2019年9月は、Googleの検索順位変動が本当に多くありました。2019年9月13日前後、2019年9月17日前後、2019年9月26日前後の変動と、本当にたくさんの順位変動がありました。
なかでも、2019年9月26日前後において、変動のボラティリティがとても大きく、通常大きく動いても、5~6の数値がなんと、9という数字をたたき出していました。
これは、コアアルゴリズムのアップデートによる影響だったとのこと。
詳しくは以前の記事を見てください。
10月に入って、GoogleのSEO変動はどんな状況でしょうか。
先に答えを書くと、実は、3日の変動後は、17日ごろまでは安定していたのですが、その後、20日にまた、少し、SEO変動が起きていました。
ちなみに、2019年6月に発生した検索ロジックのコアアルゴリズムの変更は以下をご参照ください。
Googleさんもお忙しいですよね。
2019年10月のGoogle検索結果の動き
今回は、
- 2019年10月3日前後
- 2019年10月17日前後
- 2019年10月20日前後
で順位変動していた模様です。
以下は、SEO変動の大きさを示す変動率です。
参考 SEMrush(エスイーエムラッシュ)
過去30日間のSEOボラティリティ
https://www.semrush.com/sensor/?category=&db=JP
ただ、いずれも、ボラティリティは5前後なので、9月末ごろの検索順位変動に比べると、非常に落ち着いている様子です。
検索結果の順位で表示順が変わったジャンルとしては、
- 健康系キーワード
- 就職・転職系キーワード
- 食品、グルメ系キーワード
でした。
ただし、この2ジャンルも、そんなに大きな順位変動があったわけではありません。
2019年10月のSEO対策:構造化マークアップとchrome対策
Googleが、構造化マークアップについて、どんどん、コンテンツを強化しています。
Q&Aページのリッチリザルトは2019年5月18日から開始されました。
リッチリザルトについての詳細は以下の記事を参照ください。
そして、サーチコンソールでも、構造化マークアップの欄は拡大されてきていて、パンくずリストだけではなく、ロゴや求人情報など、記載情報が、どんどん増えてきています。
それゆえ、SEO対策としては、パンクズリストの構造化マークアップを進めていくと、内部対策としても効果があがっていくのではないでしょうか。
また、構造化マークアップと同時に、https対応がきちんとされているかを対応していきましょう。Googleクロームで、あがっているhttpとhttpsの混合コンテンツへのペナルティが恐ろしいので、早めの対応が肝心です。
そういえば、2019年10月のSEO変動で気になった話があります。
今回の順位変動は、Googleの検索アルゴリズム変更によるものだと思われるのですが、
数日間で、検索結果の順位上、上がり下がりがすごく出ていたようです。
特に、ドメインパワーが強くて、検索結果の上位にあったホームページ、webサイトが影響を受けていたのではないか?
という話もありました。
以下、参考となるTWITTERです!
Googleの変動が、また話題になっています。今回は「ドメインパワーが検索順位に与える影響が落ちてきている!?」という声がありました。
・クレジットカードの読み物さん
・ノマド的節約術さんドメインパワーはSEO対策用語で、被リンクやドメイン年齢などで算出されています。 https://t.co/fBKNq3rLOI
— 北野 啓太郎@フリーランスライター (@KeitaroKitano) October 20, 2019
まとめ:2019年10月 検索順位変動は落ち着いている
2019年10月のSEO変動は、かなり落ち着いています。
検索キーワードカテゴリとしては、
- 健康
- お仕事
- グルメ
キーワードで順位変動があるものの、そこまで大きな動きではないです。
そこで、今回は、構造化マークアップを進めることを推奨しました。
ただ、今のうちに、各ページのリライトなども、どんどん着手していってください。
また、Google Cromeにおいて、2019年10月3日に、「混合コンテンツ(Mixed Content)」のデフォルトブロックについてのリリースがされています。
Googleにブロックされる前にwebサイトへすべき対応と方法
その観点でも、今のうちにできるhttps対策をしながら、しっかりと、前向きなSEO対策を取り組んでいきましょう。
引き続き、2019年10月もSEOの変動についてのニュースがありましたらお伝えしていきます!!