SEO対策として、注目を浴び始めた PAA とは 何か?Google 検索結果 上位表示対策 として PAA すなわち People Also Ask への掲載を誘う Q&A FAQ コンテンツ 充実化 対策 について、ご紹介します。
PAAとは、People Also Ask の 頭文字をとった略称です。Google 検索結果 ページで、検索キーワード(検索クエリ)に関連する、「他の人はこちらも質問」というブロックが表示されますが、まさに、これが、PAAとなります。グーグルの検索結果ページで目立つブロックで、SERP機能の1種類のものです。PCだけでなく、スマートフォン版のGoogleの検索結果ページでも表示されます。
このPAAに表示されると、コンテンツへの誘導数(クリック数)が増え、集客に影響してきますね。
そのため、
- PAAへの掲載をさせたい!
- PAAに表示させたい!
と思う方もいらっしゃるはずですね。
Googleサイト からの 自然流入が増えることで、CV率や離脱率が下がる可能性があるわけですからね。
ということで、PAAとは 何か?を知って欲しいので、この記事は、Google 検索結果 ページ の PAA についての知見が少ない web制作担当者 マーケティング担当者 PM webディレクター 営業企画 広報 PRの方に、おすすめです。
PAAでの表示対策についても、解説していきますね!
PAA とは
PAAとは、グーグルの検索結果ページ(SERP)の表現の1つで、強調スニペットや、ナレッジグラフ、ローカルパックと同じようなかんじで、他のユーザーが行った質問として、ホームページを掲載してくれるものになっています。
PAAは、People Also Ask の略称で、2017年から海外のGoogleでは導入されておりましたが、日本でも、2022年5月1日時点で、検索結果ページに登場されています。PAAの日本語版は、2022年1月に正式に導入されたばかりの機能なので、新しい機能です。
日本では「他の人はこちらも質問」という表現で、検索キーワードに関連する質問が掲載され、クリックすると、その答えの書かれているホームページが表示されるという仕様になっているようです。
PAAは、質問に対しての回答をのせるため、検索結果画面によって、ユーザーの疑問が解決してしまい、グーグル検索をしても、ホームページに来ないのでは?という課題もあります。しかし、基本的には、詳細やエビデンスを欲しがるユーザーが多いので、そういったアクションは少ないような気がします。
PAAは、PC版のGoogle検索結果だけでなく、スマホ版のGoogle検索結果ページにも表示がされるため、スマホファーストの誘導施策としてもいいですね!
PAA メリット 期待 効果
PAAとして、ホームページが表示されると、どんなメリットがあるのでしょうか?期待される効果は何でしょうか。
- Googleからの自然流入が増える
- 検索キーワードに対してのブランディングができる
といったところでしょうか。
特に、Googleからの自然流入が増える というメリットは大きく、ここからさらに一歩メリットを踏み込むと、
- CV 増加
- リピーター増加
- 離脱率 低下
- 1セッションあたりのPV数増加
といった効果が見込めると考えられます!
PAA データ取得元
PAA は、質問として、表示されます。
たとえば、牛乳 成分 という検索キーワードなら、
- 牛乳には何が入っている?
- 牛乳はなぜ体に悪いのか?
- 牛乳は体にいいですか?
