コンテンツマーケティングが、SEO対策では、非常に重要です。
SEO対策では、良質なコンテンツが求められます。
良質なコンテンツの定義は、Googleの検索品質評価ガイドラインに沿ったコンテンツになるのですが、特に、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)といった「E-A-T」が重要といわれます。
Googleの検索品質評価ガイドライン 2019年9月バージョン
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf
そこで、専門家の人に、インタビューするコンテンツを増やしていかないといけません。
ですが、読まれるコンテンツを作るのも、当然に、重要です。
では、読まれるコンテンツにするために、必要なこと、それが、取材準備です。
そこで、今回は、インタビューに必要な、取材の準備方法について、解説していきます。
そもそも、インタビュー取材をする前に、記事の企画
インタビューしにいこう!といっても、そもそも、記事の企画が大事です。
インタビュー記事を書くにしても、何についての記事を書くのかを決めるのが、取材の準備の1番最初ですね。
そのために、記事の企画書をまとめましょう!
記事 企画書 書き方
コンテンツマーケティングを行っていると、どうしても、1つ1つの記事に対して、おろそかになる、という方がいらっしゃいます。
しかし、いいコンテンツは、やはり、企画がベースなんですよね。
そこで、ざっとでもいいので、記事の企画をまとめておきましょう。
ただし、企画書といっても、A41枚のパワーポイントにまとめる程度にしましょう。
効率の問題もありますが、その範囲でまとまらない記事の企画は、そもそも、読者に、その魅力を伝えられないと思います。
記事の企画書でまとめるべき要素は
- 誰向けに
- どんな内容で
- どんなアクションを促すのか
- 誰が検証をしてくれるのか
- どんな方法で伝えるのか
- 記事を作るのに、いくら・時間がどのくらいかかるのか
こういった内容をまとめるといいです。
例として、記事の企画書の中身を書くと、
- 20代の料理に慣れていない新婚の女性向け
- あじの魅力、あじのさばき方を伝える
- 家庭でも、簡単に焼き魚を作れるようにする
- あじのさばき方は、A店の料理人Bさん
- おすし屋さんで30年以上やっている方
- 伝え方は、フロー形式で、写真と文章で細かくつなげていく
このようにまとめていくと、実に、簡単に、記事の企画書は作れます。
もし、部下の方に取り組んでもらうなら、あらかじめ、記事の企画書テンプレートを作ってしまってもいいかもしれません。
記事の企画が決まったら、次にやることは、記事の構成&ゴールを作ることです。
インタビュー記事 構成案 作り方
記事を作るためには、まず、構成案が大事です。
なぜ、構成案を作るのかというと、2つのメリットがあります。
- インタビューのときにすること、取材の目的が明確になる
- 取材依頼のときに、どんな内容をインタビューしたいかを伝えられる
構成案のメリットは、この2つです。
取材依頼をするときに、インタビューを受ける人に、構成案を渡して説明をすれば、インタビュー対象者が、自分は何を語ればいいかもわかってくれるため、すごく効率的ですし、便利です。
話す内容もわからないのに、インタビューの依頼を受けるのは、判断するのも、大変ですからね。
構成案は、
- リード文
- アイキャッチ(画像)
- 記事内での写真の入り方
- インタビュー事項とその流れ
*小見出しがあると便利 - 結論、おとしどころ
を、書いていくかんじです。
構成案を作るとき、私は、エクセルで、まとめることが多いです。
テンプレートのように、上記を作っていて、
埋めていくようにしています。
なるべく、記事のイメージがつくように、
小見出し+文章と写真をセットで、あらかじめ構成の中で、枠組みを作っていくようにしています。
そうすることで、先ほどのメリットの2つ目の、インタビューのときに、何をしなくてはいけないか?であったり、何を準備すべきかが明確になるからです。
インタビューをする相手のことを事前にリサーチ
若いころに、インタビュー対象の方の情報を、あまり調べずに、インタビューしていて、その方の主張と反対の内容を聞いてしまい、すごく怒られたことがありました。
それ以来、インタビュー対象者のことは、事前にネットリサーチするようにしています。
では、何をリサーチしておくべきか、ですね。
箇条書きで、インタビュー対象者について調べておくことを、簡単にまとめると
- インタビュー対象者のwebサイト
- 所属する企業や団体のwebサイト
- インタビュー対象者の主義、主張
- インタビュー対象者の仕事
- インタビュー対象者の本
- インタビュー対象者のやっていること
- インタビュー対象者のニュース
- インタビュー対象者の経歴、受賞歴
- インタビュー対象者の過去記事
- インタビュー対象者のSNS
- インタビュー対象者の同業者
最低限、Googleで検索をするだけでも、さまざまな情報を入手できるようになっています。インタビュー前には、必ず、目を通しておきましょう。
インタビューは、簡単なように見えて、相手から、普段出てこないような話を引き出すことも大切ですが、読者が求める情報を詳細に聞き出せるようにした方がいいでしょう。つまり、目的意識を持ったトークを心がけましょう。そのための工夫、知識をつけることが大事だと思います。
そのうえで、メモを作っておくといいと思います。アジェンダですね。
すでに、記事の構成案ができているので、質問事項もまとまっていると思いますが、質問の仕方、言葉なども、まとめておくといいかもしれません。
まとめ:良質な記事はいいインタビューの準備から。企画→構成→リサーチ
良質な記事を作るためには、準備が大切です。
そのために、
- 記事の企画書を作成
- 記事の構成案をまとめ
- インタビューをする
というフローを確立させていきましょう。
記事は、基本、誰向けなのか、その記事で、どんなアクションを読み手に促すのか、そこがポイントの1つです。
そのために、専門性の高い方にインタビューをして、権威付けを行い、読者に、記事への信頼をよせてもらうのです。
インタビューのためにインタビューをするのでは、ありません。
記事をリアルに、そして、記事でアクションを促進するための行為だと理解して、取材の準備を行ってください。
コンテンツマーケティングとはいえ、webメディアだからとはいえ、適当なことを書くのは、間違いです。
良質なコンテンツ作りを目指していきましょう。
それは、SEO対策のためだけではなく、読んでくれた方のためです!
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