楽天市場や、zozoタウン、ヤフーショッピング、アマゾンなどのECモールを活用しているメーカー、小売業者の方もいらっしゃるでしょう。そして、それに並行して、自社のECサイトも運営されているケースも多いと思います。
ただ、どちらにしても、重要なのは、商品詳細ページです。どのECサイトにおいても、結局、購買の導線としては、だいたい、商品詳細ページを経由することが多いからです。
それゆえ、商品詳細ページのコンテンツは非常に重要です。
今回は、ECサイトの月商を高めるためのご提案です。いかに、ECサイトの月商を伸ばすために、商品詳細ページを充実できるか。そのコンテンツ、方法とは何か?チェックリスト形式で、解説していきます。
ECサイト 商品詳細ページ 重要性
上述のとおり、ECサイトで、購入にいたるメインの導線は、商品詳細ページです。
ただ、商品詳細ページが重要な側面はもう1つあります。
それはSEO対策です。
Googleもどんどん検索エンジンの機能をアップデートしているため、ECサイトのトップページが検索結果に出るよりも、商品詳細ページが検索結果の上位に出ることが増えてきています。
つまり、ユーザーが最初にアクセスしてくるページが、商品詳細ページになっているケースが増えています。
それゆえ、商品詳細ページでのコンテンツの充実化はとても重要になります。コンテンツといっても、キーワードなどの見えない設定、SEO対策に沿った構造化コーディングなども重要です。
商品詳細ページ チェックリスト
では、さっそく、売り上げを伸ばすための、商品詳細ページのチェックリストです。
- 画像が複数掲載されているか
- 複数角度の画像が掲載されているか
- 商品名がわかりやすいか
- 商品タイトルに、SEO用のキーワードが入っているか
- 商品の利用シーンを説明しているか
- クーポンの機能があるか
- 文言が箇条書きになっているか
- 商品とカテゴリーが一致しているか
- 商品のレビューが掲載されているか
- 商品紹介の説明文を200文字以上掲載できているか
- 商品の動画が掲載されているか
- 商品の値段が書かれているか
- 決済方法がわかりやすいか
- 購入ボタンがわかりやすく配置されているか
- ページ自体のコーディングがSEOに準拠しているか
主なところでは、上記が、売り上げを伸ばせる商品詳細ページを作るためのチェックリストになります。
グループごとに、細かく解説していきます。
商品画像
商品画像は、多いに越したことはありません。
しかし、圧縮などはしっかりして、軽量化を図ってください。
特に、スマホでの購入が少ない場合、これが、原因になっているかもしれません。しっかりと、商品写真の圧縮をかけてください。
また、商品画像は、複数枚、角度をさまざまいれてください。
メルカリなどのフリマですら、売れている人は、複数枚あげています。
ちなみに、商品画像を魅力的に見せる方法として、白抜きした背景に商品画像のみをいれるという方法もあります。
くっきり見えるので、とても見栄えがいいですよ!
商品タイトルに、SEO用のキーワードが入っているか
意外と、これがない商品詳細ページ、多いのです。
たとえば、懐中電灯の商品詳細ページの場合、商品タイトルには、SEO対策用に、付加価値をつけるキーワードを入れましょう。
- メーカー名 懐中電灯
- サイズ 懐中電灯
- 100円 懐中電灯
などでもいいかもしれません。
意外と、こういうコピーライティングがないケースも多いのが事実。
商品タイトルは、SEOを意識するとぐんと、アクセス数を増やしてくれます。
クーポン レビュー 動画 機能
この辺は、ECサイトの機能にも依存しますが、かなり重要です。
ポイントなども、クーポンと同じように、ユーザーメリットなので、大きく見せられるように表示していきましょう。
これらは、原則、ユーザーメリットになる部分なので、利用できるなら、しっかりと利用していきましょう。
クチコミがないから、レビューを非表示にするケースはあってもいいですが、キャンペーンなどで、レビューは増やしていくようにしましょう。
最近では、商品紹介に、動画!というケースも増えています。
特にECの場合、利用シーンの説明や、サイズの説明に、動画はとても扱いやすいです。マニュアルとして、動画をおいておくのでもいいくらいです。
商品とカテゴリーが一致しているか
これも、実は、意外とできていないケースが多いです。
たとえば、食品の下に、食べ物ではない商品を置くのは、やめましょう。
Googleなどは、こういったミスマッチを嫌がります。
SEO対策上、効果を落とすものなので、カテゴリーと商品詳細ページのマッチングはしっかりとやっておくべきです。
商品説明文
1行程度で終わっている商品説明文もあります。
しかし、それでは、魅力が伝わりません。
しっかりと書きましょう。
その際、文言が箇条書きになっているか?というのは1つのチェックポイント。長い文章でだらだら書いても読みにくいので、箇条書きで書くようにしていくといいでしょう。
- 利用者にとって、メリットが何か?
- どんなときに、使いやすいか。
そういった部分を箇条書きで書くと、わかりやすくなりますよ!
まとめ 商品詳細ページ 見直し は SEO対策につながる!
商品詳細ページのチェックリスト、いかがでしたでしょうか。
意外と、ECサイトだと、面倒がって書かないことも多いと思います。
しかし、商品詳細ページのコンテンツを充実化させないと、ロスが大きいです。
そもそも、SEO対策にもつながりにくいですし、サイト自体の売り上げにもかかわってきます。
ECサイトの担当になったら、まず、この商品詳細ページの充実化を進めてみましょう。