2019年12月は、12月初~中旬にかけて、Googleの検索結果で順位が大きく動きました。
BERT(バート)アップデートが日本語に対応した影響といわれています。
2019年12月のSEO変動については、こちら
ちなみにBERT(バート)アップデートについては、過去にこちらで解説しています。
さて、2020年1月のSEO変動はどうだったのでしょうか?
結論は、BERT(バート)アップデート後でも、容赦なく!?今度は、Googleさんが検索のコアアルゴリズムのアップデートをしてきました。
その結果、2020年1月の検索順位は、どのように結果、変わったのでしょうか?
検索順位の変動は、どんなカテゴリーのサイトで起きていたのでしょうか。
コアアルゴリズムのアップデートでも、2020年1月のSEO変動は、かなり大きかったようです。キーワードによっては、結構影響が出たみたいですよ。
2020年1月のGoogle検索結果の順位の変化を解説してみた。
2020年1月は、
2020年1月8日前後
2020年1月15日前後
2020年1月17日前後
で、Googleの検索結果の順位が変動していた模様です。
以下は、SEO変動の大きさを示す変動率です。
参考 SEMrush(エスイーエムラッシュ)
過去30日間のSEOボラティリティ
https://www.semrush.com/sensor/?category=&db=JP
検索結果の順位で表示順が変わったジャンルとしては、
健康と医学
就職、転職
美容、ファッション
IT総合
財務、金融、法律
でした。
ちなみに2019年12月に大きく検索結果の順位が変わった
カテゴリーは、以下のカテゴリーのwebサイトになります。
企業間取引(BtoB)
就職、転職
美容、ファッション
暮らし
結婚・恋愛
よく見てください。
就職、転職
美容、ファッション
の2ジャンルは、連月です。
前回ご紹介した、YMYL系のキーワードでSEO的に大きく順位変動しています。
再度解説しておくと、YMYLとは、お金、人生系キーワードです。
YMYL系のwebサイトは、続いているので、なかなかSEOに対して、力を割きにくい状態にあると考えられます。
ただ、就職、転職のキーワードにおいては、新卒シーズンというのもあるとは思いますので、そこも考慮にいれていかないといけないかと思います。
以前にも書いたように、Googleさんも、シーズンを意識して、アルゴリズムを動かしていそうですから。
2020年1月のGoogleコアアルゴリズムアップデートについて
コアアルゴリズムアップデートは、Googleの検索アルゴリズムのベース部分の大幅な見直しが行われて、そのプログラムが更新されることです。
ちなみに、Googleのアルゴリズム変更で勘違いされやすいのですが、
検索アルゴリズムの小規模更新は毎日行われます
そして、
コアアルゴリズムアップデートは年に数回(2~4回程度)
といわれています。
たとえば、2019年は、以下のような感じだったようです。
2019年3月・6月・9月のコアアップデート
引用:モバイル時代のSEO情報ブログ
https://www.web-planners.net/blog/archives/000346.html
ちなみに、今回のコアアルゴリズムアップデート。Googleによる事前告知のアナウンスがあったのです。
以下は、Google公式のTwitterでつぶやかれていたものです
The January 2020 Core Update is now live and will be rolling out to our various data centers over the coming days.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) January 13, 2020
なお、コアアルゴリズムのアップデートによって、順位は、数日動き続けます。
以下の記事でも記載されています。
ただ、コアアップデートが完全にロールアウトするまで数日かかり、その間WEBページは激しい上下動を繰り返す傾向にあります。
引用:EmmaTools
【超速報】GoogleのSeptember 2019 Core Update最新情報まとめ
https://emma.tools/magazine/september-2019-core-update/
さらにいうと、今回のコアアルゴリズムのアップデートは、すぐに結果が全部出るものではなさそうです。
January 2020 コア アップデートの展開は完了したとのことです。
ただし検索に完全に反映されるまでには 2 週間くらいかかるかもしれません。
引用:海外SEO情報ブログ
【January 2020 Core Update】Google、2020年1回目のコアアップデートを実施
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-rolls-out-january-2020-core-update/
ただ、コアアルゴリズムのアップデートによって、検索結果の順位が落ちても、落胆しないでください。一喜一憂せず、ホームページ、ブログを運用することです。
検索品質評価ガイドラインを確認し、自分のホームページやブログが「有益なコンテンツを持つwebサイト」であるかを考え直す機会ととらえてください。
2020年1月のSEO対策:コンテンツ、タイトルのリライトを。
一気に、検索結果の順位が下がるという事象が多発しているのが、2020年1月現在のSEOの状況です。
SEOでの集客をしているアフィリエイトサイトの運用者などは、結構ドキドキでしょうね。正直。
とはいえ、ここは、原点に帰って。
いいコンテンツを提供できているかを見直すべきです。
SEO対策として、いいコンテンツを作れているかを再度見直し、キーワードなどを再度検討する必要があるかと思います。
そのうえで、コンテンツのリライトをしてみませんか?
コアアルゴリズムアップデートにおけるコンテンツ見直しの手順として
- 順位が落ちたページを見つける
- 順位が落ちたページのコンテンツを見直す
- 順位が落ちたページの検索意図が何か?何を解決できるコンテンツかを見直す
- タイトル、そして、コンテンツ内容のリライト
まずは、リライトに着手をしていくのがよいと思います。
ここ1年で、良質なページを増やす方法の鍵として、権威性の重要度は増してきています。サイトとして、関連ページを多く持っているか?なども重要ですが、同時に、コンテンツ内での引用や、エビデンスを多く持っているかは、とても大切なSEOの要素をなっています。
コンテンツの正確性という意味でのユーザビリティはとっても大事です。
以下は、Googleがまとめた検索品質評価ガイドラインです。
Googleの検索品質評価ガイドライン
https://webmasters.googleblog.com/2015/11/updating-our-search-quality-rating.html
テクニカルにクローラビリティを意識したコーディングも重要ですが、それよりも、そもそも、そのコンテンツが、人から信頼されるwebサイトになっているか。
ここを意識していかないと、Googleの検索結果での上位表示はなかなか目指せません。
SEO対策で上位表示を目指しているなら、まずは、リライトで、コンテンツもアップデートしていきましょう!
まとめ:2020年1月 コアアルゴリズムアップデート対策にリライトを。
2020年1月、Googleは、コアアルゴリズムアップデートをしました。
その結果、Googleの検索結果の順位は、大きく変動。
月間で、3回も大きく変動しています。
Google検索結果の順位変動で、1度は、ブレ幅が、9を超えているんです。
2020年1月15日前後のコアアルゴリズムのアップデートによるものです。
検索キーワードのカテゴリとしては、以下のジャンルのホームページで検索順位における影響が出ています。
健康と医学
就職、転職
美容、ファッション
IT総合
財務、金融、法律
特に、12月から
就職、転職
美容、ファッション
は連続でした。
今回は、見直し+コンテンツのリライト!というSEO対策の方法を解説しました。
どのページが落ちたか。
情報の更新をしていくことで、そのページの権威性、正確性を高めていきましょう。
人に役立つホームページ、ブログのコンテンツを作っていきましょう。
2020年も、SEOの記事を引き続き解説していきます!!
2019年1月のSEO変動としては、Googleのおしごと検索導入でしたね。