インスタグラムの流行で、ハッシュタグの利用用途が、すごくわかりやすくなりましたね。インスタグラムにおけるハッシュタグは、検索キーのように使われているので、投稿されている画像、動画を簡単に探せます。
今では、「#もうすぐ出産」などのハッシュタグで、投稿写真か、投稿者が、もうすぐ出産なのだということがわかるくらい、ハッシュタグは、検索ツールとして、便利に活用されています。
そんなハッシュタグを日常の検索で使えたら・・・というところから作成したのかは不明ですが、同じようにハッシュタグで、いろいろなスポットを検索できるサービスができました。その名もMachiTag(マチタグ)です!
MachiTag(マチタグ)とは
MachiTag(マチタグ)公式URL
https://www.machitag.com/
MachiTag(マチタグ)とはジギョナリーカンパニー株式会社(本社:東京都渋谷区)のリリースしたサービスです。場所探し専用プラットフォームです。
MachiTag(マチタグ)は今行きたい場所をユーザーの投稿で集まったハッシュタグをもとに、現在地から近い順に表示することができます。もちろん、PCから利用する場合は、現在地の特定が、GPS機能がないので難しいです。ただ、自分で、渋谷駅、新宿駅など選択することで、現在地の特定ができます。
MachiTag(マチタグ)には、#ベビーカーOKや#点字メニュー、#打ち合わせ向き、#インスタ映え、#カフェワークなど、各ユーザーの細かい需要に合わせた場所の属性情報のタグが設定されています。
これによって、たとえば、今いる渋谷駅から、打ち合わせ向きの場所は、どこにあるか、といった情報を探すことができます。
しかも、タグはユーザーに合わせてレコメンドされます。ここが面白い機能の1つですよね!
MachiTag(マチタグ)は、リリースをした2019年4月3日現在で、東京、神奈川、大阪、愛知、京都の約10万スポットの情報が登録されています。
特に、渋谷、代官山、表参道、原宿、および京都の清水・祇園エリアを中心とした約3,500スポットについては、MachiTag(マチタグ)の調査員によって最適なタグがすでに登録されています。
2019年内には国内250万スポット登録、100万MAU(月間のアクティブユーザー数)を目指していくそうです!
ちなみに、MachiTag(マチタグ)は利用料が無料です!!
MachiTag(マチタグ)の機能
MachiTag(マチタグ)の主な機能は、以下になります。
- ハッシュタグ検索
- 現在地からのスポット探し(中心地点は任意で変更可能)
- 登録済みスポットへのタグ付け *自分でつけれます
- 他の人が付けたタグのフォロー
- ユーザー別タグレコメンド
- ソーシャルログイン機能(Facebook、twitterアカウントでのログイン)
- 個人・団体・店舗でのアカウント登録
MachiTag(マチタグ)は、結構機能が豊富なんですよね。
ちなみに、UIは、スマホ用になっていますので、PCで見ると、結構スカスカにはなっています。
MachiTag(マチタグ)の最大の特徴はコレ!
MachiTag(マチタグ)の最大の特長は、情報の表示方法です。
特許出願中だそうです。こだわっていますね!!
こだわりの情報表示は、
TOPページでのタグ表示
このタグの表示順はユーザーの使用履歴等で変動します。
そして、おすすめ順に上から表示
また、現在地(または設定した任意の地点)から近い場所が左から順に表示
使ってみると、便利なUIですね。
もちろん、慣れの部分もあるのですが。
MachiTag(マチタグ)の運営会社はジギョナリーカンパニー株式会社
MachiTag(マチタグ)の運営会社であるジギョナリーカンパニー株式会社は、「もっとこうだったらいいのに」を見つけて、サービスを生み出し続けていくことをミッションにされている会社です。
世界一の“お役立ち事業”創造企業をめざしているというのがいいですね!
ジギョナリーカンパニー株式会社の企業サイト
http://www.jigyonary.com/
考察:検索ソースはAIか、ユーザーか!という時代に。
webコンテンツは世の中にたくさんあります。ただ、自分に適しているコンテンツかどうかはわかりませんし、探すことが大変です。
それゆえ、Googleの検索エンジンがあります。
ただ、限界があります。Googleの検索で、調べたいキーワードを入れても、うまくいかないケースも多いのです。
GoogleはそこをAIによって、カバーをしていけるように、システムを日々改善していっています。
ジギョナリーカンパニー株式会社のMachiTag(マチタグ)は、みんなの集合知として、ハッシュタグという形で、情報のインデックス化をしています。
ユーザーが利用すればするほど、MachiTag(マチタグ)は、検索しやすくなります。半面で、ユーザーが利用しなければ、サービスの価値はなくなりますし、機能も鈍化します。
CGMコンテンツという言葉が昔はありましたが、MachiTag(マチタグ)はまさに、そのCGMコンテンツです。
インスタのように利用者が増えれば・・・より価値のあるサービスになっていくことでしょう。ただし、増え続けるタグの整理をどうしていくか、そして、そのハッシュタグの言語処理を行うことで、最適なレコメンドを作れるか、そこが大事なポイントになってくるのではないかな?と思いました。
同時にこれは、webサービス全体の課題ですね。ユーザーの投稿情報をいかに、まとめられて、整理できるか。そこは、課題ですね!
出典:PRTIMES
場所探し専用プラットフォーム「MachiTag」ローンチ!ハッシュタグ × 現在地 で “今、ここで、行きたい” が見つかる
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000041838.html