ネット広告関連では、ちょっと面白いニュースなので、ご紹介しますが、大手のSSPであるGenieeSSPとTikTok(ティックトック)のアドネットワークである「TikTok Audience Network」が連携開始しました。
2019年6月25日のお話です。
TikTok(ティックトック)のアドネットワークとGenieeSSPが連携するとどうなるの?
簡単に解説していくと、このニュースは、メディアにとってうれしいニュースでもあり、広告代理店にとってもうれしいニュースです。
このタイミングでは、動画リワード広告を掲載するアプリで、TikTok Audience Networkに出稿しているクライアントの広告が掲載されるようになります。
まとめると、
スマホアプリで、動画リワード広告を掲載しているメディアの収益があがるようになる
という話です。
また、広告主の視点で捉えると
TikTok Audience Networkに出稿すると、
GenieeSSPを利用している動画リワード広告を掲載しているメディアにも
広告掲載できるようになるよ
という話です。
広告代理店のメリットとしては、出稿される広告枠が増えるので、結果的に、予算の消化が進みます。これによって、広告予算をもらえる金額が増える可能性が出てきます。
TikTok Audience Network(ティックトックオーディエンスネットワーク)とは
TikTok Audience Network は、TikTok(ティックトック)をメイン媒体とした動画広告プラットフォームで、ByteDanceという企業が提供しています。
TikTok(ティックトック)を使っている世界中のユーザーのビッグデータを活用したプロモーション展開ができるのが売りですね!
それゆえ、TikTok(ティックトック)で配信している広告を、そのターゲティング機能を活用して、GenieeSSPなどの広告枠に配信できるようになるわけです。
TikTok Audience Network(ティックトックオーディエンスネットワーク)のURL
https://ads.TikTok.com/partner
過去にご紹介したTikTok(ティックトック) ADの記事です。
GenieeSSP(ジーニーエスエスピー)とは
メディア運営をしている会社や、広告代理店くらいしか知らないかもしれませんが、GenieeSSP(ジーニーエスエスピー)は、ジーニーが独自開発した、広告プラットフォームです。
GenieeSSP(ジーニーエスエスピー)は、大量のメディアから、大量の広告空き枠を預かっており、そこに向けて、DSP経由などで、広告をうてるようになっています。
配信できる広告は、純広告、入札型の広告、アドネットワーク、アフィリエイト広告など、多数あり、メディアにとって、最も収益の高い広告を配信できるようになっているシステムなのです。
もちろん、手数料は発生しますけどね。便利な仕組みなので。
DSP広告とSSPは表裏一体の関係ですから、DSP広告にとっては重要な仕入れになっているわけですし。
ちなみに、DSP広告については、このメディアでも、過去に何度かご紹介してきています。
SSPについては、こちらのweb広告の種類についての記事でもご紹介していますので、参照してみてください。
最後に、株式会社ジーニーのURLもご紹介しますね!
https://geniee.co.jp/
出典:PRTIMES
ジーニー、ByteDanceが提供する「TikTok Audience Network」と「GenieeSSP」にて連携を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000010742.html
2019年6月のGoogle検索ロジック変動を解説しましたので、あわせて読んでみてください!