コロナの影響もあり、2020年はオンラインミーティング全盛でしたね。最近では、オンライン会議が減った!という声も聞いていましたが、引き続き、増加傾向にあるかと思います。
web会議をしていると、面倒なのが議事録です。普通の会議だと、議事録もとりやすかったりしますが、意外と、web会議だととりにくかったりしますよね。
そこで業務効率化のために、音声議事録システムを活用してみませんか?
今回ご紹介するユーザーローカル 音声議事録システムは、Googleクロームを活用すれば、無料で使えるスグレものツールです。
ユーザーローカル 音声議事録システムとは
ユーザーローカル 音声議事録システム 公式ホームページ
https://voice-dashboard.userlocal.jp/
2020年9月15日に、この音声議事録システムは、ユーザーローカル社によって、サービスリリースされました。音声議事録システム 公式ホームページにも書いてあるとおり、利用は、Google chrome経由に限られますが、無料は、とてもすばらしいです!
なお、この音声議事録システムは、Web会議の議事録を自動で作成する機能だけではなく、発言者の感情を分析してくれたり、会議の中での頻出キーワードをまとめたりすることも可能になっています。
基本、PCについているスピーカーでの会話ではなく、イヤホン着用での利用が推奨されています。音声がおかしくなるからでしょうね。
そして、この議事録で作成したデータについては、当然ですが、このサービス以外の目的に使用しない!ということを、ユーザーローカル社はうたっています。
ちなみにこのようなプレスリリースも掲載されています。
株式会社ユーザーローカルは、「ユーザーローカル音声議事録サービス」を無料で提供開始した。オンライン会議の各参加者の発言を音声認識で自動的にテキスト化してくれるもので、複数人であっても発言者の判別が可能。発言をリアルタイムで解析し、単語の利用頻度や感情などが可視化できるのも特徴だ。対応するブラウザーは、Google Chromeのみ。
引用:INTERNET Watch
オンライン会議の発言を音声認識で可視化する無料サービス、ユーザーローカルが提供開始
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1278982.html
ユーザーローカル 音声議事録システム 機能
音声議事録システム 機能 を 箇条書きで、まとめていくと
- 音声認識
- 会議内容テキスト化
- 発言者の感情をテキストマイニング分析
- 頻出キーワードのクラウド化
- グラフでの可視化
- ネガティブ・ポジティブを判定
といったことができるようになっています。
これが便利ですよね。
web会議だと、この熱量が伝わらないケースが多いので、数値化できると、非常にありがたいものだと感じるケースが多いですよね。
ユーザーローカル 音声議事録システム 精度は?
実際、どのくらい、自動化がうまくいくのでしょうか。
以下のブログを見ると、結構快適そうですね。
参考)「ユーザーローカル音声議事録サービス」を試す会に参加しました!
https://note.com/hiyoko_wlb_0607/n/n97c24c29fff5
音声議事録システム twitter クチコミ状況
音声議事録システムのtwitterでのクチコミ状況もリサーチしてみました。
意外と多くはなかったですね。
ユーザーローカル音声議事録サービスで培った「テキストマイニング」と「感情認識AI」技術を活用してるこのシステム、感情の可視化やワードクラウド画像の表示なども重面白そう。
Chromeから無料で利用可能。
雑談配信に使ってみたいぴょん!https://t.co/fVafWrZgAe— ドコカノうさぎ?VIVEアンバサダー&VR開発系アイドルVTuber (@patsupyon) September 26, 2020
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しかし、音声認識って、どんな技術なんでしょうか。
音声認識とは
音声認識の技術について、考えて見ましょう。
音声をテキスト化するには、音声を認識しないといけません。
音声は音波などで、計測でき、AIによって、その音波を分析・解析します。
そして、その結果、何を言っているか、テキスト化できるわけです。
それゆえ、AIが優れていないと、そもそも、テキスト化できません。
特に同じ音で別の意味を持つ日本語は、意外と難しいんですよね。
それを可能にしているのが、前後の文脈とのマッチングになっています。
web会議 議事録自動作成 メリット
当然ですが、web会議の議事録を自動で作成できると、メリットが出てきます。
- 業務効率化
- クリエイティブ業務へのリソース投下
- スピードアップ
- 英語など多言語でも議事録ができる
というメリットです。
商社、貿易会社などの場合、意外と、最後のメリットが大きいかもですね。日本語以外の言語でも、自動化できるので、へんてこ翻訳をしなくてもよくなるケースが出てきますね。もちろん、業務効率化に直結しますし。