今年も、採用サイト制作のシーズンになって来ました。年末年始、来年の3月に向けて、新卒採用、中途採用の採用サイトをWeb制作会社に発注し始める時期です。
そこで、今回は、採用を加速化したい企業向けに、応募が増える採用サイトのコンテンツについて解説します。
実はデザインで勝負するよりも、コンテンツ量が重要なこと、ご存知でしたか?
大手企業は応募が多くて、中小企業の応募が少ないのは、不安が多いからです。そうなんです、不安が多ければ、応募しないのであれば、求職者が不安に思わないような、コンテンツを作っていくのが重要なんです!
採用サイトのコンテンツは、こんなのがあるべき!というコンテンツ一覧とあわせてご紹介します。
採用サイト 目的 は?
あらためて、採用サイトって、何が目的なのでしょうか。
採用サイトは、近年、新卒採用、中途採用といった求職者からの応募を促進させるために、増加してきた人事のためのwebサイトです。
今までは、コーポレートサイトの一部分でしたが、採用サイトは、採用力を強化するため、1つのサイトとして、独立するようになりました。
採用サイトは、そのメッセージを送るターゲットを求職者に絞ります。それゆえ、特化型のサイトになります。
したがって、コンテンツ量は、ボリュームが少なくなり、webデザインで勝負しようとする企業が圧倒的に多いのが現状です。
しかし、間違っています。
特化して、コンテンツを深堀して作るようにしましょう。
採用サイトの目的は、応募数を増やし、採用を促進することです。
それも、自社に入社したい!という意欲が高く、スキルの高い人材の獲得です。
採用サイト トップページに置くべき情報、コンテンツ
採用サイトのトップページで掲載したい情報。
それは、
- 採用コンセプト
 - 企業紹介
 - 欲しい人材へのメッセージ
 
これです。
採用コンセプトと、欲しい人材のイメージはかぶるため、メッセージを入れているのは、コミュニケーションの投げかけのためです。
とても重要なコンテンツになります。
また、TOPページからの導線として、
- 応募フォーム
 - 募集要項ページ
 - 募集職種ページ
 
は必須です。
求職者が欲しい情報は、募集している人材がどんな人で、どんな仕事、職種の人を採用したいと思っているか、なので、必ず、設置しましょう。
それも、わかりやすいところに、設置しておきたいですね!
採用サイト コンテンツ 一覧
採用サイトのコンテンツは、非常に少ないように思っている人も多いです。
しかし、実は、こんなにあります。
企業情報
- 企業理念/ビジョン
 - 会社概要
 - 事業解説
 - 歴史
 - 数字でわかる企業情報
 - 代表メッセージ
 - 働くメリット
 - 経営計画/事業戦略
 
仕事情報
- 仕事概要
 - 先輩社員
 - サービス紹介
 - 職種紹介
 - 業界解説
 - 組織体制
 - 事例
 
社風・職場環境
- 働き方
 - 社内の取り組み
 - 労働時間、残業時間
 - 休暇
 - オフィス環境
 - 福利厚生
 - 社風
 - 企業文化
 - 社内の声
 - 社内アンケート結果
 - 子育てとの両立
 - 介護との両立
 - 社内の日常写真
 
評価/キャリアパス
- キャリアパス
 - コミュニケーション状況
 - 評価制度
 - 給与体系
 - 教育体制
 - 教育方法
 
選考情報、選考の流れ
- 選考ポイント
 - 選考ステップ
 - 求める人物像
 - 面接
 - Q&A
 
募集要項
- 募集職種
 - 募集要項
 
みなさんの会社で、こんなにコンテンツありますか?
採用サイトに。
採用サイト コンテンツ 具体的に書くのがコツ
応募数を増やすために重要なこと。
それは、不安の払拭です。
この会社に勤めていいのか?
その不安を解消できるように、たくさんの情報を提供します。
そのためには、具体的に書くこと。
ここが重要です。
よく、とある社員の1日、みたいなコンテンツがあります。
ああいうコンテンツであれば、具体的に名前 写真も開示して、記載をした方がいいです。もちろん、残業があれば、それも正直に。
そういうことの1つ1つの積み重ねが、不安の解消につながります。
まとめ 採用サイト コンテンツ 1度作れば・・・あとはラク?
採用サイトのコンテンツについて、いかがでしたでしょうか?
ただ、上記のコンテンツを見ていて、気づく方もいると思いますが、
1度作ってしまえば、そんなにしょっちゅう改訂するものでもありません。
最初に、しっかりと採用サイトの作りこみをすれば、それが、武器になるのだと思えば、人事、採用担当の方も、気が楽になるのではないでしょうか?
企業にとって、採用は、命の源泉です。
採用サイトは、その源泉の源泉ともいえるサイト。
しっかりとした採用サイト制作を行っていきましょう。