「+メッセージ」(プラスメッセージ)サービス開始。LINEに勝てるか?

スマホの通信サービス、広告系サービスで新たなサービスで、auが、ドコモ、ソフトバンクに先駆けて、2019年5月23日から法人向けのサービスを開始しました。みなさん、ご存知ですか?

「+メッセージ」(プラスメッセージ)というサービス名のサービスです。

3キャリアが共同して作ったスマホの通信サービスなんですが、今後の展開も気になりますね。でも、まずは、どんなサービスかを紹介していきます!!

「+メッセージ」(プラスメッセージ)とは

簡単に説明すると、SMS(ショートメッセージサービス)の進化版。文字数制限が大きくなり、画像なども送信できるようになりました。

ドコモ、au 、ソフトバンクのユーザー同士で電話番号を宛先にして、文字、スタンプ、写真、動画を送受信できるサービス。

  • 送信可能文字数は最大全角2,730文字(8MB)
  • 写真や動画は100MBまで送信可能

もともと、iPhone、iPad向けに提供していたアプリのサービスだったんですが、Androidでもできるようになったんです。

つまり、基本的には、「+メッセージ」(プラスメッセージ)のアプリをダウンロードして利用する必要があります。

「+メッセージ」(プラスメッセージ)ダウンロードは以下のURLから。

「+メッセージ」(プラスメッセージ) Apple store公式
https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/id1358576433?mt=8

「+メッセージ」(プラスメッセージ) Google PLAY公式
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.softbank.mb.plusmessage&hl=ja

「+メッセージ」(プラスメッセージ)の料金は?

SMSは、1通数円とられていましたが、「+メッセージ」(プラスメッセージ)の場合は、パケット通信になるので、1通いくら、という課金はありません。

wifi環境で使えば、無料です!

月額料金も無料のオプションサービスになります。

「+メッセージ」(プラスメッセージ)各キャリアの紹介

まずは、ドコモの「+メッセージ」(プラスメッセージ)紹介ページ

https://www.nttdocomo.co.jp/service/plus_message/

続いて、auの「+メッセージ」(プラスメッセージ)紹介ページ

https://www.au.com/mobile/service/plus-message/

最後に、ソフトバンクの「+メッセージ」(プラスメッセージ)紹介ページ

https://www.softbank.jp/mobile/service/plus-message/

ちなみに、格安スマホだと、使えるのでしょうか?調べてみました。

マイネオ 「+メッセージ」(プラスメッセージ)利用は?

以下の書き込みを見る限り、ドコモ回線だと、spモード契約が必要になるので、マイネオのドコモプランは、「+メッセージ」(プラスメッセージ)が利用できないようです。

というよりも、auプランでも、使えないようですね。

結論としては、mineoのサポートを待つしかないでしょうね。
国際標準なので、キャリアだけに囲い込まなくても良いのに。
開始時に誰でも使えないと、便利だと認知してもらえないですよね。

https://king.mineo.jp/my/cbd2579241010601/reports/35280

ワイモバイルなら、「+メッセージ」(プラスメッセージ)使える?

残念です。使えません。

同じソフトバンクグループでも、ワイモバイルでも、「+メッセージ」(プラスメッセージ)は利用することができないようです。

ワイモバイルでは「+メッセージ」は利用可能かどうか?

MVNOで +メッセージ は利用できる?

2019年4月時点では、大手3キャリアの通信サービスを利用している場合のみしか、+メッセージ の利用はできない状況です。

MVNOやサブブランドのUQ mobile、楽天モバイルなども対象外となっています。また、海外のスマホとの通信はできません。

MVNOのスマホ端末では、しばらく、+メッセージの活用は難しそうですね。

「+メッセージ」(プラスメッセージ)のメリットは?

電話番号がわかれば、LINEのようにやりとりができるところです。

基本的に、インターフェース(画面デザイン)は同じようなかんじです。

複数人で同時にやりとりできます。

スタンプもあって、LINEのように送れます。

ちなみに、企業ユース、ビジネスユースでも、ほぼLINEと同じことができます。

公式アカウントを提供している認証済み企業であれば、APIを通じたメッセージ配信や、各種サービスの提供などができます。

この企業からのメッセージ配信サービスは、2019年9月~だそうです。

ちなみに、各キャリアが提供しているサービスなので、「+メッセージ」(プラスメッセージ)は、本人認証が必要な契約内容の確認や変更といった手続きもできるようになります。つまり、解約などの手続きも、こ「+メッセージ」(プラスメッセージ)でできるわけです。

