テレビやネットなどのメディアで、ここ数年話題になっているノーショー(No show)問題。正直、なぜ、そんなに、無断キャンセルが出ているのか、不思議なくらいの話です。自分がやられたら、、、と置きかえると、その痛みはわかると思うのですが。
そんなノーショー(No show)問題に関しての気になるデータが出ていたので、今回は、それをご紹介します。
株式会社TableCheckが行った2019年版の飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査のデータです。
2019年版の飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査
レストランテックの事業を行っている株式会社TableCheck(本社:東京都中央区)が発表した調査が、2019年版の飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査のデータです。
ちなみに、株式会社TableCheck(テーブルチェック)は、手ぶらで会計TableCheck Payなどのサービスや、予約管理システムをレストランに提供している会社さんです。
2019年版の飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査は、20~60代の男女1,112名を対象に行われたそうです。2019年版の飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査は、2019年11月22日に発表されたものです。
2019年版の飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査の概要としては、以下の通りです。
- 調査方法は、インターネット調査
- 調査期間は2019年11月16日~17日
※テーブルチェック調べのデータとなります。
飲食店の無断キャンセル理由のランキング
飲食店を無断でキャンセルした理由、その順位は?というと・・・
- 場所確保のためにとりあえず予約 34%
- 人気店だから、とりあえず予約 33%
- 予約したことを忘れていた 30%
- 予定自体がキャンセルになった 25%
- 天気が悪くて 21%
- 体調不良 14%
- 食べたいものが変った 14%
- レストランに連絡する時間がなかった 8%
- 電話がレストランにつながらなかった 8%
という結果だったそうです。
上位2つは、マナーの問題ですね。それで無断キャンセルなんですから。
無断キャンセルをしたときのレストランの予約方法
無断キャンセル時に利用していた飲食店への予約方法は何が多かったのでしょうか。
- グルメサイト経由の予約 51%
- お店の公式サイト 38%
- SNS 33%
- 電話 33%
- GoogleMYビジネス 25%
GoogleMYビジネスというのがランクインしたのは驚きましたけど、それ以上に、食べログやホットペッパー、公式サイトからの予約といったネットを活用したときの予約で、無断キャンセルが多いんですよね。
とりあえず・・・の人だからでしょうか。
年代別のレストラン予約方法
気になったので、マーケティングデータとしても価値があると思い、まとめてみました!!
20代のレストラン予約方法!
1位 ポケットコンシェルジュ
使っている人 多いんですよね。ポケコン
https://pocket-concierge.jp/ja/
2位 予約代行
3位 Ozmall(オズモール)
30代は、レストランをこんな手段で予約します!
1位 いろんなグルメサイト
2位 ポケットコンシェルジュ
3位 一休レストラン
高級レストラン予約サイトがやっとですね。
https://restaurant.ikyu.com/
40代になると、こんな予約方法です!
1位 いろんなグルメサイト
2位 お店の公式サイト
3位 お店で直接
年代で、まったく違うんですよね。
食べログが強いかと思いましたが、ホットペッパーの方がシェアは大きかったですね。ぐるなびは利用者が減っているかんじですね。
オズモールが強いという印象も受けましたが、ポケットコンシェルジュが何と言っても強かったですね。
ちなみに、電話予約もシェアは大きいです。
全体的には、予約の方法としては、
- 電話予約
- ホットペッパー
- 食べログ
- ぐるなび
- お店の公式サイト
というかんじですね。
いずれにしても、ネット予約の弊害は大きいなと感じています。
まとめ:ネット予約が悪だが、改善の救いでもあると思っています
レストランのネット予約が、少しずつ増えてきている状況が、以前続いています。電話が少しずつ減ってきているそうです。
ただ、結果的に、ノーショー(No show)が増えていては意味はありません。
電話が簡単で確実だから、電話を使うそうですが、より、ネットが簡易的になれば、この状況は、どんどん変っていくことでしょう。
ノーショー(No show)問題を解決するのは、ネット予約が、本当に中心になったとき、それによって、キャンセル料をとれるようになったときです。
ノーショー(No show)による被害を抑えることができるようになります。
ノーショー(No show)による被害は、年間で、全体で、2,000億円ともいわれています。これが、半分になるだけでも大きいです。
食べ物も粗末になりません。
そもそも、自分ごと化が大切ですが、システムでも、キャンセル料金をとれるようにすることで、ノーショー(No show)を減らしていけるような世の中にしていきたいですよね。そのために、より、レストランテックは、進歩が必要ですし、レストランのスタッフもITリテラシーが上がってくるといいなと思っています。
今回の調査をしていた
株式会社TableCheckさんのコーポレートサイト
https://corp.tablecheck.com/
出典:PRTIMES
無断キャンセル理由トップは「とりあえず予約」。20~30代のグルメサイト予約、高い無断キャンセル率
【2019年版】第3回「飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000023564.html
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