緊急事態宣言の発令などで、国内の消費市場は、一段と、オンラインよりに変わってきています。そうなると、ホームページでの集客が大変になってきます。当然ですよね。競争になりますから。
- ツイッターでの告知
- インスタグラムでの写真投稿
- Youtubeでの動画投稿
- ポータルサイトの情報更新
自社のホームページのアクセス数増加や、CV数を増やすために、いろいろと対応されていると思います。しかし、同じように、他社も、がんばって、ホームページの宣伝強化やコンテンツ作成をしているケースもあり、なかなか、アクセス数を伸ばせないという課題が出てくる企業様も増えていると耳にします。
アクセス数やCV数を増やすため、検索エンジン広告を始める、検索エンジン広告の予算を増やす!というケースも出てきています。しかし、それだけでいいのでしょうか?
そこで、この記事では、2021年4月15日に発表した、株式会社プラスト(本社所在地:埼玉県さいたま市)が全国の20代~50代男女1,067人を対象に「コロナ禍のインターネットでの情報収集」に関する実態調査の結果をもとに、コロナ禍の消費者のネット利用状況から、検索エンジン広告、あるいは、ホームページのコンテンツで、やっておきたいことについて、まとめていこうと思います。
なお、だいたいは、店舗、施設、病院などに対しての調査結果が多いので、そこを加味して、ご確認ください。
検索で消費者が得たい情報は 場所 メニュー 営業時間
店舗や施設をネットで検索する際に、気にしている情報は何か?という話です。
これはわりと、当たり前かもですが、
- 場所 71.4%
- 通常のメニュー・取扱商品の種類 47.6%
- 営業時間・休日 43.4%
という順位でした。
時間と場所は、基本ですからね。
メニューも気にするのは、当たり前ですね。
意外と少なかったのは、
外観や内装の雰囲気 27.4%
でした。
内装を気にするユーザーは、結構多いと思ったのですが、意外と少ないですね。ただ、これは一方で、SNSなどで先に見ているから、というのもあるかもしれません。
最近、google検索のきっかけは、SNSというケースも多いので、そのパターンもありえると思っています。
2ワード検索派 と 3ワード検索派 どちらが多い?
インターネットで検索をするとき、何ワード入力するか?という質問に対してです。
- 1ワード派 2~3割
- 2ワード派 4~5割
- 3ワード派 1~2割
という状況で、2ワード検索派が、最大派閥でした。
そして、女性の方が、3ワード検索派は多かったそうです。
ちなみに、
- 1ワードで検索する場合は、プレステ4
- 2ワードで検索する場合は、プレステ4 ソフト
- 3ワードで検索する場合は、プレステ4 ソフト RPG
というイメージになります。
サジェスト キーワード 過半数越えの利用率
GoogleやYahooの検索エンジンの検索ボックスで、検索キーワードを入力したときに表示される、サジェストキーワード。
このサジェストキーワード、実は、結構使われているんです。
なんと、70%超の人が、サジェストキーワードで検索するんだそうです。
つまり、Googleサジェストに掲載されるようにしていくことで、検索結果で表示されやすくなるのは事実なんですね。
ただ、そこから、実際のサービス利用につながるかは、謎ですが。
検索結果 どこまで見る?つまり、SEO効果は何位まで?
Googleなど、検索エンジンで、検索した後の検索結果は、どこまで、見ていくか?という質問に対して、こういう回答でした。
- 上位5項目くらい 35.4%
- 1ページ目まで 32.1%
- 2ページ目まで 14.0%
- 最上位だけ 8.8%
つまり、もともとのお話し通り、検索結果の上位10位にならないと、SEOとしての効果は相当薄れるんですよね。
なお、過去に書いた以下で、検索順位ごとのCTR(クリック率)の表も掲載しています。
【初心者向け】web広告で使われる言葉:基本用語集5つ
https://saras-wati.net/webad-basic-word5-1903/
参考にしてくださいね。
結果はわりと同じですね!
公式ホームページ 何のコンテンツで決めて問い合わせるか?
Googleなどで検索したあとで、アクセスする公式ホームページ。
問い合わせなどのアクションをしようとする、コンテンツの決め手は何になるのでしょうか?
こちらは、結構ボヤボヤしていますが、
- なんとなく安心感がある
- 商品やサービスの価格が適正
この2つのコンテンツが、決め手になるそうです。
安心感は、店舗なら、施設の表現であったり、スタッフの顔であったり、クチコミであったりするのかな?とは思います。
もちろん、サービス料金も重要なので、開示していった方がいいでしょうね。
内装などを、おしゃれに、そして、誠実に表現することも重要だと思います。
店舗や施設の場合、内装重視の傾向が見えるので、webサイトでも、動画などで、しっかりと表現していくべきポイントですね。
出典:PRTIMES
【リスティング広告にはアクセスしない!?】20代~50代男女1,067人に調査して見えてきた消費者のインターネットでの行動パターンとは…?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000049109.html
考察 リスティング広告 集客 のあとの公式ホームページのコンテンツが大事
上記、調査結果、いかがでしたでしょうか?
細かく見る人、そもそも、コンテンツとしては、これしか見ない!という人など、いろいろといると思いますが、因数分解すると、
- 料金
- サービス
- 場所
- 営業時間
- 安心感
が大切なのがわかります。
リスティング広告で、しっかりと、集客しても、上記のコンテンツが伝わらなければ、広告費の無駄につながることがよくわかります。
この中で、安心感というのは、なかなか表現は難しいですが、
- 人が来ている写真や動画
- コロナ対策しっかりしている
- クチコミがいい
- 有名人も利用している
- 営業中のお店の様子
といった情報をコンテンツにしていくことは、安心感を表現するうえで、とっても重要なコンテンツだと思います。
web制作も手をぬかず、やっていきたいですね。
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