「+メッセージ」(プラスメッセージ)と同じ規格(RCSという規格)の海外で出ている似たようなサービスの動画です。ファストフードのサブウェイの動画です。

この法人顧客向けに「+メッセージ」の公式アカウントの提供を、auは、2019年5月23日から開始しました。ドコモ、ソフトバンクは、2019年8、9月ごろの予定だそうです。

+メッセージ(プラスメッセージ)とSMSの違い

大きな違いは、

  • 「+メッセージ」(プラスメッセージ)は送信できるデータ量が多い
  • 「+メッセージ」(プラスメッセージ)は、パケット通信
  • 「+メッセージ」(プラスメッセージ)はアプリをもっていないとできない

もとい、パケット通信なので、WiFi環境での通信であれば、通信料金は発生せず、無料で利用できます。

「+メッセージ」(プラスメッセージ)のアンドロイド版だけは、アプリを持っていない相手にも、SMSあるいは、MMSとしては、メッセージが送れます。

AIRPOST エアポスト プラスメッセージ 銀行振替が簡単に!

2020年6月30日に、AIRPOST エアポスト というサービスがリリースされました。

AIRPOST エアポスト 公式サイト
https://airpost.toppan-f.co.jp/service/

このAIRPOST エアポスト というサービスは、住所変更・口座振替といった銀行の各種手続きサービスを、プラスメッセージを活用して、簡易化するサービスです。

口座振替 申し込み が カンタン になる!というのが売りになっています。

従来だと、サブスクなどの定額月額課金が、クレジットカードをメインとしていましたが、銀行振替でもできるようになるわけですね。

もちろん、そのほかにも、

  • 住所変更
  • 名義変更

などの手続きも、簡単にできます!

AIRPOST エアポスト は、トッパン・フォームズが提供しているサービスですが、

まずは、三菱UFJ銀行、武蔵野銀行が対応しています!

そして、2020年9月以降提供開始予定で、JCB。

2020年12月以降開始予定で

  • 第一フロンティア生命保険
  • 東京海上日動火災保険
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

そして、2021年3月以降の開始で、

  • あいおいニッセイ同和損害保険
  • アフラック生命保険
  • 静岡銀行
  • 損害保険ジャパン
  • SOMPOひまわり生命保険
  • 第一生命保険
  • 大東建託
  • 東京海上日動あんしん生命保険
  • ネオファースト生命保険
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ信託銀行
  • メディケア生命保険
  • ゆうちょ銀行
  • ユーシーカード

という対応予定だそうです!

本人確認には、Liquidが提供するオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を活用することで、セキュリティを担保する仕組みになっています!

プラスメッセージ 利用者 2000万人突破

2020年11月10日、プラスメッセージは、利用者数が2,000万人を突破したそうです!

参考)「+メッセージ」利用者が2000万人を突破
https://japanese.engadget.com/plusmessage-043017866.html

2020年11月10日~2020年12月13日にキャンペーンも開催されています。

たとえば、docomo
https://service.smt.docomo.ne.jp/msg/plus_message/cmp2011/index.html

こういうのって、すごいですよね。

LINEはちなみに、国内で、約8,500万ユーザーだそうです。

まだまだ、LINEには追いついていませんが、ユーザー数は着実に増えていっていますね。

楽天モバイル プラスメッセージ 使える?

4つめのキャリア、楽天モバイル。

楽天モバイルでは、プラスメッセージ 使えるのでしょうか?

答えは、楽天モバイルのQ&Aにありました。

+メッセージ(プラスメッセージ)のご利用はいただけません。
あらかじめご了承ください。

引用 楽天モバイル +メッセージ(プラスメッセージ)の利用はできますか?
https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001137/

これは、2020年11月10日現在の回答でした。

考察:「+メッセージ」(プラスメッセージ)がLINEに勝つには?

「+メッセージ」(プラスメッセージ)サービスは、ほぼLINEと同じなのですが、唯一の強みは、LINEにはない、電話番号で、勝手に送れることです。

言い方を変えれば、LINEのようにお友達追加などが不要で、電話番号をキーに、いろいろな情報を送れるわけです。

企業・ビジネスでの利用で考えると、効果的かもしれませんね。

特に、採用市場です。LINEのお友達追加、してください!みたいな戦略を展開している新卒採用市場。

この「+メッセージ」(プラスメッセージ)サービスなら、そのオペレーションは不要なんです。ただし、公式企業認証は、「+メッセージ」(プラスメッセージ)に対して、必要にはなりますが。

あとは、このメッセージ送信の料金次第ですね。少なくとも、LINE@並に安くしないと、市場では勝てないですよね。

参考:株式会社アクリート
「+メッセージ」配信サービス開始のお知らせ
https://www.accrete-inc.com/news/20190523-2.html

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