AIで自動収集「宮崎県都城市イベント情報集約サイト」

2019年2月1日

AI(人工知能)はどんな普及をしていくのでしょうか。いろいろな部分で使用が進んでいますよね。特に業務の効率化においては、2018年、大きく進歩しています。さらにその中でも、プロモーション領域でのデジタルなアドテクニックな部分では、非常に進んでいる、普及が始まっています。

今回ご紹介する宮崎県の都城市のイベント情報集約サイトは、まさに、そのAIを活用した先進的な事例で、内閣府の先進事例としてピックアップされています。

都城市イベント情報集約サイトは自動でイベント情報を収集する

宮崎県都城市が共同で運営する「都城市イベント情報集約サイト」が、内閣府「公共サービスイノベーション・プラットフォーム in 九州・沖縄」の行政業務改革におけるAI・ICT等活用の先進事例として紹介されました。

都城市イベント情報集約サイトは、インターネット上にあるイベント情報をAI(人工知能)を活用した自動収集プログラムで情報コンテンツを集めてきて、ホームページで一元化するという流れで作られたwebサイトです。経費は6万円/月というので作られたものらしく、ここはナマナマしいですが、いいかんじにできたホームページにはなっています(おしゃれなホームページではないですが)

都城市イベント情報集約サイト
http://miyakonojo.site/

都城市イベント情報集約サイトが先進事例として扱われるポイント

人力では難しい「イベント情報の収集・整理」を、AIを活用することで実現したことが先進事例になるのですが、それによる効果は以下になるようです。

  • 地域経済の活性
  • 観光力強化
  • イベントの集客向上
  • イベントの質向上
  • 市のホームページへのイベント情報登録作業の効率化

先進性のより詳細な情報は、内閣府「公共サービスイノベーション・プラットフォーム」のホームページにて閲覧可能。

内閣府「公共サービスイノベーション・プラットフォーム」ホームページ
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/innovation/index.html

都城観光協会 : 都城イベント情報集約サイトのご案内
http://miyakonojo.tv/kanko/event/12236

考察:公的機関だからすること、民間委託でもいいことの差別化

市のイベントを市が告知するのは当然ですが、税金で、市役所の方は動いているので、無駄なことはして欲しくないのが人情です。

今回の都城イベント情報集約サイトは、そういった意味では、効率化につながるので、よいAIの活用だと思います。

ただ、一方で、民間のサイトに任せてもいいのではないか?という考え方もあります。そもそもユーザーへのリーチ力もあり、露出力もあり、開発力もある民間企業のポータルサイトはたくさんあります。地場の企業になければ、地場の企業の育成として、投資をして、そういうポータルサイトを作っているのも1つの手ではないかと思います。雇用を生み出すことは、大事な公的機関の仕事でもありますし。

今回この技術を提供している会社は東京の会社なので、正直、地場の会社でできたほうがよかったなとは思います。効率化は大事ですし、AIによって、事例を作るのは大切ですが、本格的な稼動においては、地場の企業との密接な関係の方が良い気がします。もちろん、癒着などがあってはいけませんが。

ただ、良くも悪くも、都城市イベント情報集約サイトは、UI的には、まだまだです。また、イベント情報の直接的な登録機能もありません。そういった部分での拡充などは、地場の企業に任せてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、いわき市の観光情報サイトです。UI的には、こちらの方が使われるだろうなと思ってしまいますが。
http://kankou-iwaki.or.jp/