amazon広告 やり方
ではさっそく、スポンサープロダクト広告におけるamazon広告 やり方を解説していきます。
前提として、Amazonに商品登録している出品者として、記載します。
- Amazonのセラーセントラルメニューへ
- 「広告」メニューから「広告のキャンペーンマネージャー」を選択
- Amazon広告(キャンペーンマネージャー)の管理画面へ
- キャンペーンを作成
- スポンサープロダクト広告を選択
- スポンサープロダクト広告の設定
- 広告のグループの設定
- 広告を配信する商品を選択
- 広告費を選択
- 除外キーワード(広告を表示させたくないキーワード設定)
- 除外する商品ターゲティング設定
これで完了です。
これによって、広告配信が可能になります。
広告は商品情報をもとに自動生成されます。実は、広告の文章を考えなくていいので、さくさくと広告設定できます。
Amazon広告 出稿するための条件
Amazon広告を出稿するためにはいくつか条件があります。
たとえば、以下の内容を満たしていない場合は、amazon広告の広告出稿ができません。
- パフォーマンスが良好な状態の大口出品用アカウント
- 日本国内のすべての住所に発送できる。
- 1つ以上の広告利用が可能なカテゴリーでの新品の商品があること。
- アダルト商品、中古品、再生品、クローズドカテゴリーでの出品でないこと
- スポンサーブランド広告の場合は、Amazon ブランド登録への登録。
- スポンサープロダクト広告の場合は、カートボックスの取得。
参照)Amazon Advertising
広告掲載基準・広告クリエイティブガイドライン
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/AmazonBrandStoresPlatform/AMS_ad_policy_jp
スライド3-5などを参考にしてください。
ちなみに、カートボックスって何?という方向けに、カートボックスについて簡単に説明しておきます。
カートボックスとは
カートボックスとは、amazonの商品詳細ページ右側に出てくるカートの箱みたいなUIのことです。
カートボックスは、同じ商品の販売の場合、Amazonの評価が一番高い1ショップだけに付与されるカートになります。
これは、amazonの仕様に基づいていて、同じ商品を複数のショップが販売する場合1ページにまとめられ、1ショップだけが、カートボックスを持つことになります。
それゆえ、カートボックスを持っている、持っていないで、売上に大きく違いが出てきます。
カートボックスをamazonから許可してもらえるように、一番安く、そして早く、消費者へ商品を送れるようにすることが大事です。特に、納期が速い方が優先されますので、そこを意識して、展開しましょう。
amazon広告 youtube 動画 解説
amazon広告 について、youtube 動画 で 解説 されているものをいくつかピックアップしています。
参考になるかと思いますので、つけておきますね。
Amazon スポンサープロダクト基礎講座第1回 広告の概要
【 完全初心者向け 】amazonスポンサープロダクト広告の基礎を徹底解説①【 理論編 】
Amazon広告 2020年最新版! 有料級の内容です!
なんとなくイメージつくかと思います。
まとめ Amazon広告 やり方 まずは、自動でAmazon広告配信!?
いかがでしたでしょうか。Amazon広告。
Amazon広告 やり方 についての知識もかなりついたと思います。
この記事では、Amazon広告の内容、仕組み、種類、そして、広告の出し方、設定について解説しました。
特に人気のスポンサープロダクト広告については、細かく、設定方法の記載もしてみましたので、参考にしてみてください。
スポンサープロダクト広告なら、クリック課金型の広告なので、低い広告予算で、まずは開始できるので、おすすめです。
スポンサープロダクト広告以外にも、amazon広告はありますので、次回以降で、またスポンサープロダクト広告以外の広告についても、解説していきますね。