みたいな、質問として表示されます。
これら、PAAの質問の回答結果のコンテンツデータの取得元ってどこなんでしょうか。
これは、Google検索と同じ仕組みで、Googleボットが取得してきたコンテンツになると想定されます。
基本的には、あまたあるWebサイトに掲載されているコンテンツを、Googleが、取得してきて、それを、検索キーワードに適したコンテンツとして、回答している!そういうイメージになります。
なので、PAAは、Googleが作成したコンテンツではありません。
それゆえ、世の中にあるホームページのコンテンツの「よくある質問」「Q&A」「FAQ」といった内容が、PAAとして掲載されやすくなっています。
なお、質問と回答がマッチしないケースもあります。もともと、Googleが、システムで、取得してきているコンテンツですからね。
この場合、PAAには「フィードバック」という、いわゆる、この情報おかしいですよ~と告知できる窓口がついています。そして、是正ができるような仕組みになっているのです。この辺は、Googleの各種サービスと同じ感じですね。
PAA 掲載場所
PAAは、検索結果ページの、どこに掲載されるかは明確ではないです。通常は、検索結果ページの1ページ目に出てきて、真ん中くらいに、PAAが表示されます。
ただし、固定位置で表示されるわけではありません。ここは、強調スニペットとは異なっていますね。
PAA 掲載 コンテンツ
PAAの回答結果は、必ずしも、テキストだけではありません。
実は、リスト、画像、動画、表といった情報の場合もあります。
ユーザーにとってわかりやすい、それでいて、コンテンツとして取得できる情報が、PAAの回答として連ねられるようになっています。
また、Q&Aや、FAQのような形になっていないコンテンツも回答結果として表示されることがあります。
PAA 掲載数
PAAは、表示場所も固定ではないですし、掲載される数も不定です。
通常は3~4項目のPAAなのですが、多い時は6個とかも出てきます。
2022年5月18日時点では、PAA掲載の上限はないようです。
さらにいえば、PAAは質問を開くと、PAAの一番下のところに、新しい質問が追加されるようになっています。
つまり、PAAの質問を開けば開くほど、新しい質問と回答が追加されるのです。結構、無限ループの沼的な仕様になっています。
PAA と 強調スニペット 違い 比較
PAAは、Q&Aの表示方式で、複数、Google検索結果ページの中段くらいに出ますが、強調スニペットは、1つだけ、検索結果ページの上部にでます。
それゆえ、PAA と 強調スニペット 違い としては
- 掲載位置
- 情報表示量
といったところになります。
しかし、PAA と 強調スニペット の 関係性 は 類似コンテンツといえば、類似コンテンツで、実は、同じ質問と答えが掲載されることもあります。
要するに、PAA と 強調スニペット は 引っ張ってくるロジックも似ている可能性があるのです。
それゆえ、PAA への 掲載対策は、強調スニペット 掲載 対策にもつながってきます。
PAA 掲載 対策
PAAに表示されやすくするためには、どのような対策を打つべきなのでしょうか?前段でも書きましたが、基本は、強調スニペット 掲載 対策 と同じだと思います。
それゆえ、
- 該当ページを検索結果ランキングで上位表示させる
- 明確&短い回答の記載
- 適切な コーディング マークアップ
- FAQ Q&A コンテンツ 充実化
といったことが重要です。
1番の話は説明をおいておきましょう・・・
明確&短い回答の記載
明確で、短い回答を、グーグルは好むようなので、検索キーワードに対して、明確に回答できるように、コンテンツを作っていきましょう。
たとえば、牛乳は何でできているの?
なら、牛の乳。
こういう明確さ、短い回答の方がいいようですが、短すぎても、ダメなようです。
質問に対して、100~200字以内で回答するようなコンテンツを作りましょう。
適切な コーディング マークアップ
構造化マークアップが重要です。JSON-LDの仕様に準拠して、コンテンツ内のマークアップを行うようにしましょう。
Google公式の構造化データマークアップ支援ツールを用いてマークアップしていくといいかもしれません。
Google 構造化データ マークアップ支援ツール
https://www.google.com/webmasters/markup-helper/u/0/
Google 構造化データ マークアップ支援ツール は、Q&Aページなら、Q&Aページを選択して、そして、該当のURLを記載。そして表示された中から、設定をしていきます。
設定後、マークアップのタグが出るので該当ページに張り付けます!
Google 構造化データ マークアップ支援ツールは、意外と使いこなすのは難しいかもですが、これは、効きますから、試してみるといいかもしれませんよ。
参考 serach console ヘルプ
構造化データ マークアップ支援ツール
https://support.google.com/webmasters/answer/3069489?hl=ja
詳細は、上記のGoogleの公式ヘルプでも掲載されています。
FAQ Q&A コンテンツ 充実化
当然ですが、FAQ Q&A コンテンツ が多い方が、PAAには、掲載されやすくなります。
PAA対策としてFAQ Q&A コンテンツを増やしていくといいでしょう。
しかし、闇雲にFAQ Q&A コンテンツを増やすのも難しいですよね。
PAA対策用に、FAQ Q&A コンテンツを増やすためには、
AlsoAskedを活用するのもありです。
AlsoAsked 公式 ホームページ
https://alsoasked.com/
AlsoAskedというwebツールは無料で使用できます。
日本語でも検索可能なツールで、検索結果は、だいたい1分くらいかかりますが、検索キーワードを入力すると、キーワード に関連する PAA クエリ を表示してくれます。
たとえば、足がだるいとき と検索すれば、
- 足がだるい時はどうしたらいいか?
- 足がだるいのは何が原因か?
- 立ちっぱなし むくみ なぜ?
とか、表示してくれる、PAAの抽出ツールなんですよね。
これで、けっこうな量の、FAQ Q&A コンテンツを増やせます。
ちなみに、Googleサジェストなどを参考に、FAQ Q&A コンテンツを増やすのも1つの方法です。こっちの方がお手軽かもしれませんが。
強調スニペット 対策 表示させる方法 動画
ここまで、SEO対策において、PAA(People Also Ask)とは何か。そして、PAA(People Also Ask)において、Google検索結果に表示されるための施策には、どんな方法があるかを解説してきました。
その中の1つ、強調スニペット 対策 がスタンダードな対応方法として、ご説明をしてきましたが、改めて、その強調スニペット 対策 について、解説する動画をご紹介していきます。
この動画では、より詳細に、強調スニペット 対策 について、解説されています。強調スニペットに表示させる方法として、どう、ホームページの改善をしていけばよいのか?そして、強調スニペットを狙うテクニックには、どんなものがあるのか?が解説されています。
私は、この動画で解説している株式会社Faber Companの鈴木 謙一氏の言葉なので、非常に参考になる動画だと思っています。強調スニペットを狙うテクニックは、実に、論理的で、当然の方法かと感じています。
強調スニペットは、何よりも、強調して掲載されるので、検索結果からのクリックされやすい効果があり、集客に直結していきます。それゆえ、検索キーワードにあった、答えになるコンテンツの制作が重要だというのも理解できますね。
動画自体は、8分ほどの動画なので、さくっと視聴できます。もちろん、各時間ごとで、動画の内容の目次も設置されているので、Youtubeの概要欄から、強調スニペットについての情報ががんがん見れます。
スマホでサクッと学べるレベルの内容になっているので、Youtubeのスマホアプリや、スマホサイトなどから、見てみる、音を聞いてみる!というのでもいいのではないでしょうか?強調スニペットについて、基礎知識から学べますよ!!
まとめ PAA 対策 People Also Ask も 強調スニペット対策 の SEO 施策 が ベース
PAAは、2022年に導入された機能なので、まだ不慣れな方も多いと思うので、PAAとは?から解説してみました。
PAAとは、People Also Ask の 頭文字をとっていて、他の検索ユーザーが行った質問とその回答が表示されるコンテンツです。
質問をクリックすると、回答コンテンツと、回答コンテンツのページが表示されるので、ホームページへの集客につながります。
PAAは質問文での検索結果でよく見かけます。単語での検索だと、表示されにくいようですね。
PAAと強調スニペットは似ていますが、実は、違う部分もあります。とはいえ、強調スニペットに表示されるための対策が、PAA掲載を進める対策としては、効果的だと考えられています。
ただ、基本的に、PAA掲載対策は、コンテンツ自体が、当然、グーグルのポリシーに準拠していないといけませんので、ご留意くださいね。
PAAの表示を促進したい時、ぜひ、この記事でも記載したPAA対策 強調スニペット対策を活用してみてくださいね。
構造化マークアップなども、この機会にぜひ、参考にしてください。
Youtube 視聴回数 カウント方法 再生回数 の 仕組み を 調査 してみたら・・
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