不動産VR内覧サービスを展開するスタイルポート、みずほ銀行等から総額4億円の資金調達

不動産VR内覧サービス「ROOV®︎」を展開する株式会社スタイルポートはみずほキャピタル株式会社、グリーベンチャーズ株式会社を引受先とした第三者割当増資に加え、株式会社みずほ銀行、株式会社りそな銀行、株式会社日本政策金融公庫からの融資を合わせ、総額4.1億円の資金調達を実施。

この株式会社スタイルポートの資金調達は、サービスを大規模供給できる体制の構築、3DCGデータ自動生成技術の研究開発、独自エンジンのバージョンアップによるさらなる画質改善と操作性の向上を目的としたもの。

2015年はスマホで不動産物件情報収集が当たり前に

日本の不動産業界のIT資本投入はアメリカのわずかに10%程度。日本の不動産業界でも効率化と労働生産性の向上のためのテクノロジー活用は必要不可欠です。
不動産購入者が必要な物件情報としては、間取図と各部屋内の写真が重要です。インターネットでの情報収集において、平成23年では12.7%だったスマートフォンの利用は平成27年には84.6%に急上昇。そんな中で、不動産 VR内覧サービス「ROOV®︎」の登場となっています。

不動産 VR内覧サービス「ROOV®︎」とは

新築マンションのバーチャルモデルルームとして利用が可能
”未竣工新築マンション” での活用が可能!
スマホで見れるほどに軽い!!

また、室内全室を自由に動き回れるウォークスルー、インテリアサンプル、家具配置シミュレーター、室内採寸、カラーサンプルの切り替え、設備確認等、デジタルコンテンツならではの住宅購買検討に必要な機能を搭載

ROOV® サンプル①(ポータル版)
https://roov.space/houses/679

ROOV® サンプル②(モデルルーム版)
https://roov.space/houses/480

アメリカのVRサービスmatterportとの違いは?

「ROOV®︎」はまだできていないものをシミュレーションで作れるのが最大の特徴です。matterportの場合、できているものを360度カメラで撮影するというステップが必要となりますから。ですが、そもそも、新築マンション作るときにはモデルルームがあるので、この機能については不要なのではないかと想定されます。

むしろ、インテリアのサンプルや、家具配置のシミュレーションのほうが、消費者目線ですよね。想像力をかきたてられるサービスの展開で販売を促進できそうですよね。

matterportについてはこちら
https://vr-3d.space/show/

参照記事 PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000031224